言葉よりも大切なもの

SNSが発達しても
人は言葉と言うものに
追いかけられ支配され
求めている

発信しないと言う選択肢もあるが
言葉と言うものは
人間だけが特別に頂いた能力なのだろう

お正月
２日連続のお雑煮が飽きてきた頃
コロナ明け４年振りに
幼少期から一緒に育ったいとこに会った

「今、
　天神さまから帰って来たところ
　もう帰らなきゃいけない」

そっと手を握り
すぐにバイバイした

４年前に会った時は
手づくりのお雛様を渡しそびれたことを思い出し
急いでハンドメイドグリーティングカードを２枚袋に入れて渡しに

旦那さんを初めて紹介された
綺麗な2人の娘さん
そして
初老の奥さまのようないとこ

私だけ時間が止まったままなのだろうか

夜洗面台でお顔のお手入れをしているといとこの笑顔の映像と感謝のメッセージが届いた

寝しなに
ぐるぐると沢山の彼女との幼少期のべったりの映像が流れ

「私の大切な大切な○○ちゃん」

私の地域は氏神様を大切にしていて、大切なことは行かなくても向こうからやって来て繋いでくれる

なんかわからないけれど
ふっと浮かぶものが
神や信仰と言うものかもしれない

真理や道徳ともなんか違う

言葉と言うものを大切にして来たけれど
言葉を超えたものが真我（しんが）でまごころだと感じたお正月

主治医に「ぷにっとしてる」と昨年言われた