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映画と小説、どちらも楽しい


2023/01/05
@ANA機内(サンフランシスコー羽田)

通っていた名画座(ギンレイホール)が閉館してしまったので、しばらくは銀幕以外で観た映画もあげていこうと思います。

ザリガニの鳴くところ/WHERE THE CRAWDADS SING

原作も読んでみたくなる度 ★★★★★

全世界1500万部のベストセラー、日本でも2021年本屋大賞翻訳小説部門1位の小説の映画化。メディアの宣伝も力を入れてましたね(アンミカさんの喋りがインパクト強め)。

沼地の風景や人間関係の描写もきれいで丁寧。
ミステリーの型がきっちり効いていて、定石の構想(よくいえばまとまっていて悪く言えば予想できちゃう)でしたが、きっちり落としてくれて私は好きなタイプ。
根底に流れるテーマも現代的で、ラストできちんと総括しています。

というふうに面白く観たのですが、ウィキってみると、評論家陣の評価はあまり高くないよう。

本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには186件のレビューがあり、批評家支持率は34%、平均点は10点満点で5.2点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「デイジー・エドガー=ジョーンズは持てる力の全てを捧げている。しかし、結局のところ、『ザリガニの鳴くところ』は原作小説を再構成して、雰囲気に不自然なところがないドラマを作り上げることができなかった。」となっている。

Wikipedia「ザリガニの鳴くところ」評価欄

小説を越えてないということなのか、映画単体としての評価なのか。
こうなると、原作も読んでみたくなりますね。

英語の勉強もかねて、原書で頑張って読んでみるかな。
原書版は、カバーも映画と合わせてますね。

映画はこちら。⇩


ブレット・トレイン/BULLET TRAIN

原作をもう一度読んでみたくなる度 ★★★★★

伊坂幸太郎『マリアビートル』がハリウッド映画化! というので話題でした。こちらは、原作を読んだのはずいぶん前、、、と思ったら2003年刊行って10年前なのね。

新幹線が舞台とあって作品もスピード感があり、かつ、伊坂作品ならではのいろいろな時と場所で起こる事柄が絡み合って、振り落とされずについていけてたかしら、私。
というわけで、原作でおさらいしてみたくなります。

アメリカからみた日本というかTOKYOのカラーがだいぶヴィヴィットに配色されていて、どこかアジアの違う国のような、時代が違うような、、、それはそれで楽しめる(かも)。


映画や本を愉しみつつ、
確定申告も進めましょうね。

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