見出し画像

第78弾「スターライト(その星は肉眼では見えない)」

ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

78曲目はこれ。スターライト(その星は肉眼では見えない)。ぼやきみたいな曲だけど、よかったら聞いてください。今日は、熱海駅前にあるラスカって商業ビルから更新しています。wi-fiがあって、ベンチがある。OK。逢初庵は山の上にあるから、最寄りもコンビニまで歩いて15分。でも、そのコンビニは夜20時には閉まるの。田舎のよいところは、夜、ものすごい夜なところ。そして、朝、ものすごい朝なところだと思う。思い切り夜を味わえる。

「スターライト(その星は肉眼では見えない)」 作詞・作曲 Keigo Sakatsume

おれは 誰に 頼れば いい
おれは 何を 信じればいい

おれは 何処に 向かえば いい
おれは 何処に 踏み出せばいい

ひとつ ひとつ 離れてる
今日も 星が 綺麗

ひとつ ひとつ 離れてる
今日も 星が 綺麗

おれは 何を 誇れば いい
おれは 何を 求めればいい

全部 嘘 かも しれないぜ
全部 夢 なのかも しれないぜ

ひとつ ひとつ 離れてる
今日も 星が 綺麗

ひとつ ひとつ 離れてる
今日も 星が 綺麗

ああ 生まれてきて 生まれてきたことを 祝いあえたら
ああ 愛されたいと思う おれは どれだけ愛せるだろう

今日も 星が 綺麗

ひとつ ひとつ 離れてる
今日も 星が 綺麗

ひとつ ひとつ 離れてる
今日も 星が 綺麗

あの星たち だなんて おれたちは 言う けれど
ひとつ ひとつは 実は 遠く 遠く 離れている

あの星も 「ひとりだな」って 泣いているの かもね
だけど 離れてみれば それは ひとりきり じゃない

一緒になって 輝いている
一緒になって 照らしている

今日も 星が 綺麗

曲ができるたびに記事を書く。この記事は、できるだけ、あなただけに向けたものでありたいと思う。みんな、とか言っているけど、みんななんて幻想。まだ会ったこともない、あなたに向けて、この記事を書く。そう思うと、無駄が消えるというか、余計な想念が消えるというか、手紙を書いているような気持ちになる。最近、あなたは、どんな調子で生きているかしら。あたしは、人と会うことが最近多かったんだけど、ひとと話すことの難しさを感じていました。人と話しててもね、話しているというよりも「聞かされている」とか「言われている」とか、そう言う風に感じることが多いの。

会話はキャッチボール。よく言われる言葉。投げて、受けて、投げて、受ける。その、繰り返し。でも、自分ばかりボールを受けてしまうことが多くて、投げたい球を投げられない。そして、いつの間にか「投げる気力すらなくなっている」みたいなこと、あなたには、あるかしら???自分ばかり話を聞かされているとか、自分のことを先入観であれこれ語られている(アドバイスをされたり、勝手にイメージを押し付けられたりする)こと、生きている限り、あたもにもきっとあるのと思う。そういうときは、疲れちゃうわよね。

たまたま連続して身の上話を聞く日々が続いて、なんだか「俺ばかり頼られても困るぜ。いったい、俺は誰に頼ればいいんだ」みたいな感じで、最近は自滅していた。あたしは単純だから、1日休めば回復する。でも、なかなか反省を活かせないから、多分、この先も似た感じの過ちを繰り返すのだと思う。それで、ひとりになったときに思うのよ。次からは、もっと早い段階で、自分の言いたいことを言おう。って。相手の話を聞くことが優しさじゃない。いや、別に優しさを最優先する必要はない。優しくしない、優しさもある。優しいとか、優しくないとか、そんなことよりも「自分は自分であり続けること」が大事なのだ、とか。そういうことを、ひとり反省会で考える。

泣き言を言う相手がいないから、あたしは文章を書いたり、音楽にしたりするのかもしれない。結局、こうして、あなたに甘えているのだと思う。書き手と、読み手って、どこか『運命共同体』みたいな気がして、いいなあと思う。作品って、一人じゃ作れない。見てくれるひとがいて、はじめて作品は完成する。数日前まで、あたし、九州にいました。お金がないからひとの家にお世話になることも多いんだけど、あたし、こういう生き方をしておきながら『気を遣いすぎて自滅する』タイプの人間だから、ある意味毎日が精神的な加圧トレーニングみたいな日々だった。自分がいちゃ迷惑かな、とか、こんなにお世話になってしまったら悪いな、とか、モロに感じたりするの。

だけど、佐賀県でお世話になったひとが「坂爪さんが佐賀に来てくれたおかげで、前から行きたいと思っていた場所に、こうして行くことができてうれしいです!」みたいなことを、言ってくれたの。それでね、そのあとに「実は、最近、元気がないというか、疲れているというか、死んだような毎日を過ごしていました。でも、坂爪さんが来てくれたおかげで、一緒にどこか行ける、それならここに行きたい!あそこにも行きたい!って、自分のなかから思いが湧き上がってきて、すごい充実した時間を過ごすことができています。それがすごいうれしくて、毎日死んでいた自分にも、まだ、やれるじゃん!って思えたんです。自分、まだ、やる気あるんじゃん!って。そう思えたことが、すごいうれしかったです」って、そんな言葉をもらったのよ。

この言葉、うれしかった。あたしにも、経験がある。外から人が来てくれたとき、普段は行かない場所にその人を案内することで、自分も知らない地元を知ったり、自分の知らない自分を知る。抽象的な言い方になるけど、一方的に与えるとか、一方的に受けるとか、多分、そんなことってないのだと思う。与えながら受け取っていて、受け取りながら与えている。だから、受け取ることを、抵抗する必要も、遠慮する必要も、ないのかもしれない。受け取ることを通じて、与えることを通じて、循環が生まれる。なんかね、熱海はなんにもない場所だから、空想ばかりが膨らむのよ。今日は、結局、人間って与えたものを受け取るようにできているのかもしれない、とか、そういうことを考えていた。なにをしても、必ず、ツケを払う瞬間がくる。心を込めてやれば、心が返ってくる。心を踏みにじれば、自分の心も踏みにじられる。

いい人に出会うと、生きていく力を得る。あたしは、幸運なことに、自分の書いたものを多くの人々に読んでもらえる環境にある。だから、行く先々で、いろいろな人々に出会う。そして「ああ、こんなに素晴らしいひとが、自分の文章を愛読してくれているのか」と、こちらが感動させられることは多い。自分は、とても恵まれている人間だと思う。ひとつや、ふたつ、嫌なことがあっただけで簡単な感謝の気持ちは吹き飛んで「お先は真っ暗だ!神も仏もありゃしねえ!」みたいな気持ちになるけど、そういうときに、自分の心を引き戻してくれるものは、素晴らしい人々との出会いだった。こんなに素晴らしいひとが自分の文章を読んでくれているのだ。だから、自分は、大丈夫だ。そんな感じで、あたしは、あたしを取り戻す。自分の嫌いなものに自分自身が振り回されて、自分の好きなものに、自分を引き戻してもらう。そんな感じの、毎日です。人間、やっぱり嫌いなものを嫌いだと言うより、好きなものに好きだと言っている時の方が、調子がいいし、気持ちいいわよね。

愛されたいと思うとき、それは「自分はどれだけ愛せているか」を問うチャンス。理解されたいと思うとき、それは「自分はどれだけ理解をしようとしているか」を問うチャンス。心もとないとき、さみしいとき、それは「身体中から愛が溢れている(by 華原朋美)」合図だと思う。誰かに愛されたいとき、それは、意外と自分の身体から愛情が溢れているときなのだと思う。そんなときこそ、大好きなあのひとに、今更だけど「あなたのことを思っています」とか「突然だけど、大好きです!」とか言っちゃうの、すごい、ありだと思う。好きなひとに、好きだと言う。そのことが、自分を引き戻す力になる。元気が欲しいとか思っていたはずの自分が、不思議なことに、元気になる。誰かを元気にすることで、誰かに『好き』を伝えることで、元気になれる自分がいる。好きなものを好きだと言うこと、それは、最大の特効薬になるのだと思う。

元気って、不思議な言葉。元気って、『元(からある)気(持ち)』なのよね。ということは、人間、最初から元気があるのよね。ただ、忘れているだけ。ただ、見失っているだけ。だから、元気って、いつも明るく楽しくいることじゃなくて、自分を取り戻している状態、落ち着いて、自然と前を向けているような状態を、元気って言うのだと思う。元気は、誰にでも、ある。これ、結構な希望だと思うのだけれど、あなたはどう思うかしら???元気があるひとと、元気がないひとがいるんじゃない。みんな、元気は、ある。ただ、それを取り戻せばいいだけ。ただ、それを思い出せばいいだけ。自分の元気を取り戻す時、それは、自分の『好き』を取り戻すときなのだと思います。あなたが元気でいてくれることを、今宵も、勝手に、祈っています。

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

6月30日(日)15時~16時@神奈川県横浜市「ごちゃまぜの家」

音楽活動開始宣言をしてから、およそ4ヶ月が経ちました。音楽初心者が、一年でどこまでいけるかを見てみたい。そのためには、本気でやる必要がある。そう思って、1日1曲を目安に音楽を作ったり、できる限り場数を踏むためにライブ活動(人前で演奏すること)も経験したいと願っています。もし、人前で演奏できる機会を設けてくださる方がいたら、ご連絡いただけたら最高にうれしいです。交通手段さえどうにかなれば、あたし、どこまでも行きます。会場も規模も問いません。ひとりでもいれば、あたし、行きます!!


バッチ来い人類!うおおおおお〜!