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【映画のパンフ 全部見せ】ポール・バーホーベン監督5作品、No.29,30,31,32,33 『トータル・リコール(1990)』『氷の微笑(1992)』『スターシップ・トゥルーパーズ(1997)』『インビジブル(2000)』『エル ELLE(2016)』
ポール・バーホーベン監督の魅力の1つ目と言えば、観てて引いてしまうほど “ブラックで生々しい” 描き方をするところでしょう(何故か男女が同じ更衣室を使ってるというのもあるが)。 例えば『ロボコップ(1987)』では、ロボット警察官を開発している会社のフロアで、2足歩行の初期型ロボットを社員にお披露目のシーンで、試しに犯人のふりをした若い社員が銃を捨てて降参しても手違いでロボットが止まらず、肉が飛び散るほど撃たれてしまいます。 これが『スターシップ・トゥルーパーズ(1997)
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【映画のパンフ 全部見せ】No.27,28 『転校生(1982)』『転校生(1982)アートシアター156号_シナリオ掲載版』
『転校生(1982)』は大林宣彦監督作品の『時をかける少女(1983)』、『さびしんぼう(1985)』と並ぶ「尾道三部作」の第1作です。 テレビドラマでは最初の『3年B組金八先生(1979)』に出演していた小林聡美の、初の映画デビュー作が今作。子役からのテレビドラマに出ていた尾美としのりにとって、今作は映画4作目で当時17歳でした。 今回は『転校生(1982)』の2冊のパンフレット(ピンク色の小さいサイズのものは2年後の再上映で発行)から、私が面白かったところを抜き出してみ