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ガチ家出した日の話

こんにちは、ぷっぷくずの片割れ
けいちゃんです。
自己紹介を見て、気になった方がいらっしゃると思うので、
一番最近のことでもあるため家出のことをお話します。

家族構成は、父母弟私の4人家族です。

昔から母は感情が昂ると手がつけられなくなります。

普通の時はとことん普通なのですが、地雷を踏むと

瞬間湯沸かし器な人で、殴る、物を投げてぶつける、暴言を吐く、つねる、爪を立てる等は小さい頃から日常茶飯事でした。

高校生までは、母が幼稚園児以下だと認識することで、日々増幅するストレスをなんとかいなしていましたが

大学進学後、母から逃げるように一人暮らしをした先で

あまりの快適さに、今までの我慢が一気に崩壊し鬱になりました。

以降は大学中退し、引きこもりを経て、幸運なことにアルバイトから正社員にしていただき、今に至ります。


そして、今回家出するきっかけになったのは

母の私の異性関係の口出しに関することです。

大学在学中にいた彼氏のことでも相当揉めましたが

結婚を意識する年齢になってからと言うもの

「デキ婚だけはやめてね」
「しょうもない男に引っかからんといてな」
「(今の彼氏)大丈夫なん?」
「占いでも出たけど、あんたほんま(妊娠)気をつけなあかんで」

などなど、釘を刺される程度なら痛くも痒くもありませんが

これを1週間になんども言われるとさすがに精神的にきます。


私が本当に誰が見てもやばい男の人と付き合ってるならまだわかるんですが

普通に長いこと真面目に社会人やってるし、人当たりもよくて優しい人のことをここまで貶すかと思いました。

しかもまだ彼に会ったことないのに…(私的にここが一番ありえない)


ある日、たまたま母が私の職場近くにきて、一緒にお昼ご飯を食べていた時

また「デキ婚だけは本当にやめてね」と言ってきました。


午後には、お客さんの対応も控えていて自分としても心を乱されるわけにはいかず、その言葉に対して感情的にならず

思っていることをそのまま伝えました。

「その心配はないよ、自分のキャリアもちゃんと考えてるし、わざわざそれを壊すようなことはしないよ」
「私は恩返ししたい人もいるから、自分のことだけを考えて既成事実作ろうなんて思わないから」

と言うと、母はあからさまに安心した表情をしました。


私はそれが凄く腹立たしかったようです。


お昼休みをなんとか耐え、定時で仕事を終えて帰り道

電車の中で昼間の母の言葉を反芻していました。

心配するところおかしくないか
てか人のこと馬鹿にしすぎじゃない?
嫌われ役やってるんかと思ったけど、嫌われすぎたら意味なくないか
既成事実作らなあかんほど追い詰められてるように見えてるんかな
もしそう見えてるならどっちかっていうとお前(母)のせい
ていうか既成事実なんて作ってる暇ないわ
なんでこんなこと言われ続けないとあかんのかわからへん
ずっと前から思ってたことだけど、お母さんてやっぱり私のこと人として認めてくれないどころか、私のこと物みたいにしか思ってないよね
帰ったら、お昼のことでお母さんのこと殴りそう

頭の中でぐるぐる考えてるうちに、

もうすぐ家の最寄り駅というところで私は泣いてました。

駅からの帰り道もずっと泣いてたところ、犬の散歩中の弟に会いました。

昼間の出来事と、電車の中で考えていたことを話すと

昔から母の暴言や暴力からお互いをかばいあってきた弟が

「家出よう、お母さんから離れよう」

と言いました。

私は最初こそ抵抗していましたが

ちょうど母が外出しており父も帰りが遅いので

これをチャンスとみた弟が、キャリーバッグ(私の)を出してきて荷造り(私の)をし始めました。

着る服や化粧品を次々入れていく弟を見て、私はだんだん目が醒めてきて

「自活できる収入もあるし、別に出て行って困ることなくね」

となった瞬間、よっしゃ家出たろとなりました。


その後は、通帳や大事な書類と仕事道具を持って、キャリーをコロコロしながらたくものお部屋に向かいました。


過去にも数時間、数日間の家出は何度かしているのですが

それらの経験から、母がたどり着きそうな連絡手段は端から断ちました。

LINEはブロック、母の携帯も着拒、Facebookもブロック、家電も着拒

さ〜て、これでストーカー並のうるさい電話に心をざわつかされることはないぞ!快適快適〜〜!

さて、お次は父に連絡

・母と一緒に暮らしていくのは無理なこと
・母が言うようなことは一切心配がないこと
・ちゃんと寝て起きてご飯食べて会社に言ってるし上司も知ってるから心配しないで欲しいこと

要約すると上のような感じことをLINEしました。


父は、私の家出は本意じゃなかったと思いますが

私が必要以上の我慢をすることや過度に傷つくことはもっと本意じゃないので

「わかったよ」や「了解」でいつも使っている顔文字「^_^」が返ってきました。


家出をした夜、実家はそれなりに騒ぎになったようです。

そんなこんなで、家出からたくもとの同棲がスタートしました。


おかげさまで、まだ夜不安定になることもありますが、

健康に日々を過ごせています。


今回は以上です!

読んでくださりありがとうございました。


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