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【安田記念】ロマンチックウォリアーに死角はあるか? 有力馬の調査レポート
安田記念ソウルラッシュ
能力評価:★★★★
得意条件:上がりかかるレース
苦手条件:東京の良馬場は?
臨戦過程:年末の香港遠征から休養を挟み、マイラーズCを叩いて2戦目。順調
《寸評》
マイル転向以降はレース上がりと着順が見事に連動する戦績で、レース上がり34.6秒以上なら6戦全勝、同34.0秒以下なら3戦して馬券絡みがない(※海外は省略)。そして3-8走前は自身の上がりが全て33.5~3
【ヴィクトリアマイル】覚醒ナミュールの独擅場か? 有力馬の調査レポート
ヴィクトリアマイルナミュール
能力評価:★★★★★
得意条件:京都ベターか
苦手条件:以前は連戦×も、克服した感あり
臨戦過程:ドバイ遠征帰りで中5週
《寸評》
2歳時、それこそ新馬戦でラスト10.8-10.7というラップを出した時点から将来を嘱望されてきたが、4歳春まではまさかの無冠。連戦すると馬体が減ってパフォーマンスを落とすという弱点が競走成績にも直結していた。
そんな大器が4歳秋
競馬ナイト+(プラス) 2024年5月号発行・文:鈴木ユウヤ
1.編集前記
快進撃が止まらない。
わたしの馬券の話……といいたいところだが、そうではない。カリフォルニアクロームだ。以前某所の記事で「もはや神フォルニアクローム」などと紹介したのだが、その後もオイシイ馬券を再三提供している。
ちなみにわたしは「血統派」ではない。血統派ではないからこそ、種牡馬の特徴については他のファクターを差し置くほどの決定的なバイアスだけ把握している。現実問題、ウン百
インプレッションの悪魔と、競馬予想という業(カルマ)
インプレッション、ページビュー、再生数……。
インターネット広告の隆盛に伴い、現代は「たくさん見られることが金銭に化ける」という時代になった。
むろんこの構造がなければわたしのような雑魚Webライターには存在意義がないわけだから、感謝しなければならない。構造に生かされている。
しかし今のX(あえてTwitterとは書かない)の状況を見ていると、なにかとてつもなく大きな間違いが起きているとしか
競馬ナイト+(プラス) 2024年4月号発行・文:鈴木ユウヤ
1.編集前記
今に始まったことではないが、高松宮記念は今年もザ・トラックバイアスという決着だった。インの3番手から内を突いたマッドクールが勝ち、2着も最内追走からイン突きのナムラクレア、3着は逃げたビクターザウィナー。進路取りだけで決まった……とまでは言わないが、内外の有利不利は非常に大きかった。
正直、この週の中京芝は土曜からイン追走馬の好結果が目立っていた。見え見えのイン有利馬場だった。