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「岡崎に捧ぐ」のように人生を書くということ

小説を書くのは難しいと思う。ストーリーやキャラクターを考えなくてはいけないからだ。
面白くて、どこかで見たことないようなストーリーや、読者をひきつけるようなキャラクターを。

俺は随想ばかり書いている。随想を書くというのは、自分の人生を書くということだ。自分が経験したことや思ったことを書く。
たとえば、本を読んで、どう思ったか。どこが面白かったか。どの部分が好きなのか。
あるいは、誰かとどこかに行って、何が起きたか。その出来事に対して、自分はどんな感情を抱いたか。他の人はどう感じているのかと頭を巡らしたり。
そういった過程や結果が文章になる。


漫画「岡崎に捧ぐ」では、作者山本さほの人生が描かれている。
https://www.amazon.co.jp/dp/B010FIXJW2/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

特に後半の4巻・5巻が好きだ。
学校を卒業した後に、休んだり、働いたりするシーンが多い。
作者は小学生のときに漫画を描いたことはあったものの、それ以降はほとんど描いていなかった。
就職してから時間を割くことは、仕事とゲームばかりだった。
そんな作者が、再び漫画を描くに至るまでの話である。

「なんか描きたいことあるだろ?」   「ひとつだけ…。ひとつだけあるよ。描きたいこと…。」

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