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自分に優しくなれる「天使のワーク」とは

今日は、私の周りにいる人のお話です。

「食と命」に向き合う活動


私の友人で、害獣駆除をすることで自然を守ろうと活動している人がいます。

害獣駆除は、シカやイノシシなどの動物が増えすぎてしまうことで
山の環境が破壊され、それらの動物が
山から降りてきて
農作物や人に危害を加えてしまう。
そうならないように、山の環境を
守るための大切な活動なのです。

彼女は約一年前に害獣駆除の見学に参加をしたことをきっかけに
どっぷりとその世界にハマってしまい、
今では、自身が所属している
害獣駆除チームのリーダーを任されています。

そんな彼女は、
自身の害獣駆除という活動の
取り巻く環境を
多くの人に知ってもらいたいという想いから
神奈川県川崎市にある「自然堂(じねんどう) 柿生の家」という場所で
自然から命を頂く事の大切さを体験するイベント
「ジビエランチと食の交換を楽しむ会」を開いています。

自然堂のサイトはこちらです。

https://www.hatarakushiawase.net/

天使のワーク

そんな食と命に向き合う活動をしている彼女ですが
自然堂でもうひとつ
ワークショップとしてやっていることがあります。

それは「天使のワーク」

やり方はとても簡単。

用意した紙に
色鉛筆やクーピーを使って
天使の絵を描きます。

彼女が描いた「天使」の絵

気分のままに、色を手にとって
くるくる、くるくる。
ただくるくるしながら描いた天使の絵は
どんな姿でも構いません。
天使だから、と輪っかや羽が無くてもいい。
上手とか、下手とかもありません。

それは自分の心から出てきたもの。
それ自体が「天使」なのです。

そして心で感じて描いた天使に向けて
今の自分の気持ちを書き添えるのです。


できないときは、できなくていいんだよ

優しい言葉を
自分で描いた天使に語りかけるように、そして
天使が自分自身に語りかけてくれるように書くのです。


自分に言い聞かせるように、
天使が語りかけてくれるように。

そうすることで、自分の心を理解し認めてあげること、
自分自身の「今」の気持ちに気付いてハグしてあげる事が出来るのです。

ひとつポイントがあります。
それは、日付を入れる事。

そうすることで「今」の気持ちを天使に託して
後日見返せるような「絵日記」になるのです。

あの時の気持ちはこうだった。
でも今は違う気持ちでいる。

過去の自分と見比べて
今の自分の「現在地」を知ることが出来るのです。

過去の自分と天使の絵を通じて
交流することができる。


彼女はこの天使のワークの良いところをこう語っています。

「この天使のワークは、その絵に誰かからの言葉や思いが残る。
 見るたびにこの時はこの人に出会ったな、こんな言葉を貰えたなと
 嬉しくなる。また、どこかで暗い気持ちになっても明るく楽しく豊かな  日々を思い出すことが出来る、私にとってのメモリーでもあるのです」


出会った人、言葉が彼女の中に染み入って
天使の絵が出来ていく。


彼女はこの天使のワークを毎日続ける事で
日々の自身の心や気持ちを知り
自身が今現在戦っている困難にも立ち向かえるような
そんな力、勇気をこの天使のワークからもらっている。

その天使のワークをより多くの人に体験してもらって
自分自身に優しく接するきっかけにして欲しいと言います。

「私は、私のままでいい」


実は彼女は、元々私のお話聴き活動の相談者さんで
今も交流を続けている方なのです。

相談を受け始めた最初の頃と比べると
自身で天使のワークを考案し、始めた頃に比べて
とても強く、逞しく、生きる力をつけたと感じています。
それは害獣駆除を通じて自然と対峙し、命と向き合ったことで得た
自身の成長でもあると思います。
その上で
この天使のワークを続けることによって
「自分自身の在り方」「私は、私のままでいい」と
その思いに気付いたからこそ得たものではないかと
私は思っています。

今回紹介した「天使のワーク」は
先述の「自然堂(じねんどう) 柿生の家」で
開催されています。

まだ直近のスケジュールは発表されていませんが
自然堂のHPで確認できるので、
気になる方はこまめにチェックしてみてくださいね。

https://www.hatarakushiawase.net/


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