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会社(主催)のイベントについて

なんだかんだ創業も20年近く経ってくると、色々な取り組みをやってはヤメ、またヤリだしてとそりゃ色々ありました。

『忘年会』『新年会』『方針発表会』は現状維持として、コロナまでは毎年『社員旅行』に行ったり、飲み会も『締め会』『〇月のお誕生日会』『歓迎会』『送別会』『決起会』etc…
などなどいろいろ会社が主催しての行事(?)をおこなっておりました。
12年前までは関連会社方々もお呼びした『釣り大会』も3年だけやったことも。

もちろん個別の部署、チーㇺ毎、社内での仲間同士での飲み会は盛んにやってもらってると思います。
ここで話すのはあくまで会社主催の飲み会のことです。

しかしコロナという革命が起きてからはものの見事になくなり、今では以前は毎日行っていたリアルでの全社朝礼すら限定的に。

もちろん、単にコロナ禍で密を防ぐ必要があったことが全ての要因ではなく、その背景にはDXの進みによるオンライン化や働き方の変化などの影響が大きいのだと思います。
ただ、コロナがいい意味で「これって本当に必要なの?」と立ち止まって考えるきっかけになったのも事実です。

会社主催イベントの意味としては、社員同士のコミュニケーションを深めたり、業績に直結するモチベーションUP、組織(チーム)としての一体化、離職率の防止策のいわゆるエンゲージ向上につなげることが目的です。
それらには一定の効果もあると言えるでしょう。


しかしここで私の考えを述べさせて頂くと、
それらは『全社(またはチーム全員)で参加』していることが必須条件だと私は考えております。
そうでなければせっかくのイベントも意味をなさないどころか、マイナスに作用こともあるので注意が必要なのです。

全員が一つの価値観において、共に楽しんだり、頑張ったり、バカ騒ぎをしたり、時には無礼講もOK!だったりは、ここにいない人がいないが不可欠条件です。

現代は働き方の多様化や、組織に加わる中での一人一人の社内姿勢が今まで以上に尊重されています。
お酒を飲める人もいれば、飲めない人もいる、飲めるけど仕事の仲間の前では酔っぱらったところを見せたくない等、と、当然飲み会に行きたくない人は無理に行く必要などまったくありません。

行く人だけがメリットのある不公平感がむしろ組織の一体感を乱す原因となってしまうという考え方もできます。
ましてやそれを会社主催で実施するとなると、つまりは仕事上での成果に対する評価以外の部分で報酬を与えてしまうことになるので、そうなると不満を持つのは飲めないのに仕事で成果を出している人ということになってしまうのです。
当然ながら評価すべきは成果を出している人でなければいけません。


と、まぁ偉そうに書いている弊社でも、実はまだどういう形式が良いかの答えはまだ出ておりませんが、これからは令和時代の社内イベント制度をよく考えていかなければいけないのだと思います。

社内行事が強制だった時代もかつてはありました。今はそんなとんでもないことが当然許されない時代。
その中でいかに飲みニュケーションのメリットを活用していくかが良い組織を作っていくポイントのような気がしてます。

皆が仕事が楽しく、社内の一体感を形成し、各自が目標達成できる環境を作るのが私の課題です。
皆が楽しく、自己実現できる、やりたい人はやる、やりたくない(プライベートの比重の方が圧倒的に高い)人はやらなくていい、それでいて会社のビジョンも達成!そんなコミュニティー作りの道半ば。


さて、何やら当社では今月末に毎年恒例のハロウィンパーティーを企画しているというのを耳にしました。
営業所内で8割以上の参加申し込みで、実施の稟議・予算付けが通ります。
グループチャットを見返してみると本日現在はまだ未達で、達成まであと少しみたいです。(笑)


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