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#15「それいけ!アンパンマン みんなでハイキングゲーム!」(1992)

幼少期はアンパンマンを通っていまして、何本かVHSビデオもあったて見ていたりしました。

ゲーム本体あまり知名度はないですが、子供の頃にやっていた思い出のゲームだし、わからないまま終わる そんなのは嫌だ!と思っている人もいるはずなので(いるかな?)noteに色々と書いてみることにしました。



・飛ばずに歩く

元々、昔から実家にあったファミコンソフトのひとつで何の先入観もなく遊んでいました。
ロックマンや火の鳥といった名作ゲームをやった後に休憩がてらやった思い出があります。

背景が真っ暗と無音から始まるのが怖い。。。

はじまりはジャムおじさんの考案で青い屋根の家まで得点を稼いだ者が優勝みたいなゲームをしようということで始まった。
それに皆乗っかり、ばいきんまんもこっそり参加しちゃうという簡単なストーリー。

ゲームは簡単なボードゲームで、ルーレットの出目によってマスを進んでいく。マスを進んでいくことによって点数が入っていき、その点数が一番多かったプレイヤーが優勝というシンプルなゲームとなっている。

まちがいさがしのミニゲーム

途中々々にあるマスにはミニゲームが発生するマスもあり、そのミニゲームをクリアすれば得点を貰える。

横スクロールゲームのちかみちのミニゲーム

基本的にマントで飛ぶことはちかみちのマス以外でなく、地道にマスを歩いていくゲームとなっている。
あんなにアニメでは飛んでいるのに。。。


・カレンなカレンダーガール

ルーレットの出目にはドキンちゃんの顔があり、ばいきんまん以外でこれが出るとじゃんけんのミニゲームが発生し、これに負けると一回休みになってしまう。

その他にもゴール時に所持していると1000点のボーナスが貰えるアイテムを他のプレイヤーに移したり、プレイヤーの得点を操作したりなどする。
ちなみにこれは自分のプレイヤーがしょくぱんまんでもドキンちゃんは遠慮なく妨害をしてきます。

逆にばいきんまんがドキンちゃんの顔を出すと、ドキンちゃんがずるをして得点をくれたりマスを進めさせたりしてくれる。
ただ、マスを進めることは別にいいような気がするが。。。

・愛と勇気だけ

上記もあってばいきんまんとドキンちゃんは協力みたいな感じになっているのだが、アンパンマンファミリー同士で協力することはない。

三人そろってトリプルパンチみたいなのもなく、他プレイヤーとして点数を競い合う仲でしかない。

ゲームの中では愛と勇気だけが友達である。


・それいけ感

個人的に印象深いのが、神経衰弱とめいろで流れるゲーム曲が幼児向けとは思えないぐらい暗めなのである。

左:神経衰弱 右:めいろ

他の曲はそうでもないのに、あの二つだけ音がかなり少ない曲調やでろでろ〜んとした嫌な感じが出ていて、パーティーゲームにこれなんwみたいなのはありましたね。

めいろは一歩譲って暗い感じにするのは何となく分かるが、神経衰弱は絵あわせと同じ感じの曲でもよかったような気がする。

9名ぐらいしかいない。。。

改めて見直すと、出てくるキャラクターもレギュラーに加えておむすびマン(しかもビンゴの絵柄でしか出ない)しかいないのはかなり寂しい。

このゲームが発売される前にアニメの方は4年経っているのに、歯みがきマンやかつぶしマンとかいないの!?みたいな。
せめて記念すべきアニメ第1回放送に登場したてんどんマンは出せたんじゃないかなぁと大人になってしみじみ思った。

伝説のてんどんまん

・ああアンパンマン優しいゲーム

キャラゲーというジャンルの割にはあれな所が少なくそこまで悪くないかなとは思った。
そこまで難しくもないし、かといって知育ゲームさもあまりないので普通のボードゲームとして遊べる作品。

アンパンマンピコわくわくパン工場

なのだが本作以降アンパンマンのゲームは販売されず、セガのPicoにて何本か知育ゲームとして販売されたり、ゲームボーイやプレイステーションの末期あたりぐらいしか発売されなかった。

今ならSwitchとかでこのハイキングゲームをリメイクとかで出しても何かいいんじゃないかなと思ったりなんて。
ただ、むちゃくちゃキャラクター出まくって大渋滞になりそう。

おむすびまんも入れてあげてよ。。。


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