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未来のために、今取り込むこと

未来のために、今取り込むこと。

僕には大きく2つある。

それは、
日本の伝統工芸や文化を、より多くの人に知ってもらうこと。

もう一つは、
新しいテクノロジーに触れるいうこと。


僕は日本の伝統工芸の中でも、「枡」に惹かれた。

枡は約1300年前からあるとされている。
その用途は、お米や油などの計量のため。

しかし、計量器が開発され、“測り”としての役目を終えたが、「ますます繁盛」などの意味合いから“縁起物”として使われるようになった。

節分で使われるのもその一例だ。

そして、昔の名残で日本酒を飲む“酒器”としても今は使われている。

僕が注目するのは、世界のどこを見ても、
香るグラス」なんてない、唯一無二のものであること。

いったら、タダの木の箱だ。

しかし、水やお酒を入れても溢れない。

それは、水の豊かな日本で育った木の品質と、
「組み木」という日本人の技術力だろう。

日本酒と合わせると、鼻からヒノキの香りが漂う。

これは、枡にしかない特徴だ。

こんな面白いコンテンツは無いと僕は思う。

しかし、日本人でも枡を持っている人は少ない。

僕は、日本の技術の結晶である「枡」を、もっと多くの方に知ってもらうため、枡ブランドを立ち上げた。

枡を“コミュニケーションツール”に意味を変えて、
新しい価値を生み出し、これまで届かなかった人たちに手に取ってもらいたい。

そこで、大切になるのが、
もう一つの要素、
新しいテクノロジーに触れる」ということ。

時代はいま凄いスピードで変化している。

中でも僕が注目するのは「web3」と呼ばれる分野だ。

これは、NFTやメタバースと言った、
一度は聞いたことがある言葉ではないだろうか?

僕はいま、徹底的にweb3を学んでいる。

特にNFTだ。

NFT=アートと思っている方も多いがそれは違う。

NFTはテクノロジーであり、新たな選択肢である。

正しく理解し、使いこなすことができれば
今まで出来なかったこともできるようになる。

例えば、
紙を切るときに、ハサミを使うだろう。
しかし、「ハサミ」というものを知らなかったら?

おそらく手で切っていることだろう。

効率の良さは言うまでもない。

今の日本人は、web3の時代に突入したのにも関わらず、ハサミを知ろうとしていない。

日本の未来のためにも、まずは知ることが必要。

僕はこのweb3の文脈を活かし、
「枡」を含む伝統工芸をより多くの人に届けるため、
エンターテイメントに昇華し拡めていく。


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