天乃恵

ボランティアを始めてみた。生粋の日本人だけど、日本語難しい。私の勉強のために学んだこと…

天乃恵

ボランティアを始めてみた。生粋の日本人だけど、日本語難しい。私の勉強のために学んだことを文章にしていく所存。 自分の自分による自分のための文章が、誰かの為になれば嬉しい。

最近の記事

日本語ボランティアを始めてみた(徒然メモその4)

 今月は日本語ボランティアに行けなかった。忙しいとは言いたくないが、忙しい。ちょっと自分のキャパシティには、簿記一級の勉強しつつ仕事しつつ、ボランティアまでするのは、厳しい。  なので、今回は自分のためにボランティアに必要なものをまとめようと思う。  まず、なんといっても時間の余裕。次に心の余裕。  余裕がないとそもそもボランティアに出掛けることが億劫になる。時間に余裕がないと心の余裕もなくなるし、余裕という意味ではセットだな。  次に電子辞書。意外と聞かれて困る、近い意

    • 日本語ボランティアを始めてみた(日本語教育能力検定その1)

       別に受験したいわけではないし、そもそも今年から制度が変わっているから受ける必要性すら感じていないわけだが。興味本位で本を買ってみたので、パラ見した感想を書こうと思う。  まず第一部第一章からタイトルだけ列挙していこう。  第一部が言語一般。第一章から三章までが「文法体系」。第四章が、「言語の構造」。それから、「語用論的規範」、「言語の類型と世界の諸言語」、「文字と表記、日本語史」と続く。  第二部は言語と教育。「言語教育法・実技」、「評価」、「異文化間教育・コミュニケーシ

      • 日本語ボランティアを始めてみた(徒然メモその3)

         今月は忙しくてボランティアに行けないので、会社で気になっている日本語を記録しておこうと思う。  まず、立替清算。立替金を水に流してはいかん!と思う。  正しくは立替精算。違いは水に流していいのが清算で、流さずにきちんとするのが精算。水に流していいのは、借金とかです。借金清算とか会社の清算とか…  誰も突っ込まないから、私が間違っているのか不安になる。単純に、突っ込むほどじゃないから無視されているのか、気づいていないのか…  東京に戻ることを帰京というのはどうなんだろう。

        • 日本語ボランティアを始めてみた(徒然メモその2)

           毎回毎回知らない日本語に出会うわけではないので、書くことが無い日もある。いいことである。  それでも教えようと思う以上、ブラッシュアップしたい。今日はそこら辺のことを、書くこともないし、少し考えてみよう。  日本語教師が国家資格になったので定年後までに何かしら資格をとっておくのもいいかもしれない。日本語教育能力検定を勉強してみるだけでも、自分のためになる気がする…やるなら資格学校とかで提供している日本語教師のコースを受けた方が、実践付きで勉強出来ていい気もする。あとは日本

        日本語ボランティアを始めてみた(徒然メモその4)

          日本語ボランティアを始めてみた(「包む(つつむ)」と「包む(くるむ)」の違い)

           なんとなく使い分けている言葉を改めて訊かれると困る。  そんなことの連続の日本語ボランティアである。  今日のお題は、「包む」である。読みが「つつむ」と「くるむ」とあるが、無意識で読み分けていた。学習者にとって、その無意識が分からないのだろう。それもそうか、感覚的だもんな。  違いについては、質問された場で分かったものの上手く説明できない…ここで一旦きちんと整理したいと思う。  「つつむ」だと全体を覆うこと。「くるむ」は必ずしも全体を覆わなくてもOKであること。ここが肝

          日本語ボランティアを始めてみた(「包む(つつむ)」と「包む(くるむ)」の違い)

          日本語ボランティアを始めてみた(徒然メモ)

           日本語ボランティアを始めてみてから、一か月過ぎた。  毎回悩むことがあるのも困るが、悩まないとそれはそれでこの記事のネタに困ると気づいた。  なので、今日は自分の中でふと不思議に思ったことを徒然に書いてみようと思う。  雑談でよく天気を話題にする。  その際、寒い日に「今日寒いね」と言うか「今日寒かったね」とも言うか・・・どっちが正しいんだ?どっちも言わないか?  何が違うんだろう・・・。  で考えて見た結果。「今日寒いね」と言ったら、まだ今日が終わっていない感覚。「今

          日本語ボランティアを始めてみた(徒然メモ)

          日本語ボランティアを始めてみた(アクセント)

           今回は同音異義語のアクセントについて、整理したい。  「蛙」「返る」「帰る」「替える」「変える」…違いは何?  いざ改めて訊かれると答えられなかったので、「NHK日本語発音アクセント新辞典」を図書館から借りてきてしまった。  「蛙」は平板型。平坦に発音する。  「返る」と「帰る」は同じ発音なのかぁ…、カ\エルでカのあとで下がる。  驚いたのは「変える」とか「替える」とかは「蛙」と同じ平板型!  他にも同音異義語は話題になるよな。「雨」と「飴」とか。それはどうなっている

          日本語ボランティアを始めてみた(アクセント)

          日本語ボランティアを始めてみた(「小さい」と「小さな」の違い)

           三回目のボランティアに行ってきた。  日本語を教えに行っているのか教わりに行っているのか、分からなくなってきた。今日も今日とて、質問にあって答えられない問題に直面である。  日本語って難しいなぁって遠い目をしてしまった。  今日のお題は「大きな建物」と「大きい建物」の違いである。  質問者は「大きな」は抽象的なものに使って「大きい」は具体的なものに使うと思っていたようだが、前述の通り「大きな建物」も「大きい建物」も言うんだよ。  違いはないという参加者も居たが、なんか微妙

          日本語ボランティアを始めてみた(「小さい」と「小さな」の違い)

          日本語ボランティアを始めてみた(オノマトペの種類)

           2回目のボランティアに行ってきた。一週空いてしまったのは無念である。寒暖差に負けた。  それで、2回目のボランティアの報告である。  感想は、日本人より日本語に詳しいな、である。  主なボランティアの内容は、フリートークで変な日本語を直してほしい、とのことで、適当な話題探しからスタート。  相手はN1の資格持ち。普通に考えて「上手なのでは?」と思ったので、何で勉強してるの?と聞いてみた。そうしたら、返答は「知識はあるけど、能力がないから練習したい」とのこと。  「とくに

          日本語ボランティアを始めてみた(オノマトペの種類)

          日本語ボランティアを始めてみた(「発展」と「発達」の違い)

           表題の通り、日本語ボランティアに行ってみた。その時の感想だったり、疑問だったり、記録していきたい。  今回は初めて、ということで、他の日本人先生の会話の授業を傍聴。そこでいきなり疑問が生まれてしまった。  発達と発展の違いって何!?  私の家には辞書がない。最近はもっぱらネットで済ませていたから。とりあえず、ボランティアを続けるために、電子辞書がめでたく欲しいものリストに追加された。  そもそもの話の発端は、生徒さんと先生の会話。なんで日本に来たの?という定番の質問で、

          日本語ボランティアを始めてみた(「発展」と「発達」の違い)