米国GDP成長と株価の相関について。米GDP 2.8%成長に加速して8期連続でプラスとなった。
こんにちはKeiです。
2024年第2四半期(4~6月)の米国実質GDP速報値は、前期比年率換算で2.8%の増加となり、前回1-3月期の1.4%増から大幅に加速しました。この成長は市場予想を大きく上回り、アトランタ連銀が発表しているGDPNowの予想とほぼ一致する結果となっています。
この成長の背後には、堅調な個人消費が全体の成長を強く牽引しています。GDPの7割を占める個人消費の伸びも2.3%と予想を上回り、主に自動車や家具といった耐久財の持ち直しが貢献したほか、サービス支出も増加しました。
このような経済状況は、株価にも影響を与えます。GDPと株価は相関性が高いと考えられています。個人消費が活発化することで、企業業績の向上等につながることが見込まれるため、GDPの成長によって株価上昇や株式市場の規模拡大が期待されます。
しかし、一方で、住宅投資は1年ぶりに寄与がマイナスになり、住宅ローン金利と住宅価格の上昇が住宅市場を抑制しているとの指摘もあります。これらの要素は、株価にも影響を及ぼす可能性があります。
以上のように、GDPの成長と株価は密接に関連していますが、それぞれの要素がどのように相互作用するかを理解することは、投資戦略を立てる上で重要です。今後も米国経済の動向とその影響に注目が集まることでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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