「ジョン万次郎の生き方は現代に通用する」

最近なぜかふと「ジョン万次郎」のことを調べた。

だいぶ前に大河ドラマ『龍馬伝』を見た時の影響か、僕の中での万次郎のイメージは完全に「トータス松本さん」笑。


そんな万次郎はすごいパワフルでポジティブの塊のような人だったと思う。

なんでも彼の人生はとてつもなくすごい。

漁業中に遭難し、無人島で数ヶ月生活し、アメリカ人に保護され、そのままハワイ、そしてその後はアメリカ本土で暮らした。

もうツッコミどころしかない笑。

彼のすごいところは、英語もわからないのに知らない人について行き、異国の地で生活していたことだ(この時日本は鎖国中だからもう死刑レベル。もう完全にレベちだわ笑)。


そのほかにも

救助してくれた船の船長の養子になり、学問に励みに励み、いつしかその船の副船長になった。
その後帰国の資金を求め、ゴールドラッシュ真っ盛りのカリフォルニアで金を採掘し、それで小舟を購入した。そして11年ぶりに帰郷。


その後はタイミング良く日本に黒船来航(万次郎はアメリカが日本に開国を迫るのを知っていたのかな)。異国の脅威を知った幕府は異国の知識&経験をめちゃくちゃ持っている人。そう、万次郎を求めた。その後彼は特に教育の分野で大活躍する。

自分で得た経験や知識を後世に繋いで行く。。なんて素晴らしい人なんだ。僕もジョン万次郎みたいになりたい笑。


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彼はとても濃いぃぃ人生を送った。知らない世界に行くのはもちろん怖かっただろうし、人種や価値観の違いでも大いに苦しめられただろう。

それなのになぜ彼はこんなにもたくさんのことを成し遂げたのか。


やっぱり『楽しかった』この一言に尽きるんじゃないかな。

知らないことを知ることの楽しさ。未知の先にある未知を追い求める楽しさ。そして自分で得た知識を最大限に生かし続ける楽しさ。

僕が思うに、彼のすごさは「楽しさの先にある楽しさ」を見つけるのが非常にうまいことだ。目の前のことに集中しつつも先をしっかりと見据えているから次につながる。それを続けられるなんてすごい人だと思う。

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自分たちは「井の中の蛙」。世界がこのくらいだろうと信じきっている。外にはもっと広く面白い世界があるのに。
しかし知らないことに手を出すのは本当に怖い。そして何よりどうせ失敗して悲しくなるのだ。だからここでとどまる方がいい。

このような人たちは数え切れないほどいる。


でも違う。僕が求めているのはこんなのじゃない。もっと心の底からワクワクする楽しい事がしたいんだ。

何か新しいことに挑戦するときは万次郎のことを思い出し、自分で選んだ道にどんどん進んでいこう。


P.S.

歴史を学んでいると昔の人たちの教育熱心さがハンパないことを知った。それに比べて僕はこんなにも環境が整っているのに。。もっと頑張ろうと思う笑