見出し画像

プログラムデザインにオフは必須

最近はトレーニングジムが増えてきて、仕事終わりにジムに行く習慣が出来てきた人が増えたように感じます。
また、24時間営業のジムが増えてきてトレーニングジムの敷居が下がったこともフィットネス人口の増加の要因の一つかと思います。

パーソナルジムを経営していて思うのが怪我をしている人の割合が結構多いということです。
もちろん身体構造が原因であることも多いですが、プログラムデザインをミスってるという人が中には見受けられます。
プログラムデザインは多くの変数が複雑に絡み合うので、トレーニングをがっつり生活の中心に置いてる人以外はそんなこと考えている時間がないかと思いますが、このデザインが出来るかどうかは身体構造の変化においてとても大事な要素となります。

プログラムデザインに関わる変数は多くあります。
例えば、全体を通してのトレーニング強度(高強度、中強度、低強度)、全体の中の種目での強度((例)チェストプレスは高強度、ダンベルフライは低強度etc..)、全体を通してのレップ数、全体の中の種目でのレップ数、インターバル、種目の順番、などなど
もちろん既往歴などの個人差を踏まえ、プログラムデザインをしていかなければなりませんが、今回はその部分は割愛して。

トレーニングオフを必ず取った方がいいということをお伝えしたい。
積極的休養という言葉があるようにオフを取ることもトレーニングのひとつであると私は考えます。
トレーニングが出来ないと、「今までのトレーニングが無駄になってしまうんじゃないか」「筋肉が減ってしまうどうしよう」と考えてしまう人が多くいると思いますし過去には私もそうでした。
もちろんトレーニングの時間を作っていくのは素晴らしいことですが、限られた時間で通常のメニューを短時間で焦ってやってしまうと怪我のリスクの方が高くなってしまうと考えられます。しかも集中力の無い状態でおこなうといつもの重量が上がらずに気分が落ちてしまうなんてこともあるかもしれません。

ですので、そんな時は思い切って休むという決断をする方がいいと私は思います。怪我をしてたらトレーニングが出来なくなる時間が強制的に伸びてしまいますからね。しっかり休んでストレッチをして栄養を取って、満を持して行うトレーニングの方が数倍効果的だと思いますし、生涯トレーニングをしていくのであれば賢明な判断かと思います。

けれどももし、どうしても行きたい時は焦らずに全種目をやるのではなく、1~2種目すると決めてその種目に最大限の集中力を注げばいいトレーニングが出来るかもしれないですね。

読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?