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子供を動かす魔法の言葉「一緒に」
娘は小学6年生です。
本を読んで分からない言葉が出てくると、せっかく購入した辞典を使わずにすぐ聞いてきます。
自分で調べられるようになってほしいのですが、面倒がってなかなか開いてくれません。
「自分で調べてごらん」と言うと、
「じゃぁいい。」と言って、諦めてしまいます。
私が調べて答えるばかりでは娘のためにならないと思い、どうしたら自分で調べられるようになるか考えました。
そこで思いついたのが、「一緒に」です。
ある時、また言葉の意味を聞いてきたので、
「一緒に調べてみようか。」
と声をかけたところ、
「うん。」という返事。
すぐに辞典を持ってきました。
私がページをめくろうとすると、「自分でやる!」と言って単語を探し、一人で答えを見つけました。
結局私はただ横にいただけで、娘が自分一人の力で調べることが出来たのです!
![](https://assets.st-note.com/img/1715134221505-tDvk31WJQm.png)
それから、「一緒に」をあらゆることに使うようにしました。
例えば、
「宿題したら?」を
「一緒に宿題しよう😊」へ
「お掃除手伝って。」を
「一緒にお掃除しよう😊」へ
「お部屋片づけたら?」を
「一緒に片付けよう😊」へ
すると態度が一変。
何か頼むと嫌な顔をし億劫がることの多かった娘が、喜んでやってくれるようになりました。
断られたことは一度もありません。
自分で何でもやれるようになってほしくて、学年が上がるほど、つい厳しくなりがちですが、
あまり焦らず、習慣になり自然に出来るようになるまでは、「一緒に」から練習していくことが大事なのかなと思うようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1715108707795-kj1jH7jkDW.png)
「一緒に」とはいっても、結局ただ横にいるだけのことが多いです。
「一緒に」はやる気を出すためのスイッチみたいなものですね。
一緒に見ていてあげることが大事で、それだけで喜んでくれるという事に、母親であることの幸せを感じています。
子供にとって親と一緒に過ごす時間がどれほど嬉しいのかを、あらためて感じました。
大人でも、苦手なことに取り組むのは難しいですが、一緒にやってくれる人がいると嬉しいものです。
私は料理があまり好きではないので、台所に立ちたくない日が多くあります。
そんな時、夫や娘が一緒に手伝ってくれると、しんどさが減り、楽しく料理することが出来ます。
子供だって同じ、誰かと一緒にやりたいのだと気付きました。
子供が思うように動いてくれない時の魔法の言葉「一緒に」。
もしよかったら、ぜひお試しください。
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