ヒプノセラピスト さちこ

自分に自信がない・他人の目が怖い・コミュニケーションが苦手・アダルトチルドレン・毒親。…

ヒプノセラピスト さちこ

自分に自信がない・他人の目が怖い・コミュニケーションが苦手・アダルトチルドレン・毒親。これまでの辛い人生パターンを手放して、人間関係の悩みから解放されたい人、幸せに生きていきたい人をサポートしている心理カウンセラー・ヒプノセラピストの独り言。 Keep Happiness

最近の記事

くも膜下出血発症から半年後、急性期病院退院

夫は発症から寝たきり状態が続くと予想されていて、3ヶ月経ってからの主治医の説明でも様子の変化がないとのことでした。 それなので、出来るだけ家から近い療養型病院を探してもらっていましたが、療養型ではないけど自宅からすぐの病院に見学に行き、そちらに転院しようと決めました。 しかし、4ヶ月以上経った頃、ソーシャルワーカーさんから、リハビリを進めているところ、伸び代が出てきたのでリハビリを受け続けた方が良いとアドバイスを受け、急遽リハビリ病院を検討しまして、約半年後に転院となりまし

    • まるで命の選択

      命あれば必ず亡くなるし、無意識レベルでの自己の意識が働くし、魂は何度も生まれ変わるし。と、いろいろ考えて全てそのまま受け入れようと思えるようにりました。 夫は回復期に入っていましたが、意思の疎通はできないままで、気管切開しているので話せないし、食事もできないから経管栄養でした。 面会はオンラインで行うことが出来たけど、ただ様子を見るだけの30分間。 そんな状況でしたが、ほぼ毎週、オンライン面会していました。 通常なら回復期はリハビリ病院に転院するらしいのですが、コロナ禍

      • 命の受け止め方

        私は自分が健康だと思っていて、病気について軽く考えてしまいがち。 結婚前に夫の母親が脳の病気で入院したことは知っていたけど、義兄に聞いてびっくり。 義母もくも膜下出血でした。 義母は私が会った時には、再発しないように気をつけて生活していましたが、後遺症は感じられませんでした。 夫の発症を機に調べてみたら、 くも膜下出血は 快復する、後遺症が残る、亡くなる 1/3の割合でどれかになるらしい。 病気は遺伝しないが、体質は遺伝する。 禁酒、禁煙、血圧に気をつけ、定期的

        • 夫、くも膜下出血のその後 Vol.2

          私は夫の死も覚悟し、早々に動き出しました。 今思えば、自分史上経験がない不幸な出来事に対して、何もしないでいられなかったのだと思う。 社宅の退寮手続きを進め、それに伴って各方面に連絡を取り解約の手続きをし、夫の分の引越しもしました。 家電は引き取りにきてもらって処分。もう着ないだろうスーツやカッターシャツは最低限のみ残し、処分。 何往復もゴミ出し、掃除してないと思われる水回りも綺麗にし、大人4人で7時間くらいかかりました。 本人いないから捨てる残すの判断が難しかった。。

        くも膜下出血発症から半年後、急性期病院退院

          夫、くも膜下出血のその後 Vol.1

          夫がくも膜下出血で緊急搬送され、緊急手術は無事に終わりました。 でも、それから脳血管攣縮(のうけっかんれんしゅく)という状態が2週間続くと言う。 脳内に流れ出た血液に脳が圧迫されてしまい、それ以上血液を送り込まないように体が自動で働くことで、脳梗塞や水頭症が起きたり、合併症により亡くなることもある状態が2週間も続くそうです。 日中に病院から着信がある度に、恐る恐る電話に出ていましたが、大抵は、追加の処置や状況説明などでした。 処置にもリスクが伴うので、必ず本人か家族の承諾

          夫、くも膜下出血のその後 Vol.1

          夫が「くも膜下出血」 vol.6

          夫の手術から一夜明けて 「いつ容態が変わるかわからない。だからいつでも電話に出れるようにして。出れなかったら折り返しかけて。」と主治医に言われたことが気がかりで、目が覚めてからスマホの着信歴がないことを確認するとホッとしました。 その日は月曜日。子どもたちをいつもと同じように学校に送り出したけど、自分のことは何も手につかない。横になっても眠れないし、なにもしなくても時間だけ過ぎていきました。 ただ、夫の職場に休みの連絡しなきゃいけない。と、なぜか責任感が湧き上がり、電話

          夫が「くも膜下出血」 vol.6

          夫が「くも膜下出血」 vol.5

          夫が緊急搬送されてから16時間後帰宅 家に着くと、玄関から見える長男と次男はゲームをしていました。 それはいつもと同じ光景。 そんな子どもたちにどう話したら良いか思い浮かばず、私も平静を装って帰宅。 しかし、パパが救急隊に運ばれるところを見ていた長男(当時14歳)は、私のところにやってきて、「パパどうしてあんなことになっちゃったの?」「怖かった」って言ってきました。 搬送された時、寝ぼけていた次男(当時11歳)は朝には記憶がなく、「パパ10日間くらいしたら帰ってくるんで

          夫が「くも膜下出血」 vol.5

          夫が「くも膜下出血」 vol.4

          術後の夫に会う 主治医の説明のあと、看護師さんに案内され病室に入りました。 当時は新型コロナの感染予防のため面会は一切できませんが、手術後は特別に会うことができました。 夫はたくさんの装置に囲まれ、頭には包帯が巻かれ、顔にも管が貼り付けられて、「触れてもいいですよ」と言われるも、触れることができる肌の面積はわずか。目はわずかに開いているけど、まだ麻酔が効いていて反応はない。顔全体が浮腫んでいて、まるで別人のようにも見えました。 でも、くっきりとした大きなまぶた、まつ毛の

          夫が「くも膜下出血」 vol.4

          夫が「くも膜下出血」 vol.3

          夫の緊急手術を終えて 心理カウンセラーの中では、「思考が現実になる」ということが周知されています。 私も実感しているし、カウンセリングの中でもクライアントさんと話します。 ただ、その場合の思考とは無意識レベルで思っていることであって、自覚していないことがほとんどです。 つまり、夫が重篤になってしまった現実はどんな思考によって起きたのか。 これまでのカウンセラー活動から自分自身を深掘りしてしまう。 いやいや、考えなくていい。人は考えると悪いことを考えてしまいがち。悪いこ

          夫が「くも膜下出血」 vol.3

          夫が「くも膜下出血」 vol.2

          最愛の夫は「くも膜下出血」で緊急手術に 夫が意識不明で救急搬送され、病院の待合室で一人待つ私。 4時前、ようやくドクター(救命医)から説明を受けることができました。 「ご主人は脳内で出血していて重篤な状況です。」 「これから脳の専門医による検査をしますので、お待ちください。」 私はその時初めて事の重みを知ることになりました。 しかし、重篤という言葉を聞いても信じられない。信じたくない。 これまでに経験もないし想像もしたことがなかった、身近な人が重篤な状態。 明け方4

          夫が「くも膜下出血」 vol.2

          夫がくも膜下出血 vol.1

          昨年、夫がくも膜下出血により突然意識不明になりました。 当時52歳。私45歳。長男14歳、次男11歳。 「非常に危険な状態。お亡くなりになるかもしれない。」と医師に告げられ緊急手術。 私は悲しみと絶望と不安に潰されたその時の状況をnoteに書いたものの、夫がその先どうなってしまうのかわからなくて、投稿できないままになっていました。 当時ネット検索したけど、我が家と似た家族構成で発症した例を見つけることができなくて、考えても考えても経済的にやっていけるのか。子どもたちはどうなる

          夫がくも膜下出血 vol.1

          Keep Happiness プロフィール

          心理カウンセラー・ヒプノセラピストの さちこ です。 悩みの解消と幸せになる思考を手にいれるお手伝いをしています。 これまでカウンセリングさせていただいた中で、人間関係で悩まれている方が多いのですが、クライアントさんに共通していることがあると感じました。 ・自分に自信がない ・他人の目が気になる ・コミュニケーションが苦手 ・人に合わせて疲れる などなど。 そして、みなさん共通して ・優しい ・ちゃんとしている ・頑張っている ・忍耐強い とっても良い

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