ブルーピリオドがめっちゃ面白い
今アプリで夢中で読んでるのが、最近アニメ化もしたブルーピリオドという漫画。
高2で絵に目覚めた主人公矢口八虎がどんどん成長していく物語。
この主人公、見た目はチャラめのマイルドヤンキーで、タバコ吸うし酒も飲む。空気読めてカースト上位で勉強出来るというチートキャラ。そのままで十分人生上手く渡れそう。
そんな彼がある日先輩の描いた絵を見て、自分も授業で絵を描いて、その楽しさに目覚める(その過程がまたエモいんだな〜)
「時間の無駄だ」
と思いながらも手を動かして、絵を描いてしまう八虎。
わかる…楽しいよね…夢中になれることをやるのって。
で、丁度進路を決める時期。絵の道に進むかどうか迷う八虎。
いやいや、最近描き始めたばっかだよね?その場の感情で進路決めちゃうんか?せっかく勉強も出来るのに?と思う私。
迷う八虎に美術部の先生が掛けた言葉がこちら。
「好きなことは趣味でいい」
これは大人の発想だと思いますよ
頑張れない子は
好きなことがない子でしたよ
その通りだぁー!!
私いつの間にか大人になってしまってたんだね…
さて、娘はお絵描きが大好きだ。
この前「大きくなったら仕事するの?」みたいな質問をしてきたので、
「そうだね。今からどんなお仕事したいか考えとくといいかもね〜」と返したら
「お絵描きする人になりたい」と言っていた。
わ、私もそうだったよ…血じゃん……。
その時は言わなかったけど「好きな事は趣味のままの方がいいよ。仕事にしたいなら、描きたくない絵も描かなきゃいけないよ」とかいうセリフが頭をよぎった。
自分の事を棚に上げて。
いや、こんな考えをする様になったのは、自分が好きな事で進路を選んで好きな事だけに打ち込んだ時があるからだ。
あの時精一杯やったから「好きな事は趣味でいい」という言葉に今納得出来ている訳で、
それをまだまだこれからの子供に言ったって響かないのは当然だよね。
八虎は厳しいと言われる藝大の受験を決める。
母親が応援するまでの過程がまた泣けるのよ〜!
この漫画親目線で読んでしまう。
私もいつかこんな日が来たら、我が子のやりたい事を応援しようと心に決めた。
別に、決めた進路と全く違う職に就いたってどうにかやっていけるしね!
やりたい事だけやれるのなんて若いうちだけだ。そこを妥協したら一生好きな事に打ち込める時期なんて来ないのかもしれない。
予備校の先生とか生徒とか、八虎の不良友達とか、周りの人もみんな個性的でいい奴ばっかりなんだけど、私はユカちゃんが一番大好きです!!
なので八虎とユカちゃんが
「溺れに行かない?海に」って
一晩だけの逃避行したシーンが好き過ぎてとりあえず5巻だけ買ったよね。
あと八虎が落ち込んだ時割と話を聞いてくれる恋ちゃんっていかつい友達が居るんだけど、彼がまた人間出来てるんだな〜
「ちゃんと立ち止まれて偉いな」
こんな事言われたら惚れるで〜
読んでたらデジタルじゃなくアナログで絵を描きたくなったので小さなクロッキー帳も買ってきた。
子供が寝たらうん10年ぶりにデッサンするんだ〜♪
漫画こちら
アニメこちら
子供に何か買ってあげます!