救われる音

今でこそ大きく落ち込むことは減りました。
でも、初めからそうだったわけではなく私には荒れてる時期もありました。

今はとても落ち着いているし
主治医からも「以前からしたら良くなったね～」と、言われるほどです。

でも時々いきなり夜が訪れることがあります。

陽の射す場所が自分の居場所ではない感じがして。
ああ、自分はやっぱり陽影の人間だなーとか思ったりします。

日向にいても居心地わるくて自分から殻に籠もって陽影を選んでるのに何を言ってるんだ被害者意識か？この野郎バカヤローと自分に一人ツッコミ入れてたりします。

自分の感情の行場がなくなったとき
逃げ場がなくなってしまったとき

私は自分の歴史を振り返ることで救われることがあります。

辛いことのはずなのにその辛さが私を救ってくれてる気がします。

私は辛かった過去を憎んできまさしたが
同時に愛しても来たのだと思います。
自分の歩んできた道のりは良かったとは思わないし正しいとも思いません。

でも何故かとても愛おしくて不器用で我が子のようにほっておけなくて嫌いではないのです。

嫌いになんてなりきれなかったです。
どんな過去だとしてもどんな嫌な記憶だとしてもどこか嫌いになりきれなかったです。

ああ自分はちゃんと自分の歴史が大切なんだなと、こう感じた時に自覚しました。
わりと最近のことです。

不思議ですが
辛さと強さは紙一重な気がするのです。
そう思うのは私だけかもしれませんし支離滅裂かもしれませんが。

辛さを経験するとき
同時に強くなれてると思うのです。
そこをサバイブしてきたという自信が自分を強くさせるのです。

辛さを辛いことのままにしとくと辛いから
強くなれる材料だと思うことによって乗り切ってこれたところがありました。

だから孤独で理解されなくて。
でも理解してもらおうなんて思うこともおこがましくて嫌で。そんなの皆生きてる人は大変だし辛いことがない人なんていないんだから。

でも、どうしても自分の痛みしかわからなくて、どうしようもなく自分は自分にしかなれなくて。
どうしたら良いかわからないからとりあえず殻に籠もって。

そんなにっちもさっちもいかない時に
聴くと救われる音があります。

４s４ki（アサキ）さんという方の歌っている
クロニクルという曲が好きです。

それを聴くと自分の今まで歩んできた道のりがよく頑張ってきたよって上手いこと慰められるし、素直になれるし、最後のワンフレーズを聴き終わる頃には救われているんです。

オススメです。
時間あったら良かったら聴いてみて下さい。

お読みくださりありがとうございました。