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『フィッシャープライス コード・A・ピラー ツイスト』ダイヤル回して簡単プログラミング!

コード・A・ピラー ツイストとは

「Fisher-Price Code-a-pillar Twist(フィッシャープライス コード・A・ピラー ツイスト)」は、イモムシ型のプログラミングロボット教材です。

コード・A・ピラー ツイストの本体&パッケージ

イモムシの胴体部分に5つのダイヤルがあり、各ダイヤルを回すことで、「まっすぐ進む」「左へ曲がる」「右へ曲がる」「しゃべる」などのアクションの中から1つのアクションを選びます。

そして、スタートボタンを押すと、ダイヤルでプログラミングしたとおりにロボットが動き出します。

製品紹介ページ

フィッシャープライス コード・A・ピラー ツイストhttps://mattel.co.jp/fisher_price/product/gfp25.html

概要

  • タイプ:タンジブル

  • プラットフォーム:なし

  • 対応言語:非言語(パッケージとマニュアルは日本語対応)

  • 対象年齢:3〜6才

  • 提供:フィッシャープライス

  • 料金:5,300円(希望小売価格)

はじめかた

知育玩具(おもちゃ)なので、何はともあれ製品を手に入れる必要があります。販売元のページによると「希望小売価格5,300円」となっていますが、各ネットショップでは2,500円〜3,500円程度で販売されているようです。

なお、アルカリ単3電池x4本が別途必要になります。

やってみよう

遊び方とっても簡単。5つのダイヤルを回して、それぞれ4つのアクションの中から実行したいアクションを1つ選びます。

ダイヤルを回してプログラミング

プログラムが完成したら、スタートボタンを押します。

スタートボタンで実行開始

音楽とライトアップによる始動時の演出の後、1つめのダイヤル→5つめのダイヤルの順番でアクションが実行されていきます。

プログラム実行中

5つのアクションの実行が完了したら、音楽とライトアップによる終了時の演出があり、その後ロボットは完全に停止します。

やってみた動画

実際に遊んでいるところを撮影した動画をYouTubeにアップしました。応用編として障害物レースにも挑戦していますので、ぜひ見てみてくださいね!

詳しい機能紹介

1024通りのプログラミングが可能

ダイヤルで選択できるアクションは全部で8種類あり、5つのダイヤルには4つのアクションが割り当てられていますので、全部で4x4x4x4x4=1024通りのプログラミングができる計算になりますね。

各ダイヤルで選択できるアクションは次のとおりです。

【1つ目のダイヤル】

  • まっすぐ進む

  • 左へ曲がる

  • 右へ曲がる

  • しゃべる(解読不能な謎のイモムシ語!)

【2つ目のダイヤル】

  • まっすぐ進む

  • 左へ曲がる

  • 右へ曲がる

  • 音楽(ランダムで短いジングルが流れる)

【3つ目のダイヤル】

  • まっすぐ進む

  • 左へ曲がる

  • 右へ曲がる

  • どうぶつのまね(猫や鳥の鳴きマネとか)

【4つ目のダイヤル】

  • まっすぐ進む

  • 左へ曲がる

  • 右へ曲がる

  • たべる(むしゃむしゃ音やゲップ音など)

【5つ目のダイヤル】

  • まっすぐ進む

  • 左へ曲がる

  • 右へ曲がる

  • ねむる(子守唄とイビキ音)

音量調節機能あり

本体裏の電源スイッチは、電源OFF→電源ON(音量小)→電源ON(音量大)という3段階のスライドスイッチになっているので、使用するシーンに合わせて音量を2段階から選択できます。

本体裏の電源スイッチ

保護者の方へ

小さなお子さんでも簡単に操作できるので、はじめてのプログラミング教材として最適ではないかと思いました(メーカーによる対象年齢は3歳から)

まずは自由に遊んでコツをつかんだ後は、上記の動画の中でも紹介している障害物レースのような課題を与えて、どうやったらクリアできるか挑戦させてみるのも良いですね。

つみきのブロックを使った障害物コース。猫ちゃんが最大の障害!?

それによって「計画を立てる力」、失敗しても修正を加えながら繰り返しトライすることで「問題を解決する力」を育むことが期待できるのではないかと思います。

ぜひ親子でいろいろ遊んでみてください!

この製品のここがスゴい!

私自身、実際にいろいろ遊んでみて、次のようなメリットがあると感じました。

1.分かりやすくなじみのあるデザイン
5ステップのシーケンスプログラミングを「イモムシ」という子どもにとってなじみのあるモチーフに落とし込んだデザインが秀逸で、とても分かりやすい教材だと思いました。

2.操作が簡単
大きなダイヤルを回して選ぶだけなので、小さなお子さんでも難なく操作可能です。

3.単体で使用可能
パソコンもタブレットも必要なく、単体で使用できるので、おもちゃ感覚でいつでも気軽に遊べるのがいいですね。

この製品のここがイマイチ?

一方で次のようなところに改善の余地があると感じました。

1.ステップ数が少ない
5ステップしかないので、それ以上に複雑な動きをさせることができません。実際に動かしてみると思いのほか、すぐ終わってしまうので「せめて10ステップくらいあれば…」と感じるかもしれません。ただ、小さなお子さんの導入教材としては丁度いいのかなと思いました。

2.ダイヤル部分が光ってほしい
ピラーくんが動いているとき、頭部のライトが光りますが、胴体のダイヤルの部分は特に光りません。動作中は現在のステップに対応したダイヤルが光るような演出があれば、ダイヤルとアクションの対応付けがより感覚的に分かりやすくていいかなぁと思いました(お値段も跳ね上がりそうですが…)

3.無音モードがほしい
2段階の音量調節機能はとても嬉しいのですが、無音モードがあったらなぁと感じました。この製品に限ったことではないのですが、聴覚の過敏があって、電子音がニガテがお子さんでも安心して遊べる知育玩具がもっと増えて欲しいなぁと思っています。

さいごに

Keaton Laboの公式noteでは、プログラミング教育のための教材やツールを楽しく紹介していきたいと思いますので、今後とも応援のほどよろしくお願いします!


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