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3月の休校時期にやってたこと 〜楽しい読書で国語の速読力を強化〜

2020年は、いよいよ受験年度!と意気込んでた3月から突然学校が休みになり、びっくりでした。とにかくたっぷり勉強する時間はあるけれど...勉強ばかりできるかというと、そんなワケはなく、、私はというとリモートワークしながら、ちゃんと3食決まった時間に出すことのストレスは半端なかったですね。

ママの推薦図書を読むと300円もらえる作戦

勉強は宿題と動画配信授業を中心にやるとして、この時間ある機会に読むべき本を読ませたい!と【坊ちゃん】【農は過去と未来をつなぐ】(岩波書店※入試でよく出る系です。)【ハリーポッターと賢者の石】をママの推薦図書として、一週間以内に全て読むという期限つきで1冊読むと300円もらえるというお小遣い制にしました。好きな本ばかり読んでても受験対策にはならないかな..と思い、息抜き時間を使わせる苦肉の策です。※2年生の次男にも推薦図書を設定して、2人で競い合って読んでました。

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5年生の夏休みの読書感想文に、【農は過去と未来をつなぐ】を2単元ぶんくらい読ませて感想文書かせたので、これはちょい親近感あった本です。国語の説明文を読む感覚でそれほどストレスなく読めたようでした。どんなことが書いてあったかを聞いてあげると、嬉しそうに読んでは話す。それを繰り返しながら読んでくれました。

どんどん読み進められる面白い本で、速読力をつけてたかも

意外にもハマってくれたのが【坊ちゃん】でした。方言がとにかく面白いみたいで、そこ?男子?そこが読み進める理由になる??と思うのですが、「○○ぞなもし〜」って、なにそれー!笑!と、楽しそう...気に入ってくれたならよかった。赤シャツが〜、やまあらしが〜と、しばらくあらすじを話してくれつつ、、3日くらいで完読してました。

【ハリーポッター】も家にあったものの、全然読んでなかったので、この機会に。本当にあの文章は上手いのでするする読めます。面白い本を速読する経験は、問題文の速読にも、すごくつながってた気がします。塾の先生にも、「Aくんは文章読むのが速いです。国語の問題に取り組める時間が他の子よりも多く取れて、しっかり読解+記述ができてます。」と言われて、読書量がここに生きてきたかぁ。国語の問題も時間の使い方が重要なんだな。と驚きました。

試験問題の文章量は難易度に比例しない

渋渋の過去問を解かせ始めたときも、合格最低点は1回目から取れました。私が渋渋の過去問試しに解いてみても、なかなかの文章量と問題量。大人が解いても10分しか余らなかったです。難解な単語も少なくなかったです。

そして渋渋の理科も、まるで国語のような問題です。対話文をずっと読み進めていきながら問いに答えていく方式ですが、こっちは全然得点できず。問題を読み間違えてたり、勘違いしながら回答することが多々ありました。先生からのアドバイスで「Aくんは読むのが速いんだから、問題文を2回読んでも、時間は足りなくならないよ。じっくり2回読んで問われていることをよく考えるだけで、点数は伸びると思うよ」と。先生のアドバイス素敵です!私も、理科は国語と思って解いてね!と伝えてました。

そして、私立の第二志望は、、これが渋渋の倍ほどの文章量だったんです。こっちの方がよっぽど時間ないと、本人談。渋渋よりも偏差値10くらい下の学校です。

さらに、1月の埼玉受験校、栄東の国語がまたすごい量の文章でした。一般問題と東大選抜2種類用意しましたが、コピーしてもしても終わらないのが栄東の国語の問題...。これ、文章読むのが好きじゃない子には相当ストレスだろうなぁ。。と。頑張って欲しい!

共学校の国語の方が難しい

女子は一般的なことや人の心情を理解するのが得意だと思います。なので、色々な立場の人の心情を推し量るような問題が出るのが、女子校や共学校の特徴だと、塾の先生が話してました。なので、男子にはちょっと難しく感じるようです。2/4に受けた男子校は国語が1番簡単だったと本人が驚いていて、ウチは国語で得点稼げていたかな?と思います。

試験の一教科目が国語の学校が多い

国語を、試験の最初の教科にしている学校は、やっぱり多かったと思います。男子が多く入学する学校で、算数を先にしてくれてるところもありましたが、長男が受けた中では断然国語が一教科目という学校が多かったです。一教科目の出来や手ごたえは、やっぱりその学校全教科の試験に、多少なりとも影響してしまうかなと思います。

うちの男子は、国語は得意なものの、一般常識が欠落していることも多くて、考えてもみなかった〜的な発言もしばしばだったので、1番困ったのが、都立一貫の適性問題 I の対策でした。

このお話は、また次回〜

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