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オタトーーーク!!【フロム・ソフトウェアの死にゲーの魅力】

少年時代からゲームが好きだった。

小学生の時はファミコンとスーパーファミコンが大ブーム!「ドラゴンクエスト」の新作発売日は、深夜から行列ができる時代。

ゲームに関しては苦い過去もある。

当時、小学5年生だった私は「ドラゴンクエスト3」にハマっていた。このゲームをやったことがある人は分かると思うが、同作には表面(おもてめん)と裏面がある。

表のボスはバラモス。だがバラモスを倒してもゲームは終わらない。裏面にゾーマというラスボスがいるのだ。ゾーマ討伐への道は長く苦しい。アイテムを集めてゾーマ城への橋を架けないとならない。

ようやくアイテムを集めた私に悲劇が襲った。

ディロリディロリディロリ ディーリ(セーブデータが失われた音)

いや、セーブデータは失われなかった。それならまだいい。ゲーム機本体を親に捨てられてしまったのだ。決められた時間を超えてゲームしていた私が悪いのだが、今考えても「やりすぎやろ」と思う。物凄く凹み、萎えた記憶がある。

閑話休題

私はもともとは王道と言われる「ファイナルファンタジー」シリーズや「ドラゴンクエスト」シリーズなどのRPGを中心にプレイしてきた。

しかし最近では「死にゲー」にハマっている。死にゲーはゲームでもトップクラスの難易度で、その名前の通り、何度も死にまくる。よってユーザーを選ぶゲームだ。しかしハマる人はコアなファンとなる。

死にゲーを生み出したのは、フロム・ソフトウェアという会社。

この会社のゲームの魅力は高難易度だけではなく、世界観・卓越したゲームバランス・攻略の自由度など多岐に渡る。

この記事では、何度も死にながらクリアしたゲームを紹介したい。

DARK SOULSシリーズ

動きがもっさりしているのが特徴。しかしシリーズが進むにつれて、どんどんスピーディーになっていった。またキャラ育成・装備種類・攻略の自由度が非常に高く、唯一無二のキャラメイクが可能。

世界観はダークファンタジー。マンガの「ベルセルク」とよく似ている。

このシリーズは1~3まで3作品あり、一番好きなのはダクソ3。シリーズでも最新作ということもあり、一番洗礼されている。敵の強さはシリーズ1番だと思っている。

ダクソ3で苦戦したボスキャラを3つ選ぶと、無名の王・奴隷戦士ゲール・闇喰らいのミディールだ。ちなみに、無名の王は隠しボス。ゲールはDLCのボス。ミディールはDLCの隠しボス。

とくに無名の王は失禁しかける強さ。50回くらい死んでいる。

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第2形態がヤバすぎる無名さん

このゲームは世界中から絶賛され、「ソウルライクゲーム」という類似作品が多く作られた。ファンタジー世界で死にゲーの王道なら、このゲーム。

Bloodborne

動きが素早くスタイリッシュなのが特徴。ダークソウルシリーズと違い、敵の攻撃はステップで避けるのが基本となる。また銃が標準装備となっている。ダクソほどではないが、キャラメイクの自由度は高い。

苦戦したボスキャラを3つ選ぶと、ゴースの遺子・ガスコイン神父・アメンドーズ。ガスコインは序盤の壁。アメンドーズは中盤の壁。ゴースの遺子はDLC最後の壁だ。

ゴースの遺子、ずっと叫びながら攻めまくってくる。そして強い!あやうく失禁しかけた。

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狂ったように攻撃してくるゴースさん

19世紀ヴィクトリア朝をベースにした近代が舞台で、ホラー要素が強い。個人的には難易度は他の死にゲーよりも低く、死にゲー初心者には、とっつきやすいのでは。

SEKIRO

他のゲームより動きが圧倒的に素早い。また、本作の特徴は上方向にも動ける三次元要素。レベルという概念が無く、キャラメイクの自由度は低い。

主人公は武士の時代の忍者。攻略するうえで必須となるのは「弾き」と呼ばれるジャストガードを修得しないといけないこと。

苦戦したボスキャラを3つ選ぶと、葦名一心・葦名弦一郎・うわばみの重蔵。

戦国時代の和風な世界観。難易度はフロム・ソフトウェアでも最強。他のゲームのようにレベル上げして攻略難易度を下げることができず、敵を倒すにも動きを読んで防御と攻撃をシビアに切り替えないといけない。

以前の記事で書いたので、詳しくはそちらで。

まとめ

死にゲーの魅力は、攻略の自由度にある。レベル上げにしても何のステータスを上げるかで、出来上がるキャラタイプが物凄く変わってくる。私は破壊力重視なので脳筋キャラになりがちだが…。

ダクソシリーズなら、武器も100くらいある中から自分のお気に入りを選択することができる。攻略もある程度の順番はあるが、どこから攻略するかはプレイヤー次第だ。

ボスを倒した時の爽快感と達成感はカタルシスの境地だ!いい年したオッサンが叫びたくなるほどの。

また、常に経験値を失うという緊張感がある。一度死ぬと貯めていた経験値がゼロになる。死んだ場所に経験値が落ちているのだが、その過程で死ぬと永遠に失われる。これを「ロスト」と呼ぶが、貯めまくった経験値をロストした時の喪失感と言ったらもう…!

マップが複雑ながらも良く作りこまれているので、クリアして時間がたったらほとんど忘れる。だから2回目のプレイでも飽きない。ステ振りや武器も新しいのを使いたくなり、1回目とは違うプレイスタイルを楽しめるのだ。

また、エンディングが複数用意されており、周回プレイしないと全エンディングを見ることはできない。これもフロム・ソフトウェアの上手いところだ。コアファンであれば、周回せざるを得ない設定にしているから。

死にゲーには中毒性がある。そして死にゲーの魅力に憑りつかれた者は、簡単なゲームだと物足りなさを感じるようになる。そこがデメリットかもしれない。

そんなフロム・ソフトウェアだが、次回作「ELDEN RING」の販売が決定している。

今から楽しみで仕方ない!

この記事を読んでくれたあなたに、死にゲーの魅力が伝われば幸いだ。


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