#1_今日のサイハテから_200128_ユーミンを貼る夜
今日も働いた。
ここは東京の西の果て。
冷たい雨が静かに窓を濡らしている。
足の指先がしんしんと冷えている。
ランチ
昼は博多天神のとんこつラーメンを食った。
チャーシューメンにしたよ。
750円。
チャーシューメンじゃなくて普通のとんこつラーメンなら500円だよ。
考えられないよね。
500円であんなにミルキーで旨いのかい?
ビビるわ。
しかも替え玉も無料なのかい?
ここまでくるともはや善意だよね。
対価を払って食わせてもらってるわけだけど、対価の上に感謝の祈りを重ねて支払わないわけにはいかない。
そんな風に思わせられるよ。
たぶん7年ぶりぐらいに行った気がする。
7年前はそんな風に思わなかったね。
大人になるっていうのは、こういうことなのかもしれない。
そんなことを考えさせられる、ラーメンだ。
通勤
本来の僕の予定であれば、仕事の資料を読みつつ電車に揺られる想定だった。
ところがクソ狭い社内で無理やりバッグから本をひねり出してみたら思いがけず、タレブの『身銭を切れ(Skin In The Game)』が出てきた。
出がけにバッグに入れる本を間違えたんだな。
これは家でメシを食いながら読むためのリフレッシュ本なんだ。
僕の中では。
そういうわけで、仕事の資料と思っていた本を読むのはあきらめた。
ネットフリックスで「アメリカンビューティー」を見ることにしたよ。
週末に、ダウンロードしておいたんだ。
見るのは、10年ぶりぐらいかもしれない。
サービス名
こういうことはあまり無いのだけど。
会社の新サービスのサービス名をみんなで考えた。
こんなこと、頻繁にあるような会社があるのかどうかわからないけれど。
サービス、伸ばせるように、頑張ってみようかと思う。
なぜ頑張りたいのだろうか?
と、自分に問うてみても、まだ腑に落ちる答えにたどり着けていない。
とりあえず、会社員やっている中では、かなり面白そうな部類の仕事としてカウントできる気がするから。
という理由で、自分にはいったん、現在の段階での説明を終えている。
寛容と不寛容
『身銭を切れ(Skin In The Game)』の中で、今回、今のところ一番タメになっているのがこの箇所の記述。「第3部 例のこの上ない非対称性」「第2章 もっとも不寛容なものが勝つ―頑固な少数派の支配」
一言でいうと、以下みたいな感じ。
「大勢を動かすことになるのは結局、正しいほうではなく、頑固なほう」。
「論理的に、寛容なものは不寛容なものを受け入れる可能性が有るが、不寛容なものが寛容なものを受け入れる可能性は無いので、必然的に不寛容なものが大勢を握ることになる」。
つまり、「少数決の原理」。(多数決の反対)
これはこの世の中の秘密として、僕の人生に大いに活用することにしよう。
ナイショにしてね。
タレブの本は、あんまり構造化されてないけど、読んでて楽しい上に大変学びになるので、好き。
楽しみのために本を読む、ということを知らない連中が読んでも読みにくくて挫折してくれそうな期待も持てそうで、そこも良いんだよね。
好き。
明日も、北のサイハテで、きっと仕事をする。
娘はもう寝た。
冷たい空気の部屋で、暖かい布団に包まれてやるよ。
そんな夜を書いてみた。
西のサイハテから。
意味もなく、ユーミンを貼る
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