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フードトラックビジネス:開業までの道のりをまとめてみた 前編

こんにちは。kです。

いきさつ

誰でも良い映画を観た後はハッピーになりますよね。私は無類の映画好きなので(ほぼ)ジャンル問わず観まくってますが、そんなに映画を観ない人にオススメを聞かれた時に挙げる映画がいくつかあります。

その中の一つが「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」という映画(ちょっと古いですけどね)!

その名の通り、フードトラックがテーマの映画なんですが、終始ハッピーな雰囲気で軽いノリで観れるのでオススメです。良い映画なんで知っている人も多いでしょう。

ただ問題は、終始ハッピーな感じ、そして難しいところは省いている構成のおかげで、この映画を見た後は自分もフードトラックしたいなーとか、もしかして自分でもできるんちゃうかーとか、思ってしまうとこですね。その気にさせる映画っていうわけです。笑

でも本当に楽しそうだし、フードトラックかわいいし、キューバサンドイッチ美味しそうだし、フードトラックのデザインしてみたいし、自由な感じで今っぽいし、「フードトラックやってます自分」って言いたいし(あほですわ)。。。と、まぁ邪念だらけになってしまうので、どうせなら開業までどういう道のりなのかできるだけ詳しく、そしてざっくりとまとめてみました(矛盾)!


その1:計画

まずは当然のごとく計画を立てるとこからスタートですね。場所、コンセプト、コスト、申請や許可についてあなたがどういうものをやりたいか、実際に可能なのかをじっくり考えてみます。

例えば、
場所:東京
コンセプト:キューバ料理
コスト:車・備品代、*購入 or レンタル
許可:営業許可

できれば、「場所」や「コンセプト」については、もっと詳しい計画を市場調査をして出していきますか。やっぱりフードトラックと言えばランチのイメージがあるので、企業が集まっている場所に集中します。しかし、出店できる場所には限りがあるのでなかなか自分の好きな場所に出すのは難しいみたいですね。土地を持っている、借りている人に直接交渉する、場所を持ってる人から依頼をもらうなどして確保するのもアリですが、こういうサイトもあるみたい。やれる場所は限られそうですが手っ取り早いでしょうね。

コンセプトはやっぱりジャンクなキューバサンドイッチですかね。笑
両面をたっぷりのバターで焼いてるやつなんかが最高です。しかし、世の中そんなに甘くないので健康志向も必要なのかね。。。野菜メニューもあれば嬉しいのは確か。

ここまで絞ってくると(全然絞れてませんやん)おのずと「コスト」と「許可」の部分も見えてくると思います。
コストは備品や車を購入かレンタルするか、どんなメニューにするかによって変わるので一旦置いときましょう。では次は「許可」を埋めていきまーす。

その2:許可

食品を売るわけですからもちろん営業許可が必要です。というわけで目黒区(先輩の地元というだけで決定)でフードトラック営業の許可について見てみましょう。
まずどこに申請するのかというと23区の場合は各保健所です。目黒だと目黒区保健所生活衛生課の食品衛生指導係窓口というところに、
・営業許可申請書
(1)食品衛生法に基づく申請書
(2)東京都食品製造業等取締条例に基づく申請書
・食品衛生責任者の資格を証明するもの
を届けなければいけません(それと申請料)。ちなみにこれは個人の場合ですが、どちらにせよ、食品衛生管理者の資格がないと営業許可自体出せません。

ただその資格は1万円くらいで1日講習を受ければゲットできるのでそこまでハードルは高くないですね。このサイトから受講日等確認できますのでどうぞ(http://www.toshoku.or.jp/
問題は営業許可がおりるように設備を整えなければいけないことです。店舗を構えている飲食店と同じでフードトラックも、

設備を整える

営業許可の申請

検査を受ける

それが通れば営業してもいいですよと許可証がもらえる

というわけですわ。

ただ残念なことにこの営業許可それぞれの自治体で申請しなければいけません。。。フードトラックで全国回るとなるとそれぞれの都道府県等で申請しないといけないので映画のようにはいかないみたいです。。。映画に触発されてモチベーションが上がってた人もここで挫折するかもですね。

まだまだこれからですわ

しかし!まだ肝心の設備(フードトラックのデザインとか)やメニュー開発についてはまだ説明していないので、楽しみは残っています。笑

ということで今回は以上!前編は現実的な部分まとめてみましたがビジネスですからしゃーないわな。次回はお待ちかねの設備・食材調達、メニュー開発、マーケティング、マネージメントなどについて見ていきましょうか。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。後編お楽しみにー!
(情報間違ってたらすいやせん)

Photo by REVOLT on Unsplash


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