ブログ_F-000

note趣意|当方のnoteについて

~ コピーライターがこっそり教える書くための知識 ~

No.000|F.その他|F-001

当方こと、コピーライター中村 和夫は、これまで雑誌記者、紙出版編集者、海外雑誌ECサイト起業参画、メルマガ編集長など、編集者として紙とウェブの両メディアを渡り歩いてきました。現在は企業案件を中心に、フリーランスのコピーライターとして活動しています。

|趣意

言葉の仕事を生業にしてからおよそ25年。コピー、ライティング、編集はもとより、言葉自体の知識など皆無だった駆け出し若造の当方が、こうして今、フリーランスのコピーライターとして仕事をいただけている。

それは何よりも、先輩編集者・著名作家・執筆者といった、偉大な先人から教えられた上質な知識、すなわち英知を授かったからにほかなりません。

人生の折り返しを迎えた今、これまで先人に教えられた上質な知識や貴重な体験を、後世に遺すべきではないか。

であるならば、有益と思われる知識や体験の細微を、少しづつでも電網日誌、すなわちnoteという形式で綴ろうではないか。そう決意するにいたりました。

|横顔

以降、当noteを高覧いただく上でも、当方経歴をもう少し顧みておくのは礼儀かもしれません。

これまで会社組織務め、いわゆるプロパーという立場では、紙メディアとウェブメディアで約10年。フリーランスコピーライターで約15年。あわせて約25年の四半世紀(2019年12月現在)に渡り、言葉に関わる業務経験を積み重ねてきました。

それぞれのメディアにおける主な業務は以下のとおりです。

紙を代表とするペーパーメディア

①リサーチ、情報ソース、情報の見極め、企画
②著名な作家・文化人などへのアポイントメント、お伺い、依頼
③ライター・デザイナー・カメラマンなどの手配・発注・管理
④取材、ライティング、編集、校正、校閲、ファクトチェック
⑤記名原稿へのタイトル・リード・見出しなどの作成
⑥著名な執筆者やインタビュー協力者のプロフィールの作成
⑦関係各署への見本誌送付・お礼・入金管理・お詫びなどの庶務
⑧当該号掲載記事をタテ軸的に進捗管理する、いわゆる台割管理

などを中心に「編集」と称されるような業務に携わる。

ウェブを代表とするデジタルメディア

①コンテンツの仕込み、ライティング、ファクトチェック
②要素・遷移・ワイヤーなど画面構成類の作成
③写真・イラスト・ロゴなどの画像手配・管理
④トーン&マナー(トンマナ)などガイドラインの策定
⑤表記や表現などレギュレーションの策定
⑥PV(ページビュー)・入会率や購入率のCV(コンバージョン)のウォッチ
⑦ライティング・マーケなどレポート報告
⑧各号を週・月・時期・年とヨコ軸的に進捗管理する、いわゆる編成管理

など、編集に加えて「編成」と称されるような業務にも携わる。

フリーランスコピーライター

①対象組織:企業、官公庁、財団、協会、店舗
②対象範囲:商品、サービス、プロダクト、キャンペーン
③対象媒体:ウェブ、紙、動画、サイネージ、看板、POP
④ブランディング:企業理念、ビジョン、スローガン、方針、メッセージ
⑤コピーワーク:コピーライティング、キャッチコピー、ネーミング、ライティング
⑥情報編集:コンセプトワーク、情報設計(IA)、情報整理、編集、校正
⑦コンサル:コンテンツ、メディア、ソーシャル(SNS)の運用監修
⑧対象業界:メーカー、IT、小売、サービス、交通、メディア、エンタメ

などを中心に「コミュニケーション」と称されるような業務に携わる。

|題材

上記のような経験を経た当方として、当noteで取り上げる題材は、以下を予定しています。

カテゴリA:コピー基礎

コピーライティングに関するマナー、作法、パターン、書き方、作り方、考え方、アプローチ方法など、コピーやライティングのために知っておきたい大切な基礎知識を、長年企業案件を中心に活動してきたコピーライターが、惜しげもなく公開していきます。

カテゴリB:コピーレビュー

キャッチコピー、タグライン、スローガン、ボディコピー、リードコピーなど、気になるコピーや秀逸で印象的な表現手法を、長年企業案件を中心に活動してきたコピーライターが、わかりやすく解説していきます。TVCM、ラジオCM、新聞広告、雑誌広告、コーポレートサイト広告、ウェブサイトのバナー、SNS、ソーシャルメディア、オウンドメディアなど、取り上げる媒体はジャンルレスです。

カテゴリC:コトバ

読めたり書けたりと知ってはいるけれど、実際には使えていない言葉はもちろん、今さら聞けないビジネスワードから、使い勝手のいいカタカナ文言まで、コトバのプロと呼ばれる以上なかば強迫観念的に長年に渡りリスト化・ストックしてきた、企業秘密ともいえる珠玉のコトバの数々を、ピックアップしていきます。


カテゴリD:案件事例

コーポレートサイト、スペシャルコンテンツ、サービスサイト、商品サイト、ランディングページ(LP)、メルマガ運用、動画CM、ナレーション、新聞広告、書籍編集、冊子編集、雑誌記事、芥川賞・直木賞作家、著名人、映画監督、アーティスト、文化人へのインタビューやアポイント方法など、これまで携わったさまざまな案件の舞台裏を、こっそり明かしていきます。

カテゴリE:仕事術

コピーライティング、コンセプトワーク、ブラッシュアップ、リファイン、校正、修正を中心に、提案・プレゼン・オリエンなどで提出してきたドキュメント体裁やアプローチ方法を開陳。さらには、ドキュメント、ファイル、ブックマーク、チャット、コミュニケーションといった各種ツールから、概算見積算出の考え方や名刺管理のワザまで、編集やコピーライティングの仕事をとおして行き着いた、ビジネスハック的な仕事術を、公開していきます。

カテゴリF:その他

「コピー基礎」「コピーレビュー」「案件事例」「仕事術」「コトバ」という既存カテゴリではハマりきらない、さまざまな有益な知識、体験、小ネタなどを、共有していきます。コピーワーク、コンセプトワーク、編集、メディアマナーを中心に、もちろん題材はコピーライティングやコトバが中心。食べ物、旅行、映画鑑賞など、コピーライティングの知識とは関係のない無益なリア充ネタは一切排除、というか無縁なため、ご安心のほどを。

以上のようなカテゴリを中心に、コピーライティング、ライティング、言葉についてのさまざまな知識、とりわけ仕事や日常で実践的にすぐに役立つマナー・コツ・小ネタを意識して、余すことなく共有していく所存です。

|宣言

当noteを発信するにあたり、自身を律する上でも、以下宣言します。

○目的:コピーライティングを中心とする有益な知識の共有
×排除:利己目的・名誉目的・評価目的・承認目的
○対象:言葉のコミュニケーションを行うすべての人

|信念

難解にならぬよう。堅苦しくならぬよう。独善にならぬよう。高慢にならぬよう。

信念とする「あらゆる言葉を人にやさしく。読みやすく。」の精神で、コピーライティングや言葉にまつわる良質な知識を、当noteからざっくばらんにお届けします。

当noteの試みが、言葉、文言、文章などテキストをはじめとする「コミュニケーションという社会の営み」を、より豊かに発展させる一助とならんこと、願って止みません。

末筆に。日本中が注目した令和元年となる2019年の年末に開催された『M-1グランプリ2019』にて、ぺこぱの松陰寺太勇氏が発したセリフを借用し、小欄の趣意を終わります。

「知識は水だ。独占してはいけない」

(了)

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