わがままな、お別れ遠足
みなさんこんにちは!
国際協力NGOのCBBでインターンをしている大分大学の神野です!
今日は、今まででの1番2番を争うほどの楽しい時間を過ごすことができました。
というのも、今日は、私のわがままイベントの当日でした。
そのイベントとは。
遠足です。
それも、ただの遠足では無く、
みんなでおにぎりを作って、それを持って山に行きみんなで食べる。
そんな私のわがままイベントを行いました。
そんな今日は、朝が早かったです。
山に登るのが遅くなると、暑くなるので生徒達には6時に集合してもらい、7時に出発を予定していました。
なので、6時までにご飯を炊いておにぎりの準備をしなくてはならず、5時起きで準備をしていました。
私は、みんなを早起きさせる責任を少し感じて、4時半頃から起きて炊飯の火をおこす準備などをしていました。
5時を目安にみんな起きてきて、みんなでおにぎり作りの準備を行いました。
まだ、空も暗い時間帯から、
ご飯を炊く人。
おにぎりの具の鶏肉を切る人。
おにぎりの具を味付けする人。
教室でおにぎり作りをする会場設営の人。
それぞれ、分かれて全員で準備を行いました。
そして、約束の6時。
生徒は一人も来ません。
30分経っても来ません。
しびれを切らし、子ども達を迎えに行くことにしました。
すると、スクールから5分ほど自転車を走らせた所で、生徒が集まっている場所を見つけました。
みんなを連れてスクールに行き、おにぎり作りから始めました。
まずは、手を洗って。
以前に行った、石けん作りの作った余りがあり、それを使いました。
しっかりと手を洗ったら、実際におにぎり作り。
生徒達は、恐らくおにぎりを作った事が無いので、まずはデモ。
覚えてもらったら、実際に作ってもらいました。
みんな楽しそうにおにぎりを作る姿を見ているだけで笑顔になりました。
おにぎりを作り終えたら、それを持って山に。
その前に、遠足で一番大切な生徒の把握を行いました。
山に子どもを残してきた。
そんなことは、絶対にあってはなりません。
生徒を6人で1つのグループにして生徒の管理を行えるように気を付けました。
そんなこともあり、いざ山登り。
道中がなんとも楽しくて仕方がありませんでした。
みんなで手を繋いで。
みんなで靴飛ばしをしながら遊んで。
かけっこをして。
道に生えている草で遊んで。
恐らく、道中誰よりも楽しんで歩きました。
山に着くと、早朝に作ったおにぎりを。
みんなで円になって食べました。
この時間。
それこそが、私の夢に見ていた瞬間でした。
そんな中で食べるおにぎりは、たまらなく美味しかったです。
おにぎりを食べた後は、少しみんなで遊びました。
スクールからサッカーボールを持っていっていたので、それを使って遊んで来ました。
何というか、一瞬一瞬が、ものすごく大きな思い出になっていることを自分の中で感じて。
その思い出の瞬間を今経験している。
という、なんとも不思議な感覚を過ごしました。
遊んだ後は、山にあるお寺を巡りに。
上り坂も何のその。
みんなで競争しては、ばてて。
そんな繰り返しで死にそうになりながら登ってきました。笑
山の頂上まで行くと、もの凄くきれいな景色が。
何度も見ている景色ですが、大勢の子どもと見る景色は、それはまた一段ときれいでした。
山に登って休憩する時間に、昨日買っておいたお菓子をみんなで食べました。
お菓子は、言わずもがな大好評で一瞬にして、みんなに配り終えました。
自分のお菓子を残しておくのを忘れていて、子ども達から奪ったり。
そんなことをしていました。
子ども達は、本当に無邪気で。
そんな子ども達の写真をたくさん撮りました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ。
帰ろうか。
そう思った頃。
子どもが階段から転んで怪我をした。
という情報が。
それでも、他の子ども達が色々とサポートしてくれていて、大きな怪我でもなく、とりあえずは大丈夫そうでした。
帰りの時間は、なんとも寂しく。
最後尾で、みんなの帰りを見守りました。
今日は、私にとって村生活の最後の日曜日。
いわば、この遠足はお別れ遠足です。
そんな時間を一秒でも楽しみたかったようで、行きは先頭。
帰りは最後尾。
自然と、その位置を歩いていました。
最後尾から見守っていると、階段で転んだ子が途中から列を抜けて一人泣いていたので、その子と一緒にゆっくり歩いて帰りました。
今日は、なんとも、夢のような時間を過ごしました。
私のカンボジアの村生活は今週で終わりです。
6ヶ月間に及ぶインターンの集大成となる今日のイベント。
言葉では表せないほどの楽しさが詰まっていました。
こんな夢のような時間を与えてくれた子ども達に感謝。
こんな夢のような時間に付き合ってくれたインターン生に感謝。
恐らく、一生忘れないであろう思い出を作ることができました。
カンボジアの地でやりたいと思っていた事が全てすることができました。
少し、心配事といえば住み込みスタッフ関連。
このことは、また後日書こうと思います。
とにかく、やりたかった事は全てやり、後悔など微塵もない。と言えるほど楽しんで来ました。
といっても、余韻になんて浸っていられません。
明日からも、私の大切で、大好きな生徒がたくさんやって来ます。
今週で最後。
生徒達に対しても。最後の1週間全力で。
絶対に後悔しないように、最高の思い出をたくさん作っていきます。