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合法ドラッグやりますか?

脱法では無く、政府が公認している合法のドラッグがあれば、あなたは使用しますか?

多くの人が使用していて、使用することに後ろめたさを感じることは、まずありません。
過度な依存を生じることは、まれだと考えられています。
すぐにそれと分かる依存症患者を見かけることも、まれです。

入手するのはお手軽で、コンビニやスーパーで手に入ります。
また、食べ物や飲み物を出すお店で頼むと、すぐに出て来ます。

薬物としての作用はいくつかあります。
一つは脳に対して快楽物質を出させ、また、理性的な抑圧系統を抑えるという物です。
これにより、気分が高揚する感覚を覚え、理性のタガが外れます。
簡単に言うと、ご機嫌なバカになります。
多くの人はこの作用があるために、このドラッグを使用します。
バカになってしまうため、失言をしたり失態を晒したりします。オーバードーズもしばしば散見され、翌日に多かれ少なかれ不調をきたします。睡眠が浅くなる作用も、それに拍車をかけます。
ただし、ドラッグを使用していると正確に認識出来ている人は、ほとんどいません。
次に心臓や血管系統への作用です。
心拍数を上げて心臓の負担を増やします。
また、肝臓や膵臓など各種内臓に負荷をかけます。
長期的に使用すると、使用していない人に比べて、脳が萎縮する傾向にあります。

このドラッグに関しては「やり過ぎ無い方が良い」という文章を良く目にします。
上述したような悪性の作用が多くあるのにも関わらず、何故かやらない方が良いという結論になりません。
「ほどほどにしましょう」
という、よく分からない曖昧な表現になります。
恐らく原因は、著者がこのドラッグを使用しているからだと考えられます。
そんな人の言う事を鵜呑みにしては危険です。
ほどほどなら使用した方が良い、というドラッグは果たして本当にあり得るのでしょうか?

「酒は百薬の長」
という言葉を引き合いに出す人もいます。
しかし、これは昔の人が作った言葉です。
脳の萎縮など各種有害作用を知っていたら、そんな言葉は作られなかったかも知れません。
病気になった時に、薬よりも適量のお酒を飲んだ方が良いですよ、とお医者さんが言うわけ無いですよね。

コミュニケーションが潤滑になる、と言う人もいます。
しかし、それはドラッグを使用して人工的にバカになっているから、積極的に話せるのに過ぎません。
そういう目で見ると、なんだか情けない気がします。
ドラッグなんかに頼らず、コミュニケーションを取れませんか?と、言いたくなります。

ドラッグを使用している、さらには体に残っている時間はバカになるので、普段より正しい判断が出来ません。当然いつもより仕事などの質は低下します。
これらを踏まえると、私はこのドラッグを使用しません。
また、全ての人に少しでも使用して欲しくはありません。
こんな事をしている時間をもっと有意義な事にあてたら、その人の人生は、さらには人類は、もっともっと良くなる気がしてなりません。

それでもあなたは、合法ドラッグをやりますか?

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