「マネジメント型人間はもう古い」
こんにちは。遠藤です。4749回目のブログです。
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今日は「マネジメント型人間はもう古い」という話をします。
先に言っておくとマネジメントは必須能力です。
が、もはや必要十分条件の十分条件に過ぎません。
その前提でお読みください。
では何故、マネジメントはもう古いか?
それは新コ禍によって「売上の法則」が完全に壊れたからです。
これまでは従来のビジネスモデルを踏襲していれば、それなりに売上が上がりました。
フィットネスクラブでいえば商圏にチラシを配布したり、インターネット広告を使って集客したり、紹介キャンペーンをやったりということです。
が、この程度のことであれば(国語と算数ができれば)誰にでもできます。
だから置物のような役職者でも務まったのです。
しかし、当たり前ですが、そんなやり方はまったく通用しなくなりました。
今、求められているのは「売上利益が上がるしくみ(ビジネスモデル)」をつくることです。
このことについて私はFBL大学の「ビジネスモデル戦略考」という講座で数年にわたって毎回言い続けてきました。
が、一部の方々を除いてあまり響いているようには感じません。
多くの人は事例とかやり方といった目先の手法にだけに興味があるようです。
ビジネスモデルが古ければ、その状態でマネジメントをしても「下手なフォームを強化しているようなもの」です。
練習すればするだけ下手になります。
一例を挙げると、私の印象だと推定90%くらいの役職者がLTVを意識せずに広告宣伝活動を行っています。
経営者も大半がLTVを知りません。
LTVを知らなければ広告費は決められません。
では何故、毎月のように広告費を使うことができるかというと「予算」があるからです。
「予算」が30万円と決まっていれば予算内の30万円を使う。
これが業界各社の広告宣伝活動です。
これでは下手をすると「広告をうっただけ赤字になる」ということにもなりかねないわけです。
「30万円投資すれば100万円のリターンが見込める」という論理的根拠に基づいて30万円を投資するのが本来の広告宣伝活動です。
この時に「30万円投資すれば100万円のリターンが見込める」という「しくみ」をつくるのが「売上利益が上がるしくみ(ビジネスモデル)をつくる」ということであり、今後のリーダーに求められる能力です。
いわば「ビジネスの設計図」です。
私がコンサルティング等をするときにもっともこだわる点です。
設計図のない家は必ず崩れます。
ビジネスも同じだと思います。
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