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体操選手の着地の仕方について2

こんにちは!
皆さまお久しぶりです。

今日は「体操選手の着地の仕方について2」を話していきたいと思います。

さっそくですが、皆さまがイメージする理想の着地とはどのようなものでしょうか?

僕の理想はふわっと止まること。
舞い降りてきたかというような着地。です。



僕の話はどうでもいいとして、
以前に「体操選手の着地の仕方について」という記事を書きました。
https://note.mu/kazuya_725/n/na12fe7a9ae0a←その記事がこちら。

この記事を読む前に
まだ読まれてない方は、先にこちらをご覧ください。
読まれた方も、もう一度読んでいただければと思います。






読んでいただきありがとうございます。


読まれてみてどうですか?


確かに!と思う方もおられるかもしれませんし、何を言ってるねん。と思う方もおられるかと思います。


読んだだけではわからないと思うので、皆さまも実際に試してみましょう。




どうでしょうか?
どういった着地の感覚でしょうか?




吸収出来てる感じがする!と言う方もいれば、よくわからない。と言う方もおられるかと思います。




僕自身も久しぶりに読み返して実践してみると当時は正しいと思っていたのですが、1年半経った今だと何か違うなと思ったのです。



以前の記事が正しいと思っていたら、この記事は書いていません。




なので、改めて書いてみようと思います。





以前書いた記事では足首を使って衝撃を吸収して着地しましょう。と書きました。

ですが、実際にやっていくと上手くいかないパターンが結構多かったのです。

そこで、どうしたら上手くいくのかと考えた結果、最初に衝撃を吸収しているところは足首では無いと気づいたのです。



僕の意見を聞いているだけだともったいないので、皆さまも一度考えてみましょう。




僕の答えとしては…














足の指です。

最初に衝撃を吸収するところは足のMP関節なのです。

MP関節→足首→膝関節→股関節の順に吸収していくと考えられます。

MP関節を飛ばして足首から吸収するとは考えにくいです。



何を細かい事を言ってるねん!と思う方もおられるかと思います。



ではどうすれば良いのかと言う話になりますが、答えとしてはつま先から着地をする事です。




かかとから着地してしまうとMP関節どころか足首も使えません。



つま先から着地すると、MP関節→足首→膝関節→股関節の順に動くはずです。

見た目はほぼ同時ですが、そうなるはずです。


かかとから着地すると膝関節と股関節しか使えないです。
そうなるとしゃがまないと衝撃を吸収出来なくなってしまいます。


しゃがみこんでしまうと減点対象になってしまいますね。

また、そういう体の使い方をしていると膝関節や股関節が痛くなります。
さらに足首やすねまで痛めやすくなります。



一方、つま先から着地するとMP関節、足首、膝関節、股関節で衝撃を吸収出来ます。
4箇所で吸収出来るので、しゃがまなくても衝撃を吸収出来る上に、高い位置で着地出来ます。



どちらが体に優しいかは言うまでも無いですね。




だから、上手な選手は着地姿勢が高いのだと思います。
着地までの空中局面で余裕があるのももちろんですが、着地姿勢が高いと余裕があるようにみえますよね。


証拠としてバイルズ選手は着地の時ほとんど膝を曲げないですね。
MP関節、足首、膝関節、股関節の4箇所を使って衝撃を吸収出来てる証拠だと思います。

今の時代はEスコアが非常に厳しいです。
着地姿勢でEスコアは大きく変わってきます。

是非、体に負担の少ない高い位置で着地し、減点のない美しい体操をしていただきたいです。



まとめ

●着地の時、MP関節→足首→膝関節→股関節の順に衝撃を吸収する。
●MP関節、足首を使って衝撃を吸収するためにはつま先から着地すること。
●かかとから着地すると、膝関節と股関節しか使えないので、体への負担が大きくなる。
●つま先から着地し、MP関節が使えると着地姿勢は高くなり、体への負担は少なくなる。

という事でした!

少し難しい話をしてしまいましたが、要はつま先から着地をしましょう。という事でした。




この内容は体操だけでなく、バスケやバレーなど様々なスポーツの着地でも同じことが言えます。


間違った動きを繰り返す事で、使い痛みは起きてしまいます。

足首や膝関節、股関節に痛みがある選手は、もしかすると着地の仕方が原因にあるかもしれません。

着地の仕方に原因がある場合はマッサージを受けても痛みは軽減しますが、完治は難しいでしょう。
テーピングを巻いても痛みは軽減しますが、完治は難しいでしょう。


原因は着地の仕方にあるのですから…




今回は着地の仕方についてを説明させていただきました。

是非マスターしていただき、理想の着地をして怪我なく美しい体操をしていただければと思います。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。




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