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【海外ノマド】5万円からバリ島長期滞在できるビザを書いてみる【最長5年間】

結論から言うと、一度の入国で60日間滞在出来て、1年間何度でもバリ島へ入国出来るビザが5万円程で購入出来ます。その他最大5年間有効のものや、一度の入国で180日間滞在できるビザも存在しています。(2024年5月現在)

はじめに

バリ島でノマド生活など長期滞在するにあたり重要になってくるのがビザ。観光でバリ島に来られる方は、30日間滞在可能なVisa on Arrival(到着ビザ)を取得するのが一般的だと思います。

そんな到着ビザですが、30日毎に延長や出入国の必要に迫られるため、到着ビザのみでバリ島に半年以上滞在しようとするとかなり骨が折れます。

ただし探せば道はあるもので、現地のビザエージェントを通すと最初に述べたように1〜5年の間に何度でも入国可能、更には1度の入国で60〜180日間滞在できるビザを取得することができます。

今回はそんなバリ島での長期滞在に使えるビザを2つ紹介していきます。

D1 / D2 マルチエントリービザ

一度の入国につき、バリ島を含むインドネシア国内に最大60日間滞在することが出来るビザです。値段により複数の有効期間があり、1年間や2年間の他には最長で5年間有効のものもあるという驚き!

つまり、「バリ島に60日間滞在し、マレーシアなどで1泊してから、再度バリ島に戻り60日間滞在する」という生活を最長5年間行えるというものです。

お値段は1年間有効で5万円、2年間で10万円、5年間で20万円ほど。

D1とD2の違いに関して、D1が観光用、D2が現地視察などのビジネス用という建前があるのですが、どちらでも問題なく入国出来ます。現に筆者はD1や後述のD12を知らずにD2を取得しましたが、スムーズにバリ島への出入国が出来ています。

D12 マルチエントリービザ

D1/D2ビザとの大きな違いとしては、一度の入国につきインドネシア国内に最大180日滞在可能な点にあります。ただしこちらには5年間有効なものはなく、1年間または2年間の有効期限になります。

お値段は1年間有効で7万円、2年間で11万円ほどと、D1 / D2ビザよりも若干高めになっています。

現時点で手軽に取れるビザとしてはこれが一番のものだと思います。実際に現地で出会った多くの外国人もこのビザでバリ島に滞在していました。ただこちらも建前としては投資前の視察用のビザとなっており、一度の入国で半年滞在出来るのは便利すぎてどこかで取得制限が掛かるかもしれません。

どっちを取るべき?

似たような選択肢が二つある以上、どっちを取るか。
まずもってバリ島に入り浸る場合のコストパフォーマンスとしてはD12の方が確実に良いです。

というのもD1 / D2ビザでは60日おきに出国する必要があり、その度に空港までのタクシー代やフライト代、ホテル代などが別途掛かるからです。バリ島から近いクアラルンプールに1泊して往復する場合でも、合計で2~3万円は掛かると計算した方が良いと思います。

出入国のコストを計算に含めると、D12ビザの場合に年間10万円程なのに対して、D1 / D2ビザの場合に年間20万円程にもなります。

また二拠点生活などバリ島よりもメインの住み場所がある場合、そもそも到着ビザの30日(+延長30日)で事足りるかもしれません。

そうなるとD1 / D2は器用貧乏な感じになってしまうのですが、インドネシアのビザ制度には変更が付きもの。厳密には観光用でない故に行き先不透明なD2やD12ビザより、D1を5年間ドンと取ってバリ島を長期ワーケーション地として長期確保しまうのも安全策としてアリだと思います。

おわりに

ビザ関連のご相談はTwitterやInstagramのDMから!バリ島へ渡航予定の方に対して、英語対応のエージェントを利用する際のアドバイスや通訳サポートなどを行っています。

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