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前の東京オリンピックの年生まれ、東海道新幹線と同い年。もうだいぶ大きくなってしまった二…

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前の東京オリンピックの年生まれ、東海道新幹線と同い年。もうだいぶ大きくなってしまった二人の子供のお父さんをやっています。今のお仕事はarduinoとかraspberry piを売っている電子部品通販サイトの中の人です。

マガジン

  • レトロPCたちの歩み

    私の年代の人にとって、はじめて出会ったパソコンたち。機種によってはもうなかなか情報も残っていないものもあります。当時の思い出とともに時代背景とスペックなんかをまとめておきます。

  • CPU - パソコンの中心部

    Apple][に使われた6502を始め、拡張カードに刺して使っていたZ-80、6809などをまとめているうちに、マシン語の学習を思い出していろいろなCPUの記事を書いたので、こちらもマガジンにまとめてみます。

  • いろいろなプログラミング言語

    思い出したように過去に使ったことがあるプログラミング言語のことを書いていたのですが、そろそろマガジンにまとめておこうと思います。

  • 分解シリーズ

    モノがどのように作られているかは、なかなか勉強になるもので、どうせ捨ててしまうのであれば調べてみるのも楽しいです。そのまま捨ててしまうので、記録のためにバラすたびに記事を書いています。

  • デバイスとアプリの歴史

    レトロブームがPCだけに留まらず、レコード盤やカセットテープまで及ぶに連れ、こういった懐かしい道具(デバイス)についてをマガジンにまとめます。

最近の記事

  • 固定された記事

プロフィールのようなもの

だいたいは本名で出てるつもりです。あまり本名を晒すといろいろと弊害も出るので、わかる人にはわかるような感じでやってますが、アカウント名でバレバレです。なお、私の本名はネット上に同姓同名さんがいるので、他の情報も参照して本人確認をしてくださいね。 なお、noteの記事は不定期に更新しています。一度、読んだ記事でも、もう一度開くと新しい発見があるかもしれません。 twitter @kazushinakamura noteの記事を書いたお知らせくらいしか使っていませんが、レス

    • 88のその後 - 盤石の後継機たち

      NECのPC-8801について書いたのはもう随分と前になってしまいました。そこで後継についても軽く触れたので済んだものとしてスルーしてしまおうかと思ったのですが、なかなか味のあるPC達なので取り上げることにしました。 PC-8801 - 8ビットの頂点 PC-8801が出たのが81年の終わり頃、この時はPC-8001も継続して販売されていました。83年になるとフロッピーも普及し始め5インチドライブを内蔵できるPC-8801mkIIを投入します。先代ではオプションであった漢

      • 80286のプロテクトモード - 仮想アドレスから実アドレスに変換する仕組み

        大型機などでは一般的だった仮想メモリやタスク管理などの機能をプロテクトモードという形でマイコンに導入した80286でしたが、当時はそんな複雑な機能は見向きもされず、どちらかというと8086では1Mまでしか使えなかったメモリをもっと多く使えるようにするために無理やり使うというケースの方が多かったと思います。 さて、今では当たり前となった仮想メモリやタスク管理ですが、普通の人がプログラムを書くうえで知る必要も無いことが多く、たとえアセンブラが書ける人でも馴染みがない人のほうが多

        • Googleマップ - 私の投稿写真ランキング 再び

          今年の春先に Googleマップ に投稿している写真たちの合計閲覧回数が200万回になったよという記事を書いたのですが、気がつけば先日300万を超えていました。いやはや4ヶ月ちょいで100万も増えたんですか。Googleマップ恐るべし。 Googleマップ - 私の投稿写真ランキング スマホでGoogleマップを開いて「投稿」のタブを叩くと直近の閲覧数がグラフで出てくるのですが、まっすぐ伸びるのではなく階段のようなグラフが出てきます。 相変わらず1位は長崎の稲佐山のアン

        • 固定された記事

        プロフィールのようなもの

        • 88のその後 - 盤石の後継機たち

        • 80286のプロテクトモード - 仮想アドレスから実アドレスに変換する仕組み

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        マガジン

        • レトロPCたちの歩み
          65本
        • CPU - パソコンの中心部
          32本
        • いろいろなプログラミング言語
          49本
        • 分解シリーズ
          11本
        • デバイスとアプリの歴史
          36本
        • C言語教室
          73本

        記事

          面は塗りつぶしで作る

          初期のパソコンのグラフィック画面はVRAMに点や線をひとつずつ描いていたのですが、これだといわゆる「線画」にしかなりません。最初のスター・ウォーズの戦闘機で出てきた目標を示すコンピュータ・グラフィックスも、そんな感じでした。当時のCPUの能力ではリアルタイムに処理するのは、そのくらいが精一杯だったんですよね。 Star Wars for the Apple II (映画は版権がうるさそうなのゲームのほうで) ですからゲームなどでは苦しいのですが、グラフを描けば中を塗りつぶ

          面は塗りつぶしで作る

          おめでとうございます!(銀バッジ)

          おめでとうございます!(銀バッジ)

          C++ 再入門 その8 クラスの書き方

          クラスって構造体の親戚だとは説明しました。ですから型を定義してから、その変数を宣言するという手順も同じです。小規模なコードの場合、慣れるまでは同じソースファイルの中で型を定義してから、必要になった場所で変数を宣言して使うことが多いでしょう。 #include <iostream>#include <string>using namespace std;class product {public: product(string sku, int price, string

          C++ 再入門 その8 クラスの書き方

          「神戸須磨シーワールド」に行ってきた(その3)

          前回はイルカショーの話を中心に書いたのですが、今回はシャチショーです。 「神戸須磨シーワールド」に行ってきた(その2) イルカショーが終わり次第、反対側にあるオルカスタディアムに向かったのですが、こちらも既に満員札止め。どうやら前の回が終わり次第、もう席に向かうヒトが殆どでショーを座って見るのであれば、それなりに長い時間座って待っていなければならなかったようです。ちょっと覚悟が足りなかったようですね。流石に暑すぎて長い時間、屋外に居るのは躊躇われます。そこでやはり脇にある

          「神戸須磨シーワールド」に行ってきた(その3)

          「神戸須磨シーワールド」に行ってきた(その2)

          さて、前回は水族館らしい水槽でタコやらクラゲ何かを見ていた話でしたが、今回はイルカショーと海獣たちです。 「神戸須磨シーワールド」に行ってきた(その1) イルカショーが行われるドルフィンスタディアムはいくつかのサブプールもあり、ショーを見るためのシートも1000以上はありそうな大きな建物です。裏側にはドルフィンビーチでタッチ体験も出来るようですが、こちらは追加料金を払って、そのためのチケットを入手する必要があるようです。スタディアムの下の階にはフードコートとお土産屋さんが

          「神戸須磨シーワールド」に行ってきた(その2)

          HC-88(EPSON)を分解してみた

          久しぶりの分解シリーズです。倉庫の奥に眠っていたHC-88という大昔のノートPCを発掘したので、掃除も兼ねて蓋を外してみました。残念ながらACアダプタが見つかっていないので、動作の確認は出来ませんでしたが、まだ動作する可能性は十分にあるので、壊さないように慎重に分解です。 HC-88は1984年に発売されたZ-80の載ったハンドヘルド機で、日本語ワープロとしても使えることが特徴でした。自分で使っていた記憶が無いので、もう要らないのでと人からもらったものだと思います。 下の

          HC-88(EPSON)を分解してみた

          オープンリールなビデオレコーダ

          私の世代は物心がついた頃には既にテレビのあるウチも多かったとはいえ、その大部分はまだ白黒テレビでした。お金持ちのおウチには観音開きの家具調のテレビが鎮座していましたが、ウチなんかは一回り小さなブラウン管の入った箱に長い脚が付いているタイプのものでした。もちろんまだテレビの無いウチも少なくなくて、友達の家に「テレビを見に行く」と言ってお邪魔することもシバシバでした。 そんな時代だったのですが、父が会社で映像関係の技術を扱うお仕事をしていたこともあって、会社に行くとなんとオープ

          オープンリールなビデオレコーダ

          東海道新幹線の新型車両をようやく体験したぜ

          コロナで出張が無くなって以来、そもそも出張の意義も見直されてしまい、すっかり出張で出掛けることも減ってしまいました。もちろん実際に会って話をする必要があることは無くなることはありませんが、出張でいろいろな交通機関を使う楽しみが減ってしまったのは少し悲しいです。 まあ出掛ける先は大阪であることが相変わらず多く殆どの場合は新幹線を使います。少し前からホームに新型のN700Sが入線してくるのを眺めては居たのですが、車両で便を選んでいないので乗る機会を逸していました。 新幹線N7

          東海道新幹線の新型車両をようやく体験したぜ

          続C言語教室 - 第6回 エラー処理の基本

          C言語にはエラー処理に関する特別な構文はありません。基本的には関数を呼び出した後に戻り値などでエラーの有無を確認して必要に応じた処理を行うということになっています。ですから戻り値のチェックを端折ることでエラーを無視してしまうことは日常茶飯事です。これがC言語で書かれたプログラムの信頼性に疑問符が付いたり脆弱性の原因になることも多くあります。 確かにプログラムの見通しの良さや、本当に例外的に発生するようなエラーを、どこまで丁寧に拾うかは悩むこともありますが、エラーに関する定義

          続C言語教室 - 第6回 エラー処理の基本

          「神戸須磨シーワールド」に行ってきた(その1)

          先日、大阪まで足を伸ばしたついでに、オープンしたばかりの神戸須磨シーワールドまで様子を見て来ました。水族館であれば雨でも構わないかなと、その日の天気を心配していたのですが、そんな心配はどこへやら、すっかり良い天気となり気温もグングン上昇して、それはそれでなかなか厳しいこととなりました。 神戸須磨シーワールド(公式) この水族館はJR神戸線をツラツラと乗っていれば最寄り駅である須磨海浜公園から歩いて10分弱といったところでなかなか行きやすいです。出来立てなのでどの施設も眩し

          「神戸須磨シーワールド」に行ってきた(その1)

          生まれ変わったファイルサーバ

          そういえば前回ファイルサーバについて書いたのはもう随分と前になっていました。 ファイルサーバの健康診断 - さようならBackBlaze もう何代目になるかも覚えていない我が家のファイルサーバですが、この前までは以下の記事に書いた新しいデスクトップでお下がりとなったi7の第2世代のデスクトップが使われていました。 PCを買うのに悩んだ話 いつもデスクトップからはネットワークドライブで接続されっぱなしのファイルサーバですから、突如、ドライブが切断された旨のメッセージが出

          生まれ変わったファイルサーバ

          Re:GENESYS - 感染症やバイオテロと闘う風変わりな研究者たち - 海外ドラマ

          コロナ禍のお陰で、ココしばらくは医療モノというかバイオ関連のパニックモノについては、見るのも嫌という気持ちだったのですが、そろそろ世の中も落ち着き、ようやくその手のものを見ても辛くならなくなりました。初期の中国でのパンデミックや日本で最初に緊急事態宣言が出たときの頃は、実際に起っている出来事以上に恐怖が蔓延してリアルが空想を追い越してしまっていましたからね。 ということで、落ち着いてから見直したのが「Re:GENESYS」です。カナダで制作されたドラマで2004年から200

          Re:GENESYS - 感染症やバイオテロと闘う風変わりな研究者たち - 海外ドラマ