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C言語教室

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ひょんな事から始まった我が家のC言語教室。文法あれこれよりも、まずコードを書いてみて動かしみることで、ハマりやすいC言語の癖を学びます。久しぶりに書いてみたC言語を通じて自分自身… もっと読む
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マガジン - C言語教室

はじめに C言語なんて久しく本格的に書くようなことは無かったのですが、ちょっとした出来事…

kzn
1年前
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続C言語教室 - 第1回 ファイル出力

C言語教室は、いったん終わりとしましたが、まだ取り上げていなかった課題がたくさん残ってい…

kzn
4日前
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C言語教室 最終回 お付き合いありがとうございました

今回で第40回となるC言語教室ですが、個人的な都合により今回でいったん終わらせていただくこ…

kzn
9か月前
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C言語教室 第39回 宣言文と実行文と初期化

唐突かもしれませんが、プログラムのコードを見て、それぞれの文がCPUにとって何を意味するの…

kzn
9か月前
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C言語教室 第38回 関数を呼ぶ手順

さて、今回は少し脱線気味の話題です。C言語で「関数を呼ぶ」という時に、実際にはどんな処理…

kzn
9か月前
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C言語教室 第37回 名前と予約語 と 第36回の解答

今でこそ変数や関数の名前に長い文字列が使えることに特に疑問を感じませんが、その昔は名前の…

kzn
9か月前
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C言語教室 第36回 論理と列挙

さて、C言語の文法的な要素は、既に大部分の説明が済んだかなとは思っていますが、知っておく必要のありそうなものに「論理型」と「列挙型」が残っていました。これらはいずれも最初の「カーニハン&リッチー」な時代のC言語には無かったものではあるのですが、その後の仕様改訂でほかの言語に合わせて導入されたものです。 プログラミング言語C 第2版 ※第2版は 1988年ANSI に準拠なので、少しだけ新しくなっています。 論理型 論理型は真または偽のいずれかの値を持つ型です。元々のC

C言語教室 第35回 constの闇 と 第34回の解答

前回の教室で const のポインタ型については、後回しにしていました。今回はそれを説明します…

kzn
10か月前
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C言語教室 第34回 - 型修飾子あれこれ

さて、昔のC言語には無かったのと、ブラウザ環境などで使えない処理系もあることから、int や …

kzn
10か月前
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C言語教室 第33回 static ってなにさ?

関数の外側で宣言した変数はグローバル変数と呼んで、同じソースファイルに含まれるどの関数か…

kzn
10か月前
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C言語教室 第32回 プロトタイプ宣言とインクルードガード

さて、前回の教室で分割されたソースファイルで、そのファイルに含まれていない名前の宣言が必…

kzn
10か月前
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C言語教室 第31回 インクルードって何?

前回はソースファイルを分割する際の宣言について説明しましたが、今回はいつも最初にオマジナ…

kzn
10か月前
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C言語教室 第30回 複数に分かれたソースファイル

前回の教室では、C言語のソースファイルが2つ以上あるときにどのようにコンパイルするのかを…

kzn
10か月前
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C言語教室 第29回 プログラムを走らせるまで

ここまで、C言語のいろいろなプログラムを取り上げてきましたが、C言語は基本的にはコンパイルという操作を行って実行をする言語で、人間が読める形のC言語で書かれたテキストであるソースファイルを、CPUが実行できる命令の集まりに翻訳(コンパイル)して実行ファイルを作成して、それを動かします。 C言語で書かれたソースファイルのファイル名の末尾(拡張子)は”.c”を使います。これをgccなどのコンパイラで指定して、コンパイルします。 コンパイラに実行ファイル名の指定をしなければ、g