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金色のガッシュ

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金色のガッシュ2第3話の感想、考察

page3。アマゾンレビューもしたけど書き足りなかった。
前話感想はこちら

「君達が来るのをこのエジプトで待っていた」

清麿が魔界に危機が訪れる(もしくは魔界と何らかの形で接触する)ことを予測し、準備していた描写が随所に。予測できた理由はアンサートーカーでも説明はつきそうだが、初代の最終巻のおまけストーリーも踏まえると、魔本から何かしらのメッセージが事前にあったんじゃないだろうか。前の1000

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金色のガッシュ2 第1話の凄さを語りながら感想、考察

現在page3まで話が進んだガッシュ2。3話まできたからこそ分かるところも含めて、第1話(page1)のスゴさについて語りながら考察。

清麿登場の圧倒的インパクト
「その男は人 名前はキヨマロ 絶望から希望を生む 王様のパートナーだ」

page1の最も凄いところはとにかくここ。
正直カラーページに至るまでは、単話でみるとpage1はそんなに面白くない(後述するとおり、悪いことではないし、伏線や

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アンサートーカー考察1(効果、能力定義)

ガッシュ2の感想を見ると、清麿が今もアンサートーカーの能力を持っているか気にする人が多いので考察。長くなるので記事を分割。1で能力を定義し、2でガッシュ2に当てはめて考察する。

2はこちら

アンサートーカーとは
「答えを出す者」と書いて「アンサー・トーカー」と読む。
理屈で考えて答えを出すのではなく、問いに対する答えが瞬時に浮かぶ能力。戦闘時の行動、機械操作、目的に応じた指導、文献解読など、適

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アンサートーカー考察2(ガッシュ2での扱い)

前記事で整理した効果、能力定義を踏まえ、ガッシュ2におけるアンサートーカーについて考察する。
アンサートーカーという設定は、雷句先生の才能が爆発した発明であり、ガッシュ2でも使われるのか?という点は、誰もが気にするところだと思う。

1 前記事で定義したアンサートーカーの効果、能力
(作中描写から推測した完全にオリジナルの定義。)
①問いを設定した場合に発動
②「人間界」に「現在」存在する情報から

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金色のガッシュ2第2話の感想、考察①清麿について

読者の期待どおり、清麿の成長した姿、以前と変わらぬ知力、機転、熱さ、心の強さを見ることができたpage2(第2話)。清麿の活躍にスポットを当てて考察していく。page2の情報からの敵勢力の分析はこちら

page1はこちら

page3はこちら

「だめだ どかない あの子達には指1本ふれさせん」

自信に満ちた、昔はなかった迫力。とにかくかっこいい。1の当時は中学生だもんな…。最初の3ペ

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金色のガッシュ2第2話の感想、考察②ワイグさん、ギルの正体、狙い

清麿の活躍に隠れがちだが、敵の情報も少しずつ明らかになったpage2。ワイグさんとギルの発言から、彼らの正体や狙いを考察していく。

第2話の感想①はこちら

第3話の感想はこちら

「お前に用はねえと…言っただろー!!!」
ワイグさんのものすごくカッコ悪いシーン。格下に背を向けながらこれを言う小物感たるや。しかし、ワイグさん達にとって、魔物の全滅はそれほどまでに重要な任務であると

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ブラゴ【金色のガッシュ好きなキャラ紹介&2での再登場予想①】

とにかく魅力的なキャラが多い「金色のガッシュ!!」。続編を盛り上げるための武器が大量にあるということでもある。自分が特に好きなキャラを紹介しながら、2での登場について予想する。1人目はブラゴ。

他の紹介はこちら

フォルゴレ
ゼオン

ブラゴとは
少年漫画において、ライバルキャラが重要というのは今更語るまでもない。ベジータ、流川、サスケetc、物語を盛り上げたライバルキャラは枚挙に暇がない。

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フォルゴレ【金色のガッシュ好きなキャラ紹介&2での再登場予想②】

キャラ紹介2人目。
1人目のブラゴはこちら

フォルゴレとは
おちゃらけてるけど、締めるところは締める…というだけで十分かっこいいのだが、おちゃらけている時の姿にこそ、「牙に小鳥がとまるカバの方がいい」という彼の本当の思いが隠れていると知ったとき、全読者が涙する。

魅力①パートナーとの関係
パートナーはキャンチョメ。最終的には成長するものの、基本的には最弱。
恋人、師弟、兄弟姉妹、主従、ビジネス

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ゼオン【金色のガッシュ好きなキャラ紹介&2での再登場予想③】

キャラ紹介3人目。
他のメンバーはこちら

ブラゴ
フォルゴレ

ゼオンとは
ゼオン・ベル。ガッシュの兄であり、終盤まで存在感を示し続けた乗り越えるべき壁。
主人公に似た外見、パートナーを含めた圧倒的強さ、敵としての冷酷さ。設定としては王道を貫きつつ、この作品のカラーにマッチしたキャラクター。ラスボスの格十分である。
クリア編のエンドは大好きだが、「金色のガッシュ!!」のピークといえばやはりゼオン

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金色のガッシュという作品の偉大さと魅力を語る

ガッシュ2が始まって早くも3ヶ月。2が始まったことで、原作を改めて読み返した人も多いと思う。もちろん僕もその一人。
単にものすごく面白いと思いながら読んでいた学生時代。単行本の発売が楽しみだった。
あれから就職し、結婚し、子供もできた。もはや少年どころか青年でもなくなったが、今だからこそ、いかにこの漫画が傑作かよく分かる。
金色のガッシュがなぜ名作なのか、5つの理由から語りたい。

名作な理由①一

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金色のガッシュ2第4話の感想、考察page1 僕たちはこれが見たかった。

漫画の1話でここまで感動したことがあっただろうか。
page4を読み終えたときの感情をうまく言葉にできる気がしない。書いたら陳腐になってしまう気がするが、それでも書きたい。
面白かったどころの騒ぎではない。しばらく興奮で眠れなかった。
一晩たってさすがに少し落ち着いたので、眠い目をこすりつつ感想を書いてみる。

「明らかに観光帰りだ」シリアスな展開にギャグをぶちこむお家芸。こんなん笑うわ。
「ニッ

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金色のガッシュ2第4話の感想、考察page2 ミイラの謎を解明せよ

page4の更新から3日。未だに「page1!!!」から始まる数ページを繰り返し読んでいる。
麻薬のような多幸感。
その部分について語った感想はこちら

しかしやっと冷静に読み返して考察できるくらいには正気に戻ったので、分かった情報を整理してから考察してみる。

明らかになった情報描写や発言から、推測なしで事実と認定できるものをリストアップ。
※扉の先の場所のことは便宜上「ミイラ置き場」と呼ぶ。

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ガッシュ原作第1話の魅力とガッシュ2page4との比較

実質第1話といっていい盛り上がりを見せたガッシュ2のpage4。
そして、別記事で語ったように、原作ガッシュの中で、僕が最も好きなのは第1話。
この2話には共通点がある。

せっかくなので、ガッシュ2から読み始めた人のために、あらすじを紹介してから、原作第1話の魅力を語る。
そして、最後にpage4との共通点と相違点を考えようと思う。

原作第1話のあらすじ一人目の主人公は、天才中学生高嶺清麿。

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ガッシュ2page5展開予想 ガッシュ清麿再会、作戦会議

感想ほどがっつりは書かないけど、ざっくりと。
ガッシュ清麿の再会後初会話というビッグイベント。ここの展開予想をメインにしつつ、その他の気になる部分もざっくり予想。

ガッシュ清麿再会
再会場面については、大きいお姉様方の創作が大変捗っているところ。
心の交流を描く天才である雷句先生のことだから、感動的に仕上げてくれることは間違いない。
予想などおこがましいが、全力で予想した上でそれを軽々と越えられ

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