そこのあなたに用がある

そこのあなたに用がある

■あらためまして

はじめまして。
グッドパッチでReDesigner for Studentという、デザイナーを目指す学生向け就活支援プラットフォームの運営をやっている田口と言います。

UX ROCKET@千葉工大レポ」「SMBCのデザイナーさんがnoteを始めたことについて」と二本記事を上げたのですが、自己紹介があんまりちゃんと出来てなかったので、今回はそのへんのことを書きます。

■ReDesigner for Studentに入るまでの経緯

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僕は少し前まで、地方の美術系の大学に勤めていました。新卒から数えて、7年間ほど大学職員をやっていたことになります。
ラッキーなことに、入り口(入試・学生募集)→中身(教育・大学サービス)→出口(キャリア支援)までをざっと経験することが出来ました。

実はまだ、グッドパッチに入ってからは一ヶ月しか経っていません。
グッドパッチ入社を決意することになる大きな理由は、前職のキャリア支援を担当していた頃に、「大学の中で自分がやれることは、結構限られているかもしれぬ…」と感じたからです。
もう少しブレイクダウンして理由を羅列してみると、

・結局「大学の中で働く人」なので説得力に欠けるかなと思った
・これから成長するであろう企業をきちんと知ることが地方だと難しい
・たくさんの企業と関わることが出来ない

ということになるかなと思います。

今回は学生向けの記事として書いているつもりなので、一番関係ありそうなところだけ抜き出すと、個人的に一番しんどいなと思っていたのは

結局俺は大学の中で働く人だから説得力に欠けるな

と感じながら仕事をしていた点です。

■大学の「中の人」

それなりに色々な作品やポートフォリオを見て勉強した上で、学生に「このポートフォリオだったら一流企業に見せられるじゃーん!」と伝えても、それはやっぱり「一大学職員に褒められた」ということでしかないのだなということを、年々強く感じるようになっていきました。

結局それだと、「東京の企業で、デザイン組織立ち上げに関わるぞ!!!」みたいなモチベーションを持つまでには至ってもらえない。
僕も、褒め方として「すごいねー」「よいねー」までは言えても、「こんなスキルがあるなら、こういう企業が良いんじゃない?」とか「こういう問題意識を持ってデザインを勉強してるなら、こういう企業が合いそうだよね」みたいなことまでは、自信をもって言えなかったわけです。
大学のキャリア支援担当者の仕事は、あくまで学生の指導であって、最終的な決定は本人に委ねることしか出来なかった、ということになります。

■"ReDesigner for Student"という仕事

そこに、ReDesigner for Studentがリリースされる、と。
ReDesigner for Studentのビジョンは、

デザイナーを世の中に増やす

というとてもシンプルなものです。

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これが僕にはすごく響いた。すぐに強く共感できました。

大学でキャリア支援をやっていた頃に無力感を感じていたのは、前述の通り「一定のデザインスキルを持っているはずの学生を、本当に必要な企業に送ることが出来ない」という点だったわけです。
家庭の都合で地元に帰らなければならないとか、地方から東京に出ることに抵抗があるとか、たしかに本人の事情は色々あったのですが、もしかすると、本人の適性をより良く理解した上できちんとマッチする会社を見つけて紹介することが出来れば、そういう事情だってひっくり返すことが出来たかもしれない
「自分のデザインの力」というのを、もう少し強く信じられるような支援が、ここなら出来るかもしれない。

とにかく大学というのは、狭い世界に陥ってしまいがちな仕組みになっています。特に、長期インターンや学外コミュニティを見つけにくい地方大学において、その傾向は強くなります。

一定のスキルを持っているのに、所属している大学の中でしか評価されたことがないとか。

「俺がやりたいのって、もしかしてUXデザイン?」と経営学部に入ってから感じたとか。

無根拠に「東京でデザイナーになるなんて私には無理」と思っているとか。

そういう人たちにとって、ReDesigner for Studentはすごく大きな意味のあるサービスだと思いました。
そして、ここなら自分の前歴が活かせるかもしれないし、もう少し俯瞰的な目線で、学生、そして企業の支援が出来るかもしれない。

■そこのあなたに用がある

というわけで、タイトルの「そこのあなたに用がある」における「あなた」というのは、この記事をここまで読んでくれている、

就活どうしようとか、
デザイン勉強したいけどどうしたら良いかなとか、
デザイン勉強してるけど将来どうしようかなとか、
デザイナーになるぞ〜とかなれるかな〜とか、

そういう人たちのことを指しています。
そういう人たちが、もう少し明確な自信を持って、進路を決めたり、勉強する事柄を選ぶことができるようになる世の中を、ReDesigner for Studentの運営をしながら作っていきたいなと考えています。
就活、本当にビビんなくていいですよ。大丈夫です。就活は、良い大人に出会うということを目的にした一つの通過儀礼だと思います。人間の評価を定めるためのものではないはずです。
そこのあなたは、良い大人と出会うべきだろう、と思います。
「用がある」としたのは、一方的な支援をこちらがしますよ、ということではなくて、やはり、デザイナーを志すあなたと、いずれは一緒にもうちょっと良い感じの未来を作りたいからなのかな、と自分で思っています。

少なくともここまで読んでくれたあなたは、「デザイナーになるぞ」と意気込んだ上でぐっとギアさえ踏めば、きっと何かしらの形でデザインに関わることが出来るはず。
何故なら僕自身も、大学職員として仕事をしながら自分なりにデザインを学んだ先で、グッドパッチというデザインカンパニーに入社することができているからです。

そんなわけで、しばらく週一くらいでつらつらと、「どうやったらデザイナーになれるかなあ」と思っている人たちに対して、アドバイスというよりは励ましに近いものを書いていこうかなと思います。
もやもやを取り除き、「よし勉強するぞ」とか「なんか作るぜ」みたいなモチベーションに変換されていくようなコンテンツにしていきたいと思います。

(実践的なデザインスキルのブラッシュアップに関しては、ReDesigner for Student登録後、slackコミュニティ内などでポートフォリオ勉強会などを実施しています。「デザイナーになるぞ〜」という気持ちになったら、本質的に必要なそっちに来てみてください◎)

(ReDesigner for Studentはこちらから →https://student.redesigner.jp/

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こんな長い文章を読んでくれるなんて😭
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デザイナーを目指す学生向け就活支援プラットフォームの中の人をやっています ex. 京都芸術大学 / 東北芸術工科大学 元職員

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