2人組でも、自分らしく。
私は、気分転換がしたくて、今秋に始まるドラマで何かピンとくるドラマはないかネットサーフィンをしていた。
偶然出会ったのが、このドラマ。
久々に、観ようと思ったドラマだったけど、期待以上だった。
心にグサッとささるセリフが何度もあったから、きっと何回も観返すだろう。録画してよかったと思う。
男女の、複雑で繊細な人間模様を描いた作品。
1話で一番印象に残ったセリフは、潮ゆくえ(多部未華子)が話していたこのセリフである。
確かにそうだ。
2人組というのは、特殊だ。
確かに年頃であれば、男女のペアであればたぶん恋人が大半。
恋人のペアというのは、特殊だし強い。
でも別れれば、1人より孤独になる。
私は若い頃に、職場で親子ペアと呼ばれるくらい、歳の離れたおじさんと男女ペアになったことがあった。
確かに、だんだん強くなっていったし、ペアの期間も長かった。
でも、私には恋愛感情はなかったし、上司として尊敬していただけだった。
ただ、この人とならずっと仕事をしていたかった。
私は、そんなに友達もいるわけではない。今は離婚してシングルマザーだし、正直職場の人間関係もそこまでよくない。
でも、幸い生きていく中で「2人組をつくれないからどうしよう」と思ったことはない。
だからこそ、このドラマにハッとさせられたし、来週から更に興味が湧きそうだ。男女の友情は成立するのかしないのか、という描写もこれからあるようだけれど。これ、私は難しすぎて語れない(笑)。
人間って、男女だとやっぱり複雑なんだろうと思う。
ただ、2人組に限らず、自分自身がじぶんらしくないとペアもいつか崩れてしまうのだろうと思っている。
このドラマ、もしかしたら
自分らしい『花』を咲かせて、(恋や友情と決めつけず)自分たちらしい関係でいれるように終わる
のかもしれない。
この個性的な4人組の気持ちの移り変わりを見守りながら、自分の糧にしようと思えるドラマだ。次回も楽しみにしている。
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