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コラム:意外にFacebook見ている人多いよね?

こんにちは、服部です。

意気込んだ内容を書きすぎると投稿が続かないので、コラムを交えながらユルく続けていければと思っています。

最近個人的に気になっているのが、「意外にFacebookを見ている人って多い感じするなー」ということです。これみなさん肌感どうなんでしょうか?

SNSの利用調査データを見ていると、「世のSNSはInstagramやTikTok、Xがメインだ!」「LINEはどの世代もみんな使ってるよね〜。」「Z世代はFacebookは使わないし登録さえしていない」などの記載が多く、Facebookってもう使わないのかなーとか思ったりします。サイバーエージェント次世代生活研究所が発表した「Z世代のSNS利用率」を見ても、Facebookってそんなに利用されていないようにも見えます。


でも、2023年12月期のMetaの決算発表によれば、Facebookのデイリーアクティブユーザー数(DAUs)は21億1000万人、マンスリーアクティブユーザー数(MAUs)は30億6500万人と、どちらも増加傾向にある。またインターネット広告はInstagramやWhatsAppなども含めてだが、24%の増収にもなりました。つまり、世界で見てもFacebookを投稿したり見ている人はちゃんといると言うことです。

これは僕自身の肌感の話ではありますが、僕がプライベートな投稿をFacebookでした際や、知人・友人の投稿のいいね数を見ていても、結構な数のいいねが飛び交っているんですよね。一時期、疑問を解消するために、色んな投稿のいいねしている人が誰なのかも少し探りを入れてまして、普段全然投稿していない方々もいいねをしていたわけです。また、いいねしているのはZ世代に当たる20代の人もいいねしている。


日本でFacebookが利用される理由って何かと考えてみると、SNSで実名という立ち位置を保っているからかなと思います。プライベートでも仕事でも、実名で繋がりを結んでいくプラットフォーム。だから、仮に昔に比べて投稿する人が減ったり、個人の近況報告や仕事の成果の発信の場になっていたとしても、つながっている人がどんな状況なのかを見にいく習慣は多くの人にあるということかと思います。

日経の記事でも、利便性という観点で「有意義なつながりを得ましたか」という欄で、Facebookだけで高い数値を得ているのも、実名での自分との繋がりを構成するプラットフォームならではかと思います。

日本固有の理由で言えば、Facebook Messengerが仕事のツールにもなっているということもあるかもしれません。自社内や顧客とのやり取りは、SlackやTeams、メールを使ったりしますが、ちょっと話したいというラフなやり取りはMessengerが使われている印象(これは広告業界だけか?笑)。

だから、現在、Z世代のユーザーが少なくても、社会で仕事をする中で、自然とFacebookアカウントは作っていって、すると自然と短時間でもフィードを見るみたいなことも起きてくるんだろうなーなんて思ったりするわけです。

人間の性がそこにはあるのかもしれませんね。

それでは、今日はこの辺で。

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Kazuma Hattori | デジタル広告・マーケの人 @KazumaHattori


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