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【国際恋愛】アメリカ人の彼女に教わった「愛してる」という言葉。

こんにちは!かずきちです。

突然ですが、皆さんは

「愛してる」って誰かに言ったことありますか?


昔、夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と翻訳したことで有名ですが、日本人には「愛している」という概念は元々なかったとどこかで聞いたことがあります。

実は僕も27年間で誰かに「愛してる」なんて言ったことなんてなかったし、言われた事もなかった。

そんな僕が今は毎日「愛してる」と言われ、自分も言うようになった。

そんな話をちょっと恥ずかしいけど書きたいと思います。


最初は違う言語かと思った。

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実は今アメリカ人の彼女がいて、日本で一年ぐらい同棲しています。

その彼女から初めて「愛してる」と言われた時、とっても嬉しかったと同時に気恥ずかしかった。

「俺も愛してる」と返したけれど、最初は何だか変な気持ちがした。

スピッツのチェリーをカラオケで歌うときにはたくさん発した言葉なのに、いざ自分で言うと違う言語みたいだった。


でも、言うと不思議と気持ちがいい。

何ていうか、自分の中にある全部の気持ちを外に出したような感覚。

そして、それをしっかり受け取ってくれる人がいる。

言葉なのにハグをしている感じ。

身体性を伴った言葉というか。

自分にとってある意味、新しい言語に感じたのを覚えている。

彼女曰く、アメリカ人は「I love you」という言葉は確かに日常でよく使う言葉だけど、相手に面と向かって言う「I love you」はとても特別で、日本語で言う「愛してる」と同じらしい。

大好きとの違いは何か。

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「愛してる」と「大好き」はやっぱり違う気がする。

何が違うかっていうと、重みかな。

重みのある言葉だからこそ、言う側と言われる側の間に特別な雰囲気が出るような気がする。

「大好き」な人は他にもたくさんいる気がするけど、「愛してる人」って少ないと思うから。

だから、言われた時の安心感が圧倒的に違う。

そして重みのある言葉だからこそ、言う側もある種の責任を伴う。

僕にとってはそんな感じです。

アメリカと日本の家族の違い

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彼女はよくアメリカにいる家族とビデオ通話をする。

その時僕は隣の部屋にいるからよく会話が耳に入ってくるんだけど、お父さんもお母さんも電話を切る前に「Love you」とよく言っている。

彼女曰く結構これはカジュアルな感じらしいんだけど、僕からすると軽いフレーズだとしても中身に「love」と入っているだけでも素敵だと思う。

僕は幼少期から両親が「愛してる」や「大好き」を家族に言っているのを聞いたことがなく、今でもお互いそういう言葉のキャッチボールはない。

もちろん「がんばってね」とか「体に気をつけて」とか言われると愛情を感じるけど、だからといってそういった言葉が英語の「Love you」と同じ役割を果たしているとは思えない。

日本には愛を言葉で伝える習慣が元々ないのかな。

「愛情は行動で表すもんだ!」みたいなことを聞いたことがあるけど、
アメリカ人だってもちろん行動や態度でも表している。

そういった違いだけが原因ではないと思うけど、少なくとも僕の家族関係は彼女の家族関係に比べたら希薄にみえる。

アメリカと日本の文化の違いは置いといて、言葉で気持ちを直接伝えることはそれでもやはり大切なことだと僕は思う。

おわりに

何だか恥ずかしい内容になってしまいましたが、こういう場を使って感じたことを色んな人に共有できるのは素敵なことですね。

「愛してる」という言葉について、皆さんはどう思いますか?


僕の記事を最後までお読みいただきありがとうございます。

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それではまた。

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