自己啓発書は、エンタメ本。

「読書が好き」というと、「どんな本を読むの?」という質問が9割9分返ってくる。

質問の意図は純粋に読んでいる本を知りたい、読むジャンルでその人自体を知りたい、社交辞令としてなどさまざまだろうが、意識高めの人なんかは「自己啓発書」について語ってくる。

あまり意識はしていないが、私の面白がって読んでいる本は、世間では自己啓発書という部類に入っているものが多いように感じる。

気になったので自己啓発についてWikipediaで調べた。

自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。
自己啓発書(じこけいはつしょ)とは、人間の能力向上や成功のための手段を説く、自己啓発を目的とした書籍。自己啓発本、セルフヘルプ本、自助本とも。

まあ、なんとも意識が高そうだ。

確かに本を読むことによって人生が豊かになるということは感じているので、間違っていない気がする。

ただ、私の場合はそれほど自己投資とか人間として高い段階へ…とかを狙って読んでいるわけではない。

単純に、面白いから読んでいる。

読み物として面白い、それだけだ。

成功者と呼ばれるような経営者、著名人は一般人とは異なった経歴、考え方をしている。

その人のストーリーを文章を通じてたどることは、小説を読むこととなんら変わりはない。

その中で生きていく上でのヒントが得られることはあるが、あまり学ぼうという意識はなかったかもしれない。

一石二鳥、というやつだ。

なので自己啓発書が苦手だと思っている方も、ノンフィクション小説と同じだと考えて読めば、その人の人生のストーリーをたどり、楽しむことができるかもしれない。

自己啓発書はエンタメだ。

楽しいから読む。それでいいのだ。

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