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田舎オタクの見た北海道1 (函館~札幌)

これは学生時代に全都道府県を踏破した旅人の目から見た、各都道府県の魅力を書き綴った記事である。

友人と行ったり、一人で車中泊をしながら旅したりと、さまざまな方法を駆使し、社会人となる前に全都道府県を踏破することができた。

なお私は友人に引かれるほどの田舎好きなので、回る箇所は自然遺産がメイン、自然へのポエムが飛び出すときがあるが、暖かく見守ってほしい。

今回は北海道の紹介だ。

しかしながら、北海道はでっかいどうゆえ、ひとつの記事にしようものならかなりの長さになってしまうため、旅した順にいくつかに分けて紹介する。

それに、北海道は長く旅をしたし、旅の途中に胆振地震に遭うなど貴重な経験をしたため、思い入れもある場所だ。

私が体感した魅力を余すところなく伝える。

今回は函館上陸~札幌までである。

[この記事に登場する場所]
・大沼公園
・余市町
・小樽運河
・札幌

・大沼公園

北海道に上陸した私は、函館を最後の楽しみにし、さっそく北上することにした。

まず訪れたのが、七飯町にある大沼公園。

国立公園に指定されている。

のどかな景色の中、奥に駒ヶ岳が堂々と構えていた。

北海道に来て気分は高揚していたが、まだそこまで実感できるような景色ではなかった。

ちなみに、この周辺にある、地元の食材を使った料理を提供する「カントリーキッチン WALD」さんで昼食を食べた。

やさしい味わいと暖かい雰囲気でもう一度訪れたいと思えるところだった。

・余市町

1日目は余市町の道の駅で宿泊。

北海道ではスープカレーを食べてください、という大学の後輩のススメで、近くにある「海ぞく」さんで夕食。

カレーライスとはまた異なり、こちらもまたやさしい味わい。

食材のうま味をダイレクトに味わうことができた。

それから私はスープカレーの虜になったのだが。

その夜は想像よりはるかに寒い北海道の洗礼を浴びることとなった。

・小樽運河

言わずと知れた名所。

北海道は都市の規模の程度が分からなかったため、手当たり次第行って体で感じてきた。

注目すべき点は、運河周辺は外国人観光客ばかりだったということ。

日本人を探す方が難しい。

見つけたと思うと、聞き取れない言葉を話している。

おそらく中国の方だ。

彼らはSupremeなど、高額と思われるブランドをたくさん身に付けているのですぐわかった。

どことなく雰囲気が違うのをみて判断するのは面白かった。

近くのガラス館。
植物に覆われたレトロな外観が趣深い。

寿司屋通りという場所もあった。

小樽は坂になっており、歩くのが大変だった印象がある。

・札幌

小樽は観光客の多い、古き良き街並みという印象だったが、札幌に行くと思っていたより都市の規模が大きくて驚いた。

もはや東京と遜色ない。(と感じた)

広大な土地を活かした道幅の広さが売りだろうか。

ひとりでいると、孤独を感じる。

大通公園。

冬には雪まつりが盛大に行われる場所だ。

ぜひ冬に訪れたい。

時計台は改修工事中だった。

残念スポットといわれハードルが激下がりだったので、逆に思ったより大きかった。

そして私的札幌の名所がこちら。

patagonia

古い建造物をリノベーションして建てられ、伝統と革新の融合を見ることができた。

特に建築専門家ではないが、企業理念に沿った立派な建物だと感じた。

寒かったのでジャケットと、企業を知るために本を購入した。

今回はいわゆる金魚の尻尾をたどり、札幌に来たところまで。

北海道が大きすぎて、函館から札幌までも遠い。

後輩の実家にお世話になったり、美味しいものを食べたりしてすでに満たされていた。

しかし私はまだ、真の北海道を知らなかった。

続く。

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