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写真は光で、変化する。

よく…光を読むなんて言いますが…

もっと簡単な話しをしていきましょう。

どうも、kazukame12です。


順光、逆光は、写真を撮ったことのある人なら、聞いたことあると思います。

フイルム写真が、流行っているので、おしゃれなフイルム写真を撮られている人は、かなり敏感だと、思います。


ただ…
スマホなら、暗い部分をある程度は、補正…合成加工した写真をかってに出して、見やすい画像を作ってくれます。

なので、意識しないで撮っている人も多いかもしれませんね。

僕も、記録するときは、スマホは便利なので、ぱっと撮ることが多いです。


順光

順光は、カメラマン側から、被写体に当たる光を言います。

色が、しっかり出て、はっきり写せる。
その反面、立体感が弱くなる。

逆光

逆光は、被写体側から、カメラマン側にくる光を言います。

色は、出にくく、はっきりしなくなる。
被写体は影になって暗くなる。

逆光には、デメリットしかない印象を受ける人も居るかもしれませんね。

ただ…慣れてくると逆光でも、撮り方を変えて撮れます。




光で写真が、変化するとは…

「光をコントロール」して、写真に影響をあたえること。

写真の方が早いので…
こんな感じに撮りたくて、レンズに光をふくませた。

85mm   f1.8  1/800  ISO250

光で、枯れた紫陽花を包んでみました。

紫陽花の花びらを透過光で、光らせて…
そこに命が咲いていたことを愛おしむような
そんな気持ちを写真に表現してみました。



光のコントロールを変えてみたら、どんな感じに写るでしょう。

85mm   f5.6  1/1000  ISO250

難しいことは、していません。
レンズに直接入ってくる光を一歩ほど動いて入らなくして、露出を暗くしてみました。

同じ花のでも、ずいぶんイメージが、変わると思いませんか?

(ここで、半逆光くらいと言えば、イメージしやすいですかね。)

花の下の枝に、逆光で出来る光の輪郭線(エッジ)を残しているので、背景に混ざらないで、ダークな存在感もあります。
(笑)


“絞り”を変えないで、“角度”を変えて最初の写真くらいに、明るくしてみると、こんな感じです。

85mm   f5.6  1/200  ISO250

暗い写真より、明るくしてみました。

1枚目の紫陽花より
背景に他の紫陽花の形がボケていないので、「グループの中で、一つの物語を思う」そんな表現も出来そうですね。

(環境光に合わせた露出が適正露出になるように撮れればいいので、シャッタースピードやISOは参考程度に見てください。)


逆光では、フレアやゴーストが、出る。


白い霧のような写真になるのが、フレア。
レンズ内の反射で出来た太陽以外の光が、ゴースト。

オールドレンズや、性能が悪いレンズは、フレアやゴーストが出ます。

それを味に変えるのも、面白いですが…
レンズ的には、欠点の部分。
何にでも、苦手な事は、あるのです。

最新のレンズは、コーティングの技術も良いので、ほとんど出ません。

Nikon Z40mm F2 レンズ
3万円以下のレンズでも
最新のレンズだと、意地悪な撮り方をしても
ゴーストは、ほとんど感じないですね。
 

Sラインのレンズではないので
フレアも光のまわりに、ちゃんと出てくれますね。


撮って出しで表現がかわる。

加工アプリなんて難しいことしなくても、撮るだけで表現が出来るのは、楽ですよね。

写真は、光しか記録できないので、どんなレンズで光を集めて、どんな光を記録するかで、写真が変化するのです。


自分の好きな光を使って、楽しい写真を撮りましょう。


それでは、良い写真ライフを!





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