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事業創造デザイン①Vision Design期

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事業創造におけるビジョンを描く時期。主に以下に当てはまるおススメ記事。 ・イノベーションの原理原則に触れる ・事業創造の全体像を押さえる ・Whyを見つけビジョンを形にする ・テ…
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#ビジネス

新規事業開発「はじめの一歩」の教科書

この記事は「ゼロからの新規事業コンセプトづくり」について、知っておきたい12Stepをまとめたものです。初心者の方でも一歩踏み出せるきっかけになる内容を目指しました。 基礎を知り、コンセプト作成・仮説検証を進め、事業化に向け活かして頂けると嬉しいです!! 新規事業開発・スタートアップに興味がある、始めてみたい社会人・学生 陥りやすい「ワナ」≒落とし穴について知りたい人 押さえたい「ツボ」≒アイデア実現の勘所を知りたい人 実行中の新規事業の進め方を網羅的にチェックした

起業家兼会社員という選択肢

こんにちは、がぱけん(@gapaken335)です。 家電メーカーでマーケティングとして働く傍らD2C企業の代表を務めています。 このnoteは、シリーズ「D2C事業立ち上げのほぼ全部」のひとつ。 このシリーズは会社員が会社に勤めながら事業を開発するプロセスを、気持ちや戦略策定から資金調達まで細かくまとめて行こうという企画です。 各記事へのリンクを整理したまとめ記事はこちらなのでよかったらみていってください。 今回のテーマは、「起業家兼会社員という選択肢」について。 冒

ロジカルとクリエイティブの間隙を目指す新規事業のつくりかた

今まで新規事業の立ち上げをいくつか支援してきて、自分の中でデジタルプロダクト(アプリやWebサービスなど)を構想段階からリリースまで持っていくときの大枠フローがある程度定まりつつあるので、自分のために言語化しておくと共に、これからこんなコロナ禍においてなお新規事業を立ち上げようとする勇敢な方々にとって少しでも参考になればと思い、記します。 👤この記事の対象者 ・新規事業企画したことないけど会社で新規事業をまかされた方 ・これから初起業しようとしている方 ・以前新規事業立ち上

どうやって起業しようかと悩むぐらいなら起業してから悩んだほうが良い

最近、起業を考える人が増えてきたように思います。少なくても自分の会社だけでなく、副業を行っている人は増えました。 起業を考える時には、いくつかのパターンがあると思います。 1.自分が好きなことで起業をする 2.自分が培ってきたスキルで起業をする 3.ビジネスアイデアで起業する 4.スタートアップへの参画 どのアプローチからでも起業はできますし、1と2は特にわかりやすく起業出来ると思います。良く「何か良いビジネスアイデアない?」ということを耳にしますので、3の起業がもっと

起業家に向けた「世界で活躍するシリアル起業家からの金言」 世界経営者会議

『世界に通用する起業家が出現するためには、何が必要か?』を、2015年にフォーブスが選ぶ「米国で自力で成功した女性50人」に日本人で唯一選出されたフェニクシー共同創業者の久能祐子さんと、メルカリ社長の山田進太郎さんが「日経フォーラム世界経営者会議」にて対談されました。 大きな夢を抱いている起業家にとって、とても意義深い内容でした。 久能さんが『起業家は跳ぶように考え、這うように証明する』とおっしゃられたのは、起業の醍醐味と、挑戦に対する心構えを端的に表したフレーズでした。

今とジブンと、ワタシと未来。

ジブンの未来を描く人でありたい。 今回の記事はいつもの記事とは少し違います。まあ どちらかというと私はいつも主観的な記事を書くタイプではありますが、それでも読んでくれる人たちにとって何かすぐに生かせるものを届けようという思いで、できるだけ客観的に具体的にと いつもはnoteを書いています。 今回の記事は、どちらかというと「長〜い独り言」のようなものです。 今の自分がこんなことを考えてて、こんなものによって世の中に何か一石を投じようと考えているという、言わば「心の叫び」みた

事業創造プロセス編:事業創造/スタートアップ はじめの一歩に役立つ参考図書ガイド

「世の中に価値を提供する新規事業を始めたい」 「社会を変えるスタートアップを立ち上げたい」 そんな想いを持つ人は、どんなプロセスをたどれば大失敗のリスクを下げつつ、魅力的で持続可能な事業を立ち上げられるのでしょうか? この記事は、冒頭のように組織の内外で新規事業を始めようと考えている人、実践し始めている人(アントレプレナー/イントレプレナー)向けに書いています。想定読者は2019年1月当時の自分。新規事業開発・オープンイノベーション推進を行うことになったものの、右も左も分か

僕が社長になる理由 【D2C事業立ち上げのほぼ全部】

こんにちは、がぱけん(@gapaken335)です。 家電メーカーでマーケティングとして働く傍らD2C企業の代表を務めています。 このnoteは、シリーズ「D2C事業立ち上げのほぼ全部」のひとつ。 このシリーズは会社員が会社に勤めながら会社を起こす上でのプロセスを、気持ちや戦略策定から事務処理まで細かくまとめて行こうという企画です。 各記事へのリンクを整理したまとめ記事はこちらなのでよかったらみていってください。 今回は、初心表明として、なぜ会社を起こそうと思ったのか?

テクノロジーと社会の未来編:事業創造/スタートアップ はじめの一歩に役立つ参考図書ガイド

「世の中に価値を提供する新規事業を始めたい」 「社会を変えるスタートアップを立ち上げたい」 そんな想いを持つ人が、素晴らしいアイデアを思い付いたとします。 「これでいける!」と思って起業したり、サービスを実際に始めてみて気づくことがあります。 「そもそも、ニーズを持つ人がいなかった…」 「世の中に市場がなかった…」 「アイデアの実装が早すぎた(遅すぎた)…」 どんな素晴らしいアイデアも、ユーザー、より広く捉えれば市場や社会の求めているもの、ひいては大きな時代の流れ(大局観

『業界破壊企業』から考える ポストコロナ時代の経営とイノベーション

2020年5月、『業界破壊企業』という新書が発売されました。 その本を手に取り、実際に読んで感じたのは、「これはただの企業事例集ではなく、とても重要な示唆を秘めているぞ…」ということ。 いま、コロナ禍で世の中の様々な価値観や前提が揺らいでいます。だからこそ、これまでに起きている変化やこれから起きる変化を捉え、自らが動いていくために、この本をきっかけに考えてみました。 ■『業界破壊企業』とはどんな本なのか?光文社から発行された、200ページ強の新書です。著者はBBT大学で

「制約と誓約」から考えるセブンルール

冨樫義博先生のマンガ『HUNTER×HUNTER』に「制約と誓約」という概念があります。 それは「自ら制約(ルール)と誓約(覚悟)を課すことによって、持っている念能力の威力や精度を著しく上昇させることができる」というもの。 僕たちの住む現実世界でも、これと同じような原理原則が発動していると感じるわけです。 テレビで言えば「セブンルール」がこの「制約と誓約」を分かりやすく表現してくれています。 知り合いの方から「あなたのセブンルールは何?」と聴かれたのをきっかけに、あら