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どうやって起業しようかと悩むぐらいなら起業してから悩んだほうが良い

最近、起業を考える人が増えてきたように思います。少なくても自分の会社だけでなく、副業を行っている人は増えました。

起業を考える時には、いくつかのパターンがあると思います。

1.自分が好きなことで起業をする
2.自分が培ってきたスキルで起業をする
3.ビジネスアイデアで起業する
4.スタートアップへの参画

どのアプローチからでも起業はできますし、1と2は特にわかりやすく起業出来ると思います。良く「何か良いビジネスアイデアない?」ということを耳にしますので、3の起業がもっともハードルが高いのかもしれません。

そもそも、業を起こすイメージがない人は「買う」「作る」「売る」のどこで起業をするかを考えてみてはどうでしょうか?

「買う」に特化するというのは、市場に出回っていないものを買い付ける能力であったり、探し出す能力であったり、目利きや嗅覚が優れていれば起業が出来ます。

「作る」はとてもわかりやすいと思いますが、物理的なものでも良いですし、アプリやサービスなど何かを作る能力があれば起業が出来ます。

「売る」が一番リスク無く起業が出来るわけですが、売る能力があれば、何を引っ張ってきても起業は出来ます。そういう意味では「買う」や「作る」ことに強みを持っているだけでは弱く、売る力を補完する必要はあると思います。

また、起業したいイメージが出来たならば、上手くいっている企業がどのようにしてビジネスを組み立てているかも観察すると良いでしょう。いくつかの企業を観察して、上手くいきそうなことは積極的に取り込んだほうが良いと思います。

一番危ないのは「世の中に全くないアイデアを思いついた!」という場合です。これは注意しておかないと、実は誰かが既に試した結果、ビジネスとして成立しないため、誰もやっていないということがあるからです。

個人的には、自分が思いつく程度のことは、既に誰かが思いついてるだろうなあと思っています。

巡り合わせによるところが大きいですが、4の「スタートアップへの参画」もありだと思います。実際、私が参画している子供向けプログラミング事業の会社では、講師としてスタッフを募集しています。その中から特に優秀なスタッフには、全く新しい事業の立ち上げをお任せする場合があります。

スタートアップにもよるのかもしれませんが、一度、軌道に乗り出すと、余裕が出てきますので、矢継ぎ早に新規事業を立ち上げていきます。どれが大きく育つかはわからないので、兎に角、作っては市場に投入するということを、短期間のうちに行います。そういう意味では、常に優秀な人材に飢えていますので、自分がその企業に役に立てると思うのなら、スタートアップへの参画はオススメです。

どのパターンにしろ、思い通りにはいきません。これは断言できます。思い通りにいかないからこそ、思案する暇があったら、まずは起業することをオススメします。


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