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リモートマッチ中継

リモートマッチ(無観客試合)中継

スポーツをする、見る、支える②

コロナ禍においてスポーツ興行はいったんは観客を入れず、リモートマッチとしてテレビやインターネットの各アプリを経由して中継、録画を楽しむことになります。これはリーグや球団、チームとの放映権による契約に縛りもありますが、これを契機にマニアックなアングルというのをオリジナルで作成し、新しい有償チャンネル(有償アングル)を設定してみては、というご提案です。既存放映権との契約もありますが、そこがクリアにできるもしくは、課金できるという条件付きです。
① ベンチ固定カメラ:ベンチからフィールドを見渡す角度に設定(又はリモートでアングル稼働できる設定)にしたチャンネル。ベンチスタッフや控えの選手と同じ目線、角度で試合を観ることができる。ベンチがフィールドに面しているスポーツなら何でもできそう。
② コーチウエアブルカメラ:ヘッドコーチにウエアブルカメラを着用してもらい、コーチ目線で試合が見える。また選手やベンチスタッフと話をしているときの距離感を楽しめる。(コーチの協力が必要ですが、値付けとしては、いい値段設定ができる?)
野球でもサッカーでも、いろんな競技に活用できる?
③ 主審ウエアブルカメラ:ラグビーでは既に、音声含めてカメラの設置はしていますが、競技によってはブレが大きく、視聴者は揺れに耐えかねて気分が悪くなるかも知れません。審判の移動の多い、接触のあるスポーツ向きではないかも知れません。サッカーだと、この角度から争点が見えないなど、波紋を呼びそうですが。
④ 俯瞰固定カメラ:フィールドスポーツならフィールドのできるだけ上から俯瞰で見える角度を固定したカメラ。よくある中継映像などでは、争点が中心に映像が切り替わってしまうので、お目当ての選手をずっと追いかけることができず。お目当ての選手のポジショニングを追いかけることができる、戦術が見えてくるというメリットがある。
⑤ 固定選手追尾カメラ:お気に入りの選手のみを追いかけたカメラを設定した。今時ならオートで設定できる?いわゆる追っかけカメラ。

個人的には、④なんかは現実的。筆者はサッカーの審判をすることが多いので、ポジションニングの参考になるかと思っています。

今時のスポーツ観戦はセカンド、サードスクリーンで楽しむ時代。
テレビやネット中継の映像の切り替えを受け身で見るのではなく、マニアックなアングルを課金されてでも見たい、という人は多いのではないでしょうか?

有観客試合になっても、この課金アングルは継続できると思います。今のうちにトライアルをして、ニーズを把握するのもいいかも知れません。後は放映権者との調整かと。

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