ブチ 第109話 「イヤリング」
第七章
夏篇
ブチ(オス 雑種犬)と片田舎に住む少女(かずちゃん)の物語。
ブチの物語は、Twitterへの何気ない呟きからスタートしました。一回の文章がTwitterの制限文字数内になっているのはその名残りです。
このnoteにて、ブチの物語を改めて紡ぎ直しをしております。初めてブチの物語を読む方は、私のnoteマガジン「ブチ」「ブチseason2」「ブチseason3」も合わせてご覧下さいませ^ ^
実家から栗やお芋が送られてきました。栗ご飯にしようかとも思ったのですが、栗の硬い皮を剥くのが面倒なので、シンプルに栗を茹でてふたつに割り、スプーンですくって食べました。美味しくて、止まらなくなってしまいました。栗も、この時期にしか食べられない味の一つ。面倒がらずに秋の味覚を、もっと楽しむようにしたいと思った。
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焼きそばを買って、
MィちゃんとMミちゃん、Mッちゃんと、
境内の端っこで食べていると、
M香とM沙に合流した。
M香とM沙の二人は、
大人っぽくてとても目立つ。
二人の髪型は、
今日もバッチリ決まっていた。
イヤリングが揺れて光っている。
眩しかった。
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