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組織の成長と個の関係〜アイドルの成長から紐解くオタクのあるべき姿〜

この記事は、ベルフェイスの有志メンバーで繋ぐ #新年ベルリレー 2日目のコンテンツです。

変化=悪?

2020年9月23日。私が推すアイドルグループ、フィロソフィーのダンスがメジャーデビューした。

結成から5年となる節目の年。
応援し始めた頃よりファンも増え、ライブ会場も広くなり、テレビで観る機会も多くなった。

メジャーデビューシングルでは、楽曲制作陣の再編が行われた。
結成から全ての楽曲に携わっていた作曲家、作詞家が去り、新たな風を取り入れた。

一部ファンからは反発の声もあった。
「なんで制作陣を変えるんだ」
「個性が失われ、マジョリティ化した」
「メジャーデビューによって遠い存在になった」

今まで愛し、応援していたものが変わることへの不安や拒絶の気持ちは、きっとアイドル界に限らず起こることなのだろうなと感じた場面だった。

組織の成長と個の関係

私が所属するベルフェイス株式会社も2020年に創業5年を迎え、大きな変革を迎えた1年だった。
創業時から掲げていた「営業のオンライン化」は、コロナウイルス感染症の拡大により不可抗力的に劇的に進んだ。

事業成長に伴い、社員数も激増した。
この1年で社員が200名以上増え、現在300名強の組織は3人に2人が新入社員という状態だ。

一方で、来る者あれば去る者あり。
今まで一緒に頑張ってきた仲間との別れもあった。
離職の理由はさまざまだが、理由の1つには「組織が大きくなりすぎた」「今までと変わってしまった」という声もあった。
組織が拡大していく中で、離職が起こることはある種健全だし、どの企業でも起こることだと思う。ただ頭ではわかっていても、別れのたびに胸が痛んだ。

「トップや経営層との距離が遠くなった」
「個の意見が反映されにくくなった」

「隣のチームがなにをやっているのか見えにくくなった」

事実、組織の成長とともにこのような声を聞くことは増えたし、わたし自身多少なりともそのように感じるときもある。
しかしこれらの声を恐れて企業が成長を止めてしまうことは死を意味するし、少なくともわたし個人としてはそのような企業には魅力を感じないと思う。

そして、急成長していくからこそ、ミッションやビジョン、Valuesの浸透が大事で、受け身ではなく、自ら咀嚼し、腹落ちさせる努力も必要だと感じた。

変化=成長とポジティブに捉え、変化を受け入れ、楽しむこと。
それができる今の環境に心から感謝したいと思った。

変わるもの、変わらないもの

メジャーデビューシングル「ドント・ストップ・ザ・ダンス」を初めてライブで見た時、今までの杞憂が吹き飛び、わたしの中の思いが確信に変わった。

変わっていく姿を見られるのが嬉しい。
好きな気持ちは変わらない。

たまに「推しているアイドルが売れて寂しくないの?」と聞かれるが、愚問の極みである。
「推しの夢を叶えるのがオタクの夢」という強い信念を持っているので、売れる=遠くなる、寂しいという感情はない。

オタクのせいで彼女達が変化を恐れて、先に進めなくなり、その結果彼女達が日の目を見ることなく、いつか素晴らしい楽曲たちが歌われなくなることのほうがオタクとしてよっぽど寂しいし、悲しい。

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わたしが広報として目指すことは「ベルフェイスの良さを伝え、事業貢献をすること」である。事業や組織の成長を感じられるのは、広報という仕事の醍醐味であると思っている。
自分が良いと思うものをたくさんの人に伝えて、それに共感してくれるファンを作ること。そして誰よりも組織を愛し、ファンでいること。

やっぱり広報とオタクって通ずるものがある。

2021年もまた激動の1年になりそうだが、心の中では目まぐるしい変化を楽しみにしているわたしがいる。

最後に、わたしの推しメンである奥津マリリさんがファンへ贈った金言を貼っておく。

奥津マリリさん

あなた達がどんなに売れて遠くに行っても、必死にしがみついて応援していくので、安心して売れまくって欲しい所存である。

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一緒にベルフェイスを育て、愛してくれる仲間をお待ちしています。


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