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【見つけ出せ!】世界の天才と働く方法って?

今回のテーマは海外で事業にチャレンジするときの「現地の優秀な仲間の見つけ方」です。
僕も海外で起業を経験していますが、ここが上手くいかずに頭を抱えている方が多いのではないかと思っています。今日は僕が実際にどんなことをやったのか、こんなおススメの方法があるということをお伝えします。この記事の内容を詳しく説明した動画が以下のリンクからYouTubeに投稿しているので是非見てください。


1 国費留学生のネットワークとはなにか

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結論から言うと僕が実際にやったことであり有効であると感じていることは、「現地の国費留学生のネットワーク」に入れてもらうことです。まず国費留学生の制度がどんなシステムなのか、ベトナムのケースで簡単に解説します。現地のトップクラスの大学に優秀な成績で入学し、上位数パーセントに入るような成績を残して卒業していく方たちがいます。この方たちに国が奨学金を与えて、日本など海外の大学に留学するという制度です。日本の大学を卒業した後の進路は様々で、日本でそのまま就職する方もいればベトナムに戻ってくる方もいます。または日本で数年間働いたのちにベトナムに戻る場合も多くあります。


2 国費留学生の方たちとの出会い

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この国費留学を終えベトナムに戻ってきた方々が、その後も定期的に集まって情報交換をしたり飲み会をしているネットワークがあります。僕は偶然縁があって、日本の大学を卒業した国費留学生の会に知り合いが出来ました。
きっかけはハノイのIT業界で働く日本人が集まる飲み会でした。50代や60代の日本人の中にベトナム人の方が2人いて、ダジャレやオヤジギャグで誰よりも笑いを取っていたのです。どっかんどっかんと笑いを取っており、凄いスキルだなあと関心してしまうと同時に彼らにとても興味を持ちました。
それから2人と仲良くなり、一緒に飲みに行ったり遊びに行ったりするようになりました。その後彼らから国費留学生のネットワークがあると教えて頂き、飲み会にも呼んでもらったのです。するとメンバーはみんな日本語が話せますし、東大や京大などのトップ大学を卒業している方が大勢いたのです。なかには東大で情報工学の博士号まで修めているような、とてつもなく優秀な方もいました。これが僕の国費留学生との初めての出会いです。


3 国費留学生たちとやったこと

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僕はこの優秀な人たちの会に入れてもらい、仲間を見つけたいと思たのです。そのためにまず彼らのニーズを聞きました。「僕があなたたちのために何かで手伝うことはできますか?」と聞いたところ、「日本人のお客さんやビジネスパートナーがいたら嬉しい」という答えでした。彼らは日本企業の現地支社長や現地代理店、政府や大学などで働いていたからです。
これなら僕にも力になれると感じたため、月に1回の国費留学生の会に日本から知り合いの経営者を呼ぶことを約束しました。日本人のビジネスパートナーが欲しい国費留学生と、成長市場ベトナムでの優秀な仲間が欲しい日本人経営者を集め、東京ブラザーズという飲み会にして毎月やったのです。Win-Winの関係であるため、満足度はとても高いものでした。日本の経営者からすれば、優秀なビジネスパートナーを探すことが出来るだけでなく、現地の生の情報を日本語で聞けるということは大きなメリットです。現地の怪しい情報屋ではなく日本文化に理解のある優秀な方からの情報ですから、有益であり実際にビジネスに生かすことができるのです。実際に事業として立ち上がったり、繋がりの中から人を採用したりと有意義な会として数年間続きました。

また東京ブラザーズをやろうという話もありますから、その時はYoutubeなどで告知しますのでぜひご参加ください。


4 天才は一定層どこにでもいる

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東京ブラザーズを通じて感じたことは、天才は国や人種を問わず一定層いるということです。日本に1万人に1人いるのなら、同じくベトナムにも1万人に1人いるはずです。国や環境は関係なく、単純にその人は天才なんです。
例えばアメリカのトップIT企業であるグーグル・マイクロソフト・IBM・アドビの社長はインド人ですが、彼らは天才なので社長をやっています。アメリカの会社だから社長はアメリカ人であるべきという考えではなく、能力が高く最も社長にふさわしい人が社長をやっているのです。日本の企業が勝てない理由の一つはここにあるかもしれません。世界中からずば抜けて優秀なタレントを集めて、チームを作って事業を行うことこそが成功のために最も大切なことなのです。


5 国費留学生は日本にもいる

ビジネスの成功には収集な人材が必要不可欠であり、国費留学生はとても優秀な方たちであるという話をしました。この国費留学生の方たちは、現地に行かずとも日本にもいます。まさに今、東大や京大で勉強しいる現役の留学生の方たちです。他にも日本で働いている国費留学生の卒業生の方もいます。僕は彼らとも飲みに行ったりして情報交換やコミュニケーションを取ったりしています。実際に人の採用につながることだってあるのです。
例えば東大でも留学生だけが集まってやるパーティーがあります。留学生がたくさんいる七夕のイベントに参加させていただいとことがありますが、仲良くなって文化の話や就職の話などを世界中の留学生とできるのです。特に今現在学生の方は、クラスの中に留学生の方がいるのではないでしょうか?是非仲良くなって遊びに行ったり、その方が実家に帰られる時には一緒に行かせてもらってりしてみてください。そうすることで自然に海外との繋がりを持つことが出来ます。社会人の人も職場に外国の方がいませんでしょうか?ぜひ声をかけてみましょう!情報交換などギラギラしたきっかけでなくとも、BBQや花見など一緒に楽しむだけで繋がりは出来るものです。


6 繋がりは成功に欠かせない

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僕はこの繋がりをとても大切にしており、働いているベトナムから日本に帰ってきたときは色々な大学のベトナム人留学生と飲み会をしていました。飲み会の話ばかりになりますが、飲み会はそれだけ大事なんです(笑)


なかでも立命館大学情報理工学部の学生とよく飲んでいましたが、キャンパスは琵琶湖のほとりにある滋賀県草津市にあります。東京からこのためだけに新幹線でわざわざ京都に行ってまで、彼らと過ごす時間は僕にとって貴重なものだったのです。時間が無いときは弾丸ツアーになってしまい、東京から2時間かけて京都駅に行き3時間だけ一緒に飲んで最終新幹線に飛び乗って戻ることもありましたが、それも全く苦ではありませんでした。

この時彼らと話す中で、コンビニや居酒屋でバイトをしているという話を聞きました。国を代表するほど優秀な彼らがなんともったいないと感じ、3LDKのマンションを借りてそこで僕の会社の開発案件などをアルバイトとしてやってもらいました。この時採用したいと思った学生はほとんど採用しています。今では彼らが僕の会社の中心メンバーであり、大活躍をして立派なリーダーになっています。彼らはとてつもなく優秀でITも日本語も出来て地頭だって良いのです。そして何より日本のスタイルや品質の出し方を理解しており、ベトナムにも浸透させたいという思いがあります。そんな彼らとコアメンバーとして組むことが出来たからこそ、立ち上げた事業は成功したのです。彼らの卓越したパフォーマンスももちろんですが、優秀な彼らと一緒に仕事がしたいと多くのメンバーが集まってくれたのです。今も数百人の部下を持つリーダーとして頑張ってくれていますが、本当に感謝してもしきれません。

海外で事業にチャレンジしたいけれど、良いパートナーが見つからない。または見つけ方がわからない。こんなお困りがある人にとって少しでも参考になれば幸いです。


まとめ

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・ビジネスで成功するためには優秀な仲間を見つけることが大切
・優秀な仲間を見つけるには国費留学生のネットワークがおススメ
・国費留学生とは現地だけでなく国内でもつながることが出来る


お知らせ

YouTubeでもいろいろとお話しています。

・普通の会社員が海外で這い上がるには?
・なぜあなたが海外で活躍できるのか
・海外で仲間を見つける方法
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