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あめんぼあかいなあいうえお!📚s


ねぇ!
あめんぼって
赤い色してんの見たことある?

普通は、黒っぽいんじゃないの。
赤いのんって居るの?

でっ、
探してみました。

こんな所に居るんだよね

そっと覗いている。
すると居ました!
あめんぼー。

あめんぼいるじゃん

あっちにも
こっちにも
水面をピョンピョン跳ねるように移動してるよ。

なんで浮いていられるのかな。

それはね。
体が軽く30ミリグラム程度。
脚先に油がついている剛毛が水を弾くんです。
脚先の爪みたいなのがあって水面に食い込ませて、
しっかりと水面を蹴って動き回るの。

それだけじゃないんだ!
あめんぼさんは浮いてるだけじゃ無くて
飛ぶことだってできるんだぜ!
だから水溜りに突然現れることが出来るんだよ。

その飛んでる姿は
カゲロウにちょい似してるかな。

光にあたっても変わらないよね

そうそう、あめんぼの色って
やっぱり黒っぽいよね。

赤いの居ますか?

どこみても居ませんよー。

どちらも黒っぽい

なんだかのどかで良いよね。

涼しげ

小ちゃなあめんぼさんが動くだびに
水面に波紋が幾何学模様のように
出来ては消えてゆきます。

幻想できね

私の目が暑さのせいでにじんで見えてるのかな。
下の写真のあめんぼさん
何匹に見えますか?

上の方のあめんぼさん二重に見えてませんか?

よーく見てみる。
なんか足の本数が多くないですか?

えっ!
あめんぼさんのアンヨ何本あるか知ってますよね。

昆虫は、六本足ですよね。

よく見て下さいよ!
下の写真では、
八本の足が見えてますよね。

二本多い!?
じゃ二匹重なってるとしたら
四本足りない?

これって
謎ナゾなの?

でもそんなことないんです。
目ん玉かっぽじってよく見てみると

うむっ?
ちゃうな。
目ん玉ひん剥いて
よーく見てみると

頭の所に触覚のように見えてるのが
一番前のアンヨなんですよね。

二匹が重なってるよね

やっぱり二匹重なっているのでした。

そして上に乗っている方がオスで下がメスです。

何やってるの。

そんな野暮なこと聞くんじゃないよ。
みなまで言わせるきかい。

小ちゃな声では聞こえないので
大っきな声で言っちゃうよ。

交尾してるんですよ!

水辺に姿を現して少し立つ感じで交尾をします。
交尾は短時間で済んでしまうみたいです。
淡白なんですね。
オスは終わってもずっとメスの背中に乗ったまま
余韻を楽しんでるのかなって知らんがな。

これは他のオスに
メスが取られないように守っているようです。
大事にされて幸せそうです。

あなたはどう?って
聞くんじゃないよ!

真上から見ると一匹に見えますよね


ねぇ!ねぇ!
聞いてる?

話が変わっちゃてるんだけど
なんで、
あめんぼあかいなあいうえおっていうの?
嘘ついちゃいけないんだよ。

なんであめんぼ赤いなってそんなこと言うの。
赤くないよね。

それはね。
大人の事情ってのがあってね。

作者は、詩人・童謡作家の北原 白秋さん。
あめんぼの歌(五十音)
遊び心あふれる五十音のうたなんや。
早口言葉や発声、滑舌など、言葉の練習で使われる超有名なヤツなんやで。

赤いあめんぼさんは
遊び心で空想の中に生きる
あめんぼさんなんかも知れへんなー。

私が思うにどうしても
ゴロ合わせをせなあかんかったんやと思う。
韻を踏んでんのんかな。

えっ!
それって。
もしかして。
ひょっとして。
ラップやったの。

なんかよう分からんけど
納得したんならヨシとするか。

ほなねぇ〜。


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by まるまるの虫 カメさん

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