カモメ〜が飛んだぁ〜あ❗️📚ss
浜風が心地良く頬を撫でてゆく。
あぁ〜気持ちいい。
あっと!
心の声が自然と漏れてしまう。
独り言を言ってるようにしか見えないだろう。
飲んでませんよ。
でも、そんなの関係ねぇ〜!
って、気持ちになれる。
日差しで目を細める。
細い目がより細くなる。
糸目と言われている。
よく目を開けろと言われている。
そんときゃ〜
一呼吸置いてからこう言ってやるのさ。
ゴミが目に入らないように
薄目にしてるんだと!
それがどうした!僕ドラえもん。
えっ!
のび太くんの方じゃないのって
なんのこっちゃ。
日差しから目をそらすと
鳥さんが飛んでいた。
遥か彼方。
目で追っていると
こちらの方に近づいて来ている。
もっと来い!
こっちゃ来い!
風を捉えながら気持ち良く
自由気ままに飛んでいるようである。
私も飛んでいた頃を思い出す。
死にかけはしたが
大空に舞い上がる快感は忘れられない。
結構近づいて来たぞ!
来い!
早よ、こんかいな!
東側から西側に飛んで行った。
近いぞ!
色も形も良く分かる。
ええ感じですよ。
行ってしまった。
どこに行くんだろうなと見ていると
また戻ってくるではないか。
この風の流れだと
今度東側から西側に飛んでくる時には
私の頭上ぐらいになるんじゃないかな。
ウンチは落とさないでね。
ジッと目で追っていた。
来るぞ、来るぞ、来るぞー!
ほらっ来たー!
狙い通りのコースじゃないですかい。
今度はもっと近い所を飛ぶはずだ!
そのまま進めー。
ほんと頭の上をスイッと。
青い空に白がバエてますよ!
クチバシまでハッキリ見えたね。
あっという間であったがいいのいただきました!
夕日に向かって
飛んで行く姿もカッチョイイヨー!
あぁ〜、行っちゃった。
一瞬の出来事でしたが
いいのいただきましたよ。
今日のはカモメさんね。
ご馳走様でした!
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by まるまるの虫 カメさん
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