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金沢市在住 30歳 独身 仕事をしたり、ゴルフをしたりの毎日でしたが、最近エッセイを書…

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金沢市在住 30歳 独身 仕事をしたり、ゴルフをしたりの毎日でしたが、最近エッセイを書き始めました。 小3~大4⚾⇒社会人~⛳ 1990.5.13生

最近の記事

カッコいいオトナ

趣味の話。 昨日は能登地区研修会の腕利きのみなさんとのラウンド。 場所は能登カントリークラブ。 2023年に日本シニアオープンが開催されるゴルフ場で、海のすぐ近くにあり、背の高い松林でセパレートされたゴルフ場。 ラウンド前から実力がモロに出るから練習しておくこと!とゴルフの師匠に脅されていたので、練習もしっかりやりつつ、コース情報をwebで調べながら、入念に戦略を練って当日を迎えました。 前半4番までは普段通りの少し調子悪いかなくらいでしたが、5番からはシャンク、曲

    • 「できること」より「やるべきこと」を

      高二の夏の大会の話。 エースだった先輩がケガで調子を崩して、5月の終わり頃から僕がAチームの1戦目で先発することになった。 急に先輩の最後の夏を背負うプレッシャーが強くなって、次男坊的にのびのびやっていた僕は、人が変わったように自分に厳しく練習するようになった。 それまで走るのが嫌いだったのに、学校と近くの球場の往復ランニングを毎日自分に課した。 行き3.5km、球場の周り0.6km×5周、帰り3.5kmのちょうど10km。 ランニングから帰ってきたら毎日100球ほ

      • 中学校時代の悪事

        中学校時代は割と優等生な方だった。 勉強の成績は大体10位以内、野球部では4番でキャッチャー。 前期と後期のどちらかでは学級委員長をやっていた。 中学生と言えば思春期真っ盛りだから、ガラスが割れたり、消火器がまかれたりする時もある。 そんな悪いことからは距離を置いていたが、一つだけ一生懸命にやっていた悪事がある。 そう、冷凍みかん投げだ。 冬の給食で月イチ出されるみかんを、先生に見つからないようにこっそりと机の中に隠す。 休みの人の分は配膳当番が責任を持ってポケ

        • 大阪にいた時代のOJT

          今から3年ほど前に大阪にいた時の話。 当時の課長はすごく熱心に育成してくれる課長だった。 課長は僕とは年が15も違うのにバイタリティに溢れていた。 仕事が終わると、「夜のOJTだ。行くぞ。」と言って週に一度は梅田に繰り出すことになる。 岩崎塾で腹ごしらえをした後に、向かう先は相席屋。 時間制で同じく飲みに来た女の子と相席して楽しく飲めるシステムのお店だ。 ここでいかに早く二次会に誘い出せるかのトーク術を身に付けることが、営業力を鍛えることにつながる。 そんな建前

        カッコいいオトナ

          ポンコツ同期

          会社には色んな人がいる。 会社で一番のポンコツは同期にいた。 コールセンターでの研修の時、他の研修生の前で僕とポンがロープレをすることになった。 お客さんとオペレーターの役でトークの練習をしてみようというわけだ。 コールセンターの対応は復唱が基本。 相手の話を敬語で復唱して、ちゃんと伝わっていることを相手に示す。 ポ「ご契約者様のお名前を教えてください」 僕「ヤマダジロウです」 ポ「ヤマダジロウ様ですね。ありがとうございます。では、今お話頂いているお客様のお名前を

          ポンコツ同期

          立場が人を作る

          尊敬する上司と出会う社会人人生だ。 初期配属の部署で出会った部長もその一人。 去年まで東京にいて、今は広島にいる。 部長はぺーぺーの担当社員にも気さくに話しかけてくれて、とにかく面倒見がイイ。 彼女がいない僕がクリぼっちだという話をしたら、単身赴任で暇だから相手してやるよと、クリスマスイブに二人で焼鳥に行ってくれるほど面倒見がイイ。 今でも1年に1回は電話するし、かかってくることもある。 「◯◯◯(僕の同期の女の子)から、東京にいるから飲みましょうよって今日急に呼

          立場が人を作る

          母の手抜き料理

          子どもの時の話。 我が家で焼きそばやお好み焼きが出てくるのは、決まって週末の昼どき。 うちの男どもは、野球が休みの時は遅くまで自分の布団から出てこない。 昼になるとのっそり集まってきて、ホットプレートの上で大量に作られた料理を好きな分だけ取っていく。 「昼は手抜き料理ね~、ほんとは一皿料理はしたくないけど、休ませて~」と言いながら母が作った料理はいつも一瞬でなくなっていた。 麺ばかり取ろうとすると、野菜も食べんかいとお目付け役の父から物言いが入る。 思えばこれまで

          母の手抜き料理

          兄の決断

          小学校3年生の時に1つ下の弟と野球を始めた。 野球はチームスポーツで、協調性がとっても重要だ。 初めての練習に参加した時から、団体スポーツならではの決まり、ルールに染まっていく。 アップのランニングではかけ声を出しながら、スピードを合わせてきれいな2列で走る。 一番後ろをついていく僕らが遅れると、見ているコーチからちゃんとついていけよ!という声が飛ぶ。 ベースランニングも等間隔にスタートするし、ノックを受ける時にはみんなお願いします!と大きな声で呼ぶ。 練習の準備や

          兄の決断