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コロナの窮地を救ってくれたオンライン英会話。僕らが大切にするもの。

こんにちは。英会話スクール「ミライズ英会話」を日本と台湾で、語学学校「ミライズ留学(ロックダウンにより休校中)」をフィリピンセブ島で展開しているミライズ株式会社のカズと申します。初めての方は、こちらに自己紹介をまとめてますので、ぜひご覧ください。

今回は、僕らが運営するミライズ英会話が去年10月から新しくリニューアルしたサービス「オンライン使い放題」がおかげさまで利用者急増中です。ありがとうございます。

コロナでボコボコにされたミライズの救世主となったオンライン英会話サービスについての誕生ストーリーや大切にしている「こだわり」などを書いてみようと思います。

誕生ストーリー

「このコロナ禍になってからオンライン英会話始めたんですね!」と、よく言われるのですが、違うのです。実は2016年からオンライン事業はスタートさせていました。ただ当時は、セブ島でのミライズ留学をご卒業した生徒のアフターフォローとしての提供が中心だったため、ひっそりとノウハウを蓄積してきました。知るひとぞ知るってやつです。

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写真はサービス開始当初の様子。セブ校舎内のサーバールームにレッスンブースを3席のみ設置してほそぼそと授業を提供していました。なつかしい。

このようにスタートしたオンライン事業。そこでやってきたコロナ。移動が伴う「留学」や「通学」のサービス提供が難しくなる中で、白羽の矢が立ったのがオンライン事業だったのです。

全てのサービスをオンライン対応が可能な形にに切り替えるしかない。

しかし。
言うは易し、行うは難し。

傍から見ると、対面だろうがオンラインだろうが授業内容はあまり変わらないので、ササっと切り替えできそうに思われがちですが、これが大変なのです。

オンラインが「主」となることによるオペレーションの大規模変更、対面授業しかやった事のない講師のトレーニング、オンライントラブルへの対処、そしてデジタルに弱い僕ら。。

対面とオンラインは、似て非なるものでしたので、実に骨の折れる作業でした。

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ただ、その移行過程において良かったことは、4年前から既にオンラインをスタートしていた事でした。特に最も時間と手間の掛かる「オンライン授業用カリキュラム」と「予約システム」を自前で持っていたことは、本当に幸運でした。

仮にあの時、ゼロから準備する必要があったとしたら、オンライン化は断念していたかもしれません。

さて、どうやら準備は整いそうだけど、当然そこにはオンライン専業で行っている競合他社がひしめき合っている市場。そこで選ばれていく為には、ミライズにしかないバリューを出していく必要があります。

「既存のオンライン英会話事業者ができていない事は何か?」について、考えていくに連れて、徐々に自分達のサービスの進むべき道が見えてきました。対面サービス出身のミライズだから出来ること。10年近くサービス提供してきたミライズだから気付けた学習者の課題。

これらを踏まえて、ミライズのオンラインは他社の真似事ではない、僕ららしい「こだわり」を詰め込んだサービスとして、昨年10月よりリスタートすることとなりました。

こだわり① 講師の質

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この点は生徒がオンライン事業者を選ぶ上で重要視している点ですね。

ここで言えば、僕らの元々の本業は社会人を専門とした留学事業であり、その中でも講師の質に定評のある事業者であると自負しています。

先生のこだわりに関する詳細は違うエントリーでも書こうと思いますが、オンライン事業者の多くは、いわゆるフリーランスやパートタイマーの英語講師が中心だと思いますが、ミライズでは正社員としてじっくり育てている講師が中心となります。つまり外注ではなく「内製」ですね。

また、ミライズで働く全ての講師は、セブ校で活躍すれば日本校で働くチャンスを得られるキャリアパスを用意しているため、日本で働くことを夢見る優秀な人材達がフィリピン全土から集まってくる仕組みが既に出来上がっています。

このように、2013年にセブ島で留学事業をスタートして以来、優秀な講師が集まる仕組みと、その講師を育てていく仕組みを磨き上げているからこそ、自信を持ってご提供できるクオリティの講師しかいないと断言できるかと思います。

他社からしたら実現が難しいけど、ミライズなら実現できる一番の「こだわり」です。オンラインであっても、変わらずにこだわりを持ち続けて優秀な講師が当たり前のサービス提供をお約束します。

こだわり② 濃密な「50分」授業

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通常のオンライン英会話は25分が多いです。

これは主に2つ理由があるのではと思ってまして、1つは、ユーザー側として隙間時間で授業が行えることで受講頻度が上がります。なのでユーザーのライフスタイルの中に英会話が溶け込みやすい特徴があります。2つめは、事業者側としては、1人の講師で多くの授業コマ数を提供することができます。仮に1日8時間労働であれば、1日に16コマ以上。つまり、講師数に対して、多くの生徒数を抱えることができるのです。

ミライズとしても事業効率を考えると25分授業という選択肢もあったのですが、最重視したのは「学習効果」でした。僕らの提供価値は毎日の授業ではなく、英語を喋れるようになる未来。そこをブラさず考えると1コマに対して「50分」が僕らとしての答えでした。

ただ話すだけの25分ではなく、学習を定着させ効果を出す50分。1つのトピックを深く掘っていく濃密な時間をお約束します。事業運営側としては非効率な部分もありますが、オンラインで真剣に英語を伸ばしたい方にとってベストなサービスでありたいと思っています。

こだわり③ 復習の仕組化

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オンライン英会話に限らずですが、英語学習の問題点の一つに「やりっぱなし」があると思っています。厳しいこと言えば、毎日授業を受け続けても、やりっぱなしになっていたら英語は伸びません。絶対に。

ミライズでは、この問題を解決するために「noteE(ノーティー)」というアプリを開発しました。みなさん授業中に紙のノートを取ると思いますが、そのノートの管理が出来てないこと多くないですか?また、きちんと見返したことありますか?行方不明になってませんか?

noteEでは、ノートをアプリ内で管理することで、学びの内容がきちんと整理されて管理されることになります。そしてさらに嬉しいのが、先生側も授業内容のノートをアップしてくれるので、アプリを開くだけで、授業の復習が効率よくできる仕組みとなっています。また先生のホワイトボードの内容を写真に撮って一緒に保存する機能や、音読を録音する機能など、「復習」を手助けする様々な機能が実装されている点が特徴です。

授業を行う→noteEを入力する(復習1)→先生のnoteEノートを確認する(復習2)→次の授業前にもノートを確認する(復習3)→学習内容が定着する。

英会話攻略の鍵は授業→復習サイクルの定着にあり!だと考えています。

こだわり④ オンライン+「α」

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オンラインは確かに便利でコストパフォーマンスの高い学習方法なのですが、弱点の一つとして挙げられるのが「強制力がない」ことです。申し込んだはいいものの、しっかりとオンライン学習を習慣化できる方は多くないのが現実かと思います。

そういった挫折してしまう可能性が高いことを想定して、他のサービスとオンラインを組み合わせる事で学習継続をバックアップする仕組みを整えています。

具体的には、学習者の状況に応じて「オンライン」、「スクール(通学)」、「英語コーチング」、「留学(休校中)」といったサービスをワンストップで提供できることで、学びの継続性を担保できる点が大きなメリットだと思います。

例えば「オンライン×日本人英語コーチ」、「オンライン×通学(都内)」という形で、オンライン学習の弱点を補っていくことで、学習者の目標達成に向けた様々なサポートを提供することが可能です。

どんな方におススメか?

このように、「質の高い講師」が「濃密な50分授業」を行い、「復習もアプリで仕組化」され、オンライン以外の「+αのサポート」も充実しているようなサービスを求めている人。それは一言で表現すると、

「オンラインだが、本気で英会話をやりたい人」

 に向けて作っています。

オンライン英会話は、その安さが目立つために、どちらかと言えばライトな英会話ユーザーが多い傾向にあります。そして、そのニーズに対するサービスを提供している事業者は多くあるので、僕らはその方向では勝負しようと思ってません(その方向でやっても勝てません....)。

本当は「通学」や「留学」など対面での授業をガッツリやりたいけども、このコロナ禍においてやむなくオンラインで英会話を始める方も多いと想像しています。そのような英語学習を「本気」で取り組みたい方にとっての受け皿として、ミライズを活用して頂ければいいなと思っています。

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なので、授業内容は濃いです。宿題も出ます。復習も予習も必須になります。そのような環境を望むような方は、ぜひ受講をご検討いただければと思います。

これまでのオンライン英会話事業者が提供出来なかったようなサービスを目指して、これからもレベルアップしていきますので、どうぞご期待ください!

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